SPI構造把握【言語】問題 5

問題

次のア~オの文は、二つの出来事が示される順序によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
会議では結論が出なかった。参加者の意見が大きく分かれていたのである。

【Q】
会議では結論が出なかった。話し合いは翌週に持ち越された。

ア.予定していた電車に乗れなかった。予定より遅く自宅を出たのである。
イ.駅前に新しい商業施設が開業した。周辺を歩く人の数が以前より増えた。
ウ.商品の発売日が延期された。最終的な安全確認がまだ終わっていなかった。
エ.システムに重大な不具合が見つかった。一部のサービスは一時的に停止された。
オ.計画は予定どおりに進まなかった。必要な人員を確保できていなかった。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・イ・ウ
2.イ・ウ・エ
3.ア・ウ・オ
4.ア・エ・オ
5.ウ・エ・オ

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【解答】
3

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解説

この問題では、二つの出来事のうち、原因と結果のどちらが先に示されているかに注目します。

Pの例文は、

「会議では結論が出なかった」
←
「参加者の意見が大きく分かれていた」

という関係です。

最初に「結論が出なかった」という結果が示され、その後に、なぜそのような結果になったのかという原因が説明されています。

したがって、Pは、結果を先に示し、その後で原因や理由を説明する構造です。

一方、Qの例文は、

「会議では結論が出なかった」
↓
「話し合いは翌週に持ち越された」

という関係です。

最初の出来事を受けて、その後に新しい出来事が生じています。「結論が出なかったこと」が、話し合いを持ち越す理由や契機になっています。

したがって、Qは、原因や契機となる出来事を先に示し、その後で結果を述べる構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:最初に「電車に乗れなかった」という結果を示し、その後に「予定より遅く自宅を出た」という原因を説明している。
    → 結果→原因なのでP
  • イ:商業施設が開業したことをきっかけに、周辺を歩く人が増えている。
    → 原因・契機→結果なのでQ
  • ウ:最初に「発売日が延期された」という結果を示し、その後に「安全確認がまだ終わっていなかった」という原因を説明している。
    → 結果→原因なのでP
  • エ:重大な不具合が見つかったことを受けて、一部のサービスが停止されている。
    → 原因・契機→結果なのでQ
  • オ:最初に「計画が予定どおりに進まなかった」という結果を示し、その後に「必要な人員を確保できていなかった」という原因を説明している。
    → 結果→原因なのでP

したがって、Pに属する文はア・ウ・オです。正解は3です。

この問題では、どちらのグループにも原因と結果の関係があります。違いは、原因と結果の内容ではなく、文の中で示される順序です。

見分けるときは、次のように言い換えてみると分かりやすくなります。

  • 「この結果になった。なぜなら、~だったからだ」
    → 結果→原因なのでP
  • 「この出来事があった。その結果、~になった」
    → 原因・契機→結果なのでQ

ア以外の文には、「からである」「そのため」などの接続表現が明示されていません。そのため、二つの出来事の関係を文全体の意味から判断することが重要です。


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