SPI言語【文章完成】問題 3

問題

次の文章を完成させるために、空欄に入る最も適切なものを、選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

学習中の失敗は、理解が不十分な部分を明らかにする手掛かりになる。ただし、同じ誤りを繰り返すだけでは、失敗が自動的に成長へ結び付くわけではない。どのような考え方や手順が誤りを生んだのかを振り返り、次の行動を具体的に変えることが重要である。つまり、(         )。

【選択肢】

  1. 失敗の回数が多いほど、自分の弱点を詳しく理解できるようになる
  2. 正しい方法を知っていれば、誤りの原因を改めて検討する必要はない
  3. 失敗を学びに変えるには、その原因を分析し、次の試みに生かす必要がある
  4. 同じ失敗を避けるためには、難しい課題への挑戦そのものを控えるべきである
  5. 誤りに気付いたときは、自分で考えるよりも経験者の方法をそのまま採用する方がよい
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【解答】

3

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解説

【完成した文章】

学習中の失敗は、理解が不十分な部分を明らかにする手掛かりになる。ただし、同じ誤りを繰り返すだけでは、失敗が自動的に成長へ結び付くわけではない。どのような考え方や手順が誤りを生んだのかを振り返り、次の行動を具体的に変えることが重要である。つまり、失敗を学びに変えるには、その原因を分析し、次の試みに生かす必要がある。

【解説】

正解:3

本文では、学習中の失敗には、自分の理解が不十分な部分を知る手掛かりになるという意義があると述べています。

しかし、失敗したという事実だけで、自然に成長できるわけではありません。同じ誤りを繰り返しているだけでは、学習方法や考え方は改善されないからです。

本文で重要だとされているのは、次の二点です。

  • どのような考え方や手順が誤りを生んだのかを振り返ること
  • 振り返った結果をもとに、次の行動を具体的に変えること

空欄の直前には「つまり」とあります。「つまり」は、それまでに述べられた内容をまとめたり、言い換えたりする働きを持ちます。

選択肢3の、

失敗を学びに変えるには、その原因を分析し、次の試みに生かす必要がある

は、本文中の「誤りを生んだ考え方や手順の振り返り」を「原因を分析する」とまとめ、「次の行動を具体的に変えること」を「次の試みに生かす」と言い換えています。

本文全体の結論として最も適切なので、正解は3です。

選択肢1が誤りの理由

失敗の回数が多いほど、自分の弱点を詳しく理解できるようになる

失敗を経験すると、自分の弱点に気付く場合があります。そのため、本文の冒頭だけを見ると、選択肢1も正しいように見えます。

しかし本文では、同じ誤りを繰り返すだけでは、失敗が成長に結び付くわけではないと述べています。

失敗の回数が増えても、原因を振り返らなければ、弱点への理解が深まるとは限りません。

選択肢1は、失敗の回数と学びの深さを直接結び付けているため誤りです。

選択肢2が誤りの理由

正しい方法を知っていれば、誤りの原因を改めて検討する必要はない

正しい方法を知ることは、誤りを直すうえで役立ちます。

しかし、なぜ間違えたのかを理解しないまま正しい方法だけを覚えても、考え方や条件が少し変わったときに、同じ種類の誤りを繰り返す可能性があります。

本文は、誤りを生んだ考え方や手順を振り返ることが重要だとしています。

したがって、原因の検討は不要だとする選択肢2は、本文に反します。

選択肢4が誤りの理由

同じ失敗を避けるためには、難しい課題への挑戦そのものを控えるべきである

難しい課題を避ければ、失敗する回数は減るかもしれません。

しかし、本文は失敗そのものを避けるべきだとは述べていません。失敗を手掛かりとして原因を振り返り、次の行動を改善することが重要だとしています。

選択肢4は、失敗から学ぶのではなく、挑戦をやめる方向へ結論を広げているため不適切です。

選択肢5が誤りの理由

誤りに気付いたときは、自分で考えるよりも経験者の方法をそのまま採用する方がよい

経験者の助言や方法を参考にすることは、学習を進めるうえで有効な場合があります。

しかし本文が重視しているのは、自分の考え方や手順のどこに問題があったのかを振り返ることです。

経験者の方法をそのまままねるだけでは、自分が誤った原因を理解できるとは限りません。また、本文には、自分で考えることより経験者の方法を優先すべきだという主張もありません。

したがって、選択肢5は本文から導けません。


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