この記事では大学3年生の早期内定はいつ頃どんな企業からどうやってもらえるのか、そして内定率はどれくらいかなど、手遅れにならないための就活対策を解説していきたいと思います。
大学3年生のうちにどういう動きをするのかによって早期選考で内々定をもらう事が出来るのか、この記事で全てまとめていきますので参考にしていただければと思います。
大学3年の早期内定はいつ?内定率を公開
大学3年生で早期内定をもらうとなると、いつくらいの時期が多いのか、外資就活ドットコムの調査報告から内定をもらう時期を見てみましょう。
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このデータを見てみると、9月から内定を取る就活生が増え、12月にピークを迎えているのがわかります。
大学3年生の内定率
大学3年生でいつ頃から内定が出始めるのかが分かったところで、次に気になるのが内定率ですよね。
2024年1月時点で、学生の半数近く(45.9%)が内定を獲得しています。
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こちらのデータも外資就活ドットコムが調査した結果になります。
調査期間:2023年12月-2024年1月
調査方法:WEBアンケート
対象:2025年卒業予定の外資就活ドットコム会員(大学生/大学院生)
有効回答数:314名
・各項目の比率において、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
・本調査を引用される際には、「外資就活ドットコム調べ」と必ずご記載ください。
この結果から分かる事は、大学3年生のうちに早期内定を獲得する学生が多いという事です。
調査の範囲が25卒予定の外資就活ドットコム会員に絞られているので、有効回答数が314名と決して多いわけではないですが、この314名の中でも大学3年生の9月から内定を獲得する学生が増えているのは事実です。
それでは、大学3年生の9月から早期内定の獲得者が増える理由について解説していきます。
大学3年が早期内定を獲得できる理由
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大学3年生が早期内定を獲得している理由は、結論から言うとインターンに参加した結果です。
外資系を中心に、経団連に加盟していない企業は卒業・修了年度の6月1日から採用選考活動開始というルールを守る必要がありません。
また、経団連に加盟している企業でもルールを守っていない可能性が高く、優秀な学生の囲い込みが横行しております。
なので、大学3年生のサマーインターンから秋、冬のインターンで優秀な学生に採用選考のプロセスが省略されたり、内定に繋がったりしています。
それでは、どのくらいの人がインターンに参加し、内定までの優遇を受けているのか、内閣府が実施した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」を見てみましょう。
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インターンに参加した事により、沢山の良い影響、メリットがある事が分かりますが、この中でとくに着目したい項目があります。
採用選考の際のプロセスが一部省略されるなど、採用選考上の優遇が受けられた | |
半日間または1日間等のインターン | 29.2% |
5日間以上のインターン | 37.5% |
参加した企業から内々定を受けることにつながった | |
半日間または1日間等のインターン | 21.2% |
5日間以上のインターン | 32.3% |
インターンを受ける事で、明らかに内定へと繋がるプロセスで優遇されています。
それでは続いて、早期内定を得るためのインターンを探す方法を紹介します。
大学3年が早期内定のためにインターンを探す方法
大学3年生でインターンを探すという事は、早期内定も意識した探し方になると思います。
早期内定を意識した探し方となると、必ずやっておきたいのが適性検査です。自分の資質や強みを理解して、自分の強みを活かせる企業のインターンに参加した方が、そのまま内定直結になる可能性が非常に高いです。
大学3年生のインターンの探し方は適性検査を行う事から
では、どのような適性検査を行えば良いかというと、適性検査にも色々とあります。無料で自分の性格や特徴を診断できるツールがあるのでご紹介します。
サイト名 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
企業数・規模 | 参加8500社 | 参加600社 | 参加6500社 | 参加17000社 |
逆オファー率 | 99% | 99.6% | 3種類 | 93.6% |
適性検査 | OK | OK | OK | OK |
費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
学生満足度3年連続No.1という驚異的な数字を保ち、プロフィール記入率が80%を超えれば99%の確率でオファーが届く優れものです。大手であるベネッセ独自の適性検査もあるのが嬉しいです。
15万人の学生が利用しているサービスで、各企業のセミナー動画を観たり、SPI対策である適性検査も行えます。そして就活生の独自SNS機能もあるので、インターン情報などを交換する事ができるのも嬉しいところです。
キミスカのスカウトはゴールド/シルバー/ノーマルの3種類に分かれており、ゴールドスカウトはなんと全体の4%しかない希少なスカウトをもらう事ができます。SPI対策はかなり評判が良いので、SPI対策を頑張りたい学生に向いています。
適性診断【AnalyzeU+】は累計100万人の診断結果に基づいた分析ができるので、分析結果に基づいた就活を行うのも可能です。プロフィールを80%入力すれば93.6%のオファー受信率の高さも特徴の一つです。
このように適性検査が可能な逆求人型の就活サービスはいくつかあるので、どこを利用したら良いか分からない・・・という時は
がおすすめです。もちろん無料なので全てのサービスに登録し、適性検査を受けるのもありです。
そして次に行って欲しい事はインターンで参加する企業を探す事です。
適性検査の後は参加するインターンを探す
それではここからが実際のインターン探しです。適性検査を行って事で、自分の力を活かせそうな業種や企業の目ぼしがついてきたら、次は就活エージェントの力を借ります。
就活エージェントとは、無料で登録し、就活をサポートしてくれるサービスで、ES(エントリーシート)の書き方や面接対策、そして募集を行っている企業を紹介してくれたりと、親身にサポートしてくれます。
インターンを探すにあたり、登録しておきたい就活エージェントは下記になります。
サイト名 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
企業数・規模 | 量より質を重視 | 参加1000社 | 参加1200社 | 参加1000社 |
就活エリア | 関東 | 全国(関東中心) | 全国 | 関東 |
ウェブ面談 | OK | OK | OK | OK |
費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
量より質の就活サポートをしてくれる事に定評があり、2023年度は最短で一週間で内定を獲得する程のマッチング力を保っています。
最短2週間のスピード内定で、定着率も92%という高さを誇っています。ZOOMや通話で全国どこからでも相談できるのも嬉しいところです。
ベンチャーや成長企業に強いのが特徴で、WEB面接完全攻略、WEB面接の服装や場所などについてのノウハウが書かれた虎の巻のような裏技本がダウンロードコンテンツとして用意されているのが嬉しいです。
就活のノウハウ・業界研究・職種研究などのような就活TIPSや企業参加型のマッチングイベントを開催しているのも特徴で、通常の就活エージェントのような動き以外のところでも企業との機会を提供してくれます。
就活エージェントはインターンの探し方や、インターンの対策も行ってくれるので、登録して損がないサービスです。
インターンを受けるのも面接対策が必要
早期内定のためにインターンを受けるためには、やはり面接が重要になってきますので、面接対策をしっかり行いましょう。面接対策は自分のESを元にオンラインで一人で本番さながらの面接練習ができる「就活共通テスト」です。
「就活共通テスト」は無料で行えるサービスなのに、志望業界や特定企業における合格判定まで出るので本当に役に立ちます。
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就活は一度失敗すると同じ企業にはエントリーできなくなる過酷なシステムです。だからこそ、失敗しないようにしっかりと本番さながらの対策をしないといけません。それが可能なのが「就活共通テスト」なのです。
- 本番同様のプロセス
自分のESをもとにAI面接官が面接するので、まるで本選考のような体験を味わえます。周りに相談できる人がいなくても、24時間365日テストが可能です。面接官の質はリクルートの元常務取締役で面接歴約25年のメンバー監修によって担保されています。
- 合格判定の精度
約300の観点で評価し、合格判定を算出します。過去5年分の企業難易度をもとに独自の難易度ロジックを構築しています。また、有名企業の内定者にテストを受験してもらい、日々ロジックはアップデートされています。
- 細かなフィードバック
面接における強みや弱みが分かり、目線や表情、言葉遣いや話し方まで、個人では気づきにくい点を網羅的に指摘してもらうことが可能です。
\ 面接練習で合格判定が出る /
【大学3年】早期内定はいつもらった?まとめ
大学3年生が早期内定をいつもらったのか、内定をもらった方法などは参考になりましたでしょうか。
大学3年生にとってインターンは本当に重要なので、早期内定を狙うのであれば、必ずと言って良い程参加した方が良いです。
- 大学3年でどうして早期内定が出るのですか?
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外資系を中心に、サマーインターンや秋のインターン頃から、インターンが実質一次選考になり、優秀な人材を早めに確保するのが狙いでもあります。
- 採用選考開始は6月1日ではないのですか?
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6月1日から採用選考活動を開始するとルールを定めているのは経団連であり、経団連に加盟していない企業にとってはあまり関係なく、やはり優秀な人材を早めに確保するという狙いから、年々早め早めの内定が進められています。
- インターンに参加すれば誰でも早期内定をもらえるのですか?
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誰でも早期内定をもれるというわけではありません。即戦力になれそうな人材などを中心に内々定が出ます。ですので自分を活かせる企業にインターンに行くためにも適性検査は必ず行う事をおすすめします。
それでは早期内定に向けて、確実な一歩を歩み始めましょう。
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