SPI言語【長文読解】問題 5

問題

次の文章を読み、後の問いに答えなさい。

人に何かを教えるとき、正しい答えを伝えることは重要である。しかし、答えだけを示せば、相手が同じような問題を自分で解けるようになるとは限らない。答えに至る考え方が分からなければ、条件が変わっただけで対応できなくなるからだ。

たとえば、計算問題で間違えた人に正しい式だけを教えても、なぜその式を使うのかが理解されていなければ、別の問題で同じ間違いをする可能性がある。どこで考え違いをしたのかを確認し、問題の条件と式の関係を説明することが必要である。教える側がすぐに説明するのではなく、相手に考えた過程を話してもらうと、理解できていない部分を見つけやすい。

教えることの目的は、目の前の問題を終わらせることだけではない。相手が次に自分で判断できるようにすることである。そのためには、答えを与える速さよりも、考え方を言葉にし、確認する時間を大切にしなければならない。時には、すぐに答えを示さず、考えるための手がかりを与えたり、「なぜそう考えたのか」と問いかけたりする方がよい場合もある。よい説明とは、相手の代わりに考えることではなく、適切な問いかけを通して、相手が自分で考えられるように支えることなのである。

本文の内容と一致しないものを選びなさい。

【選択肢】

  1. 答えだけを伝えても、条件が変わると対応できない場合がある。
  2. 教える際には、相手が考える前に正しい答えをすぐ示すことが最も重要である。
  3. 相手に考えた過程を話してもらうと、理解不足の部分を見つけやすい。
  4. 教える目的には、相手が次に自分で判断できるようにすることも含まれる。
  5. 場合によっては、答えではなく考える手がかりを与える方法も有効である。
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【解答】
2

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解説

本文では、正しい答えをすぐに示すだけでは、相手が別の問題に対応できない可能性があると述べています。

重要なのは、答えに至る考え方を確認し、適切な問いかけや手がかりを通して、相手が次に自分で判断できるよう支えることです。

したがって、「相手が考える前に正しい答えをすぐ示すことが最も重要」とする2は、本文と一致しません。

1・3・4・5は、いずれも本文に書かれている内容と一致します。


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