この記事では就活を行う26卒や27卒の為にWEBテストのSPIの損益算に裏ワザはあるのか、難しい問題もコツと公式を覚えれば攻略できるので、練習問題も含めてわかりやすく紹介していきます。
SPIの損益算は非言語が苦手な学生からしたら難しいと思い込み、捨てる判断をしてしまう場合もあると思います。
しかし損益算は就職後のあらゆる仕事で使われやすい計算なので、SPIの損益算を捨てるのはあまりにも危険です。
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それからSPIの損益算について練習問題も含めて紹介していきます。
SPIの損益算に裏ワザはある?結論│ない
SPIの損益算に裏ワザはないのか?と簡単に攻略できる裏ワザを探す学生も居ると思いますが、結論から言うと裏ワザはありません。
損益算はある種単純な計算で、数学的に考えるよりもビジネス的に考えた方が分かりやすいです。
SPIの損益算には以下5つの用語が登場するので、必ず覚えてください。
- 原価
- 仕入れ値(原価と同じ意味)
- 定価
- 売値
- 利益
それではSPIの損益算に裏ワザはありませんが、わかりやすく公式を紹介していきます。
SPIの損益算の公式をわかりやすく解説
1. 原価+利益=定価または売価
2. 原価×(1+利益の割合)=定価
3. 原価×利益の割合=利益
4. 定価×(1-割引率)=売価
損益算とは何か商品や物・サービスを販売する時に考える事です。
- 〇〇円の利益を得るにはいくらで売ればいいか?
- 〇〇円で販売したときの利益または損失はいくらか?
などを考える計算のことなので、これから社会に出るにあたって基本的な計算でもあります。
原価(仕入れ値)
原価とは「販売額」から「利益」を除いた金額の事です。
例えば一つの野菜を150円で販売して利益が70円の場合、原価(仕入れ値)は80円になります。
原価(仕入れ値)というのはこういった単純計算で割り出す事ができます。
昨今では人気商品を購入し、フリマサイトなどで転売する行為が横行していますが、これも正規販売店から定価で仕入れた商品をフリマサイトで利益分を乗せて転売する行為です。
定価
定価とは「原価(仕入れ値)」に「利益」を足した金額の事です。
定価も原価(仕入れ値)と同じように単純計算で答えが出せますね。
定価3,500円の人気商品がフリマサイトで18,000円で販売されていたとすると、転売ヤーは本来の定価3,500円が原価(仕入れ値)となり、利益14,500円を上乗せして販売した事になるので、フリマサイトで購入した消費者には18,000円が定価という事になってしまいますね。
本来は実店舗で定価3,500円で購入できたものが転売ヤーによるフリマサイトで18,000円で購入しないと買えないのはおかしい!!それが昨今の社会問題でもあります。
売値
売値とは「原価(仕入れ値)」に「利益」を足した金額の事です。
しかし、売値というのは流動的なもので、定価を基準にし、金額が上がったり下がったりします。
原価(仕入れ値)80円の野菜に利益分70円を乗せて販売すると定価は150円ですが、売れ残ってしまい値下げをして130円で販売したら売れた。この場合売値が130円という事です。
転売ヤーが定価3,500円の人気商品がフリマサイトで18,000円で販売したものの、なかなか売れずに17,000円、16,000円と値下げを続けて13,000円で売れたら、売値は13,000円です。
もちろん売値はこのように販売価格を下げたものだけでなく、販売価格が上がったものも、消費者が最終的に購入した金額が「売値」です。
利益
利益とは「定価」もしくは「売値」から「原価(仕入れ値)」を引いた金額の事です。
ビジネスにおいて一番重要なのがこの「利益」ですね。利益が出なくては自分の儲けがないので資産は増えません。
原価(仕入れ値)80円の野菜を定価150円で販売すると、利益は70円になります。
この正規販売では考えられない利益を上乗せして販売するのが転売ヤーなので、転売ヤーが嫌われてしまうのも頷けますね。
このようにSPIの損益算の事を社会問題となっている転売で考えると非常にわかりやすく、理解しやすいと思います。
また、SPIの損益算をはじめ、非言語のその他問題の公式はこちらの記事からご確認ください。
SPIの損益算の練習問題を無料公開するから捨てるのはやめよう
それではここからはSPIの損益算の練習問題を無料公開するので、損益算が苦手な場合はここで練習を行っておきましょう。
その他のWEBテストの練習問題で気になるものがありましたら、下記URLより当サイトが公開している無料の練習問題を行ってください。
- SPIの言語・非言語の無料練習問題はこちら
- SPI構造把握の無料練習問題はこちら
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問題①
ある商品を定価の15%引きで販売したところ、原価の30%の利益が出た。この商品の定価が1300円のとき、原価はいくらか。
【選択肢】
A. 800円 B. 850円 C. 900円 D. 950円 E. 1000円
解答と解説を見る
【解答】B. 850円
【解説】
売値=1300×0.85=1105円
原価=aとすると、利益=1105−a=0.3a
よって、1105=1.3a → a=1105÷1.3=850円
問題②
原価600円の商品を、定価の20%引きで販売したところ、40円の損失が出た。このときの定価はいくらか。
【選択肢】
A. 680円 B. 700円 C. 720円 D. 740円 E. 760円
解答と解説を見る
【解答】B. 700円
【解説】
売値=原価−損失=600−40=560円
定価の20%引きで560円なので、定価×0.8=560
定価=560÷0.8=700円
よって、答えは700円
問題③
原価850円の商品を、定価の15%引きで販売して20%の利益を得るためには、定価をいくらにすればよいか。
【選択肢】
A. 1050円 B. 1100円 C. 1150円 D. 1200円 E. 1250円
解答と解説を見る
【解答】D. 1200円
【解説】
定価=x円とする。売値=0.85x
この売値で原価850円に対し20%の利益を得るには、
0.85x = 850 × 1.2 = 1020 → x = 1020 ÷ 0.85 = 1200円
よって定価は1200円
問題④
ある商品を1200円で仕入れ、50%の利益が出るように定価をつけた。その後、在庫処分のため定価の30%引きで販売したところ、実際の利益は何%だったか。
【選択肢】
A. 2% B. 5% C. 8% D. 10% E. 12%
解答と解説を見る
【解答】B. 5%
【解説】
定価=1200×1.5=1800円
販売価格=1800×0.7=1260円
利益=1260−1200=60円
利益率=60÷1200×100=5%
問題⑤
2種類の商品AとBを仕入れた。Aは原価400円で30個仕入れ、25%の利益を乗せた価格で販売。Bは原価500円で50個仕入れたが、10個が売れ残り、残りは20%引きで販売された。全体での利益が4880円だったとすると、商品Bの販売価格はいくらか。
【選択肢】
A. 540円 B. 550円 C. 560円 D. 570円 E. 580円
解答と解説を見る
【解答】C. 560円
【解説】
商品Aの利益:1個あたり400×0.25=100円、30個で100×30=3000円
商品Bは40個をx円で販売、10個は0.8x円で販売
Bの利益=(x−500)×40+(0.8x−500)×10
合計利益=3000+(x−500)×40+(0.8x−500)×10=4880
整理すると:3000+40x−20000+8x−5000=4880 → 48x=26880 → x=560円
よって、答えは560円
SPIの損益算は捨てるな!練習問題を行う効率的な方法
SPIの損益算の練習問題や公式を公開してきましたが、SPIの損益算の練習問題を行うにあたって大切な事があります。
それは、最新性です。企業で出されるSPIというのは定期的にアップデートされるので、常に新しい問題に対応していかなくてはいけません。
そのために最適な練習方法というのは、ESなしでSPIを受けられる企業を踏み台企業としてSPIの練習を行う事です。
ESなしでSPI練習が受けられる企業情報に関してはこちらの記事を参考にしてください。
SPIの損益算は踏み台企業だけでなく自宅で無料摸試も受けられる
実際に企業でWEBテストのSPIやテストセンターのSPIを受ける事も可能ですが、日ごろからの練習は自宅で気軽に行える無料摸試が一番です。
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また、本番形式のSPIはこちらで摸試も出来るので一度やっておく事をおすすめします。
このSPI対策摸試は無料で行えるのでWEBテスティングのSPIを極めるためにも試してみてくださいね。
【SPI】損益算に裏ワザは?難しい問題もコツと公式の覚え方で変わるから捨てるなまとめ
SPIの損益算について参考になりましたでしょうか。SPIの損益算に裏ワザはなく、難しい問題でもコツと公式さえ覚えてしまえば捨てるような愚策をせずに済みます。
この記事では昨今社会問題にもなっている転売を元に損益算の説明をしてきましたが、このように「こういう覚え方なら分かりやすい」という自分なりの覚え方を見つけるのが、SPIの損益算を解く一番のコツですね。
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SPIを開発したリクルートマネジメントソリューションズの企業情報
会社名 | 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ |
英文社名 | Recruit Management Solutions Co., Ltd. |
創業 | 1963年 |
設立 | 1989年 |
資本金 | 1億5千万円 |
売上高 | 212億1千万円(2023年3月期) |
従業員数 | 585名(2023年4月1日時点) |
代表者 | 代表取締役社長 山﨑 淳 |
本社所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-16 住友不動産田町ビル東館 4F (登記上本社)東京都千代田区丸の内1-9-2 0120-878-300 TEL:03-6331-6000 |
拠点所在地 | 東海 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-1-1 日土地名古屋ビル 関西 〒530-8240 大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース 新潟・山形(庄内)<オフィシャルパートナー> 株式会社マネジメントソリューションズ 〒951-8122 新潟県新潟市中央区旭町通1番町754-27 メゾン・ド・コリン201 |
研究所 | ■組織行動研究所 組織・人材マネジメント領域において幅広く調査・研究・情報発信を行う弊社の研究部門です。1963年のアセスメント事業の発足以来、組織行動学、産業組織心理学などの情報収集を行ってきた研究・開発部門を母体に、2004年に設立しました。 ■測定技術研究所 心理測定技術をベースとしたアセスメントやサーベイの商品開発および品質の維持・向上,測定技法や経営人事テーマに関する調査・研究を行う弊社の研究部門です。1964年に日本リクルートセンターに発足したテスト部の開発部門を前身とし、総合検査SPIなどを開発してきました。 ■HR Analytics & Technology Lab 人事課題の解決をアナリティクスによって加速させるため、アセスメントやサーベイを中心とした人事データ利活用の推進を行う技術開発部門です。2017年に発足し、開発した分析技術の学会発表やクライアント提供を主に行っています。 |
Webサイト | https://www.recruit-ms.co.jp/ |
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