【長文読解(チェックボックス問題)】問題 1

問題

次の文章を読み、後の問いに答えなさい。

写真や文書、映像などの記録をデジタル化すれば、多くの人が離れた場所から利用できるようになる。必要な資料を検索しやすくなる利点もある。また、原本に触れる回数を減らせるため、傷みやすい資料を守ることにもつながる。しかし、デジタル化した時点で、その記録が将来まで安全に残ると考えるのは早い。

デジタルデータは、保存している機器の故障や、誤った操作によって失われる可能性がある。また、古い形式のファイルが新しい機器で開けなくなることもある。そのため、複数の場所にデータを保存したり、定期的に新しい保存形式へ移したりする作業が必要になる。さらに、データが残っていても、いつ、誰が、どのような目的で作成した記録なのかが分からなければ、十分に活用できない。内容を説明する情報も、記録とともに管理する必要がある。

一方、デジタル化によって利用しやすくなった資料でも、著作権や個人情報の問題から、すべてを無条件に公開できるとは限らない。利用範囲を決めたり、必要な部分を非公開にしたりする判断も求められる。デジタル化は、保存や公開の問題を一度で解決する技術ではない。記録を長く残すには、データそのもの、内容を説明する情報、利用上の権利を継続的に管理しなければならない。利用者が必要な記録を見つけ、適切に使える状態を維持することまで含めて、初めて記録を保存したと言えるのである。

本文から確実に言えるものを、すべて選びなさい。

【選択肢】

  1. データを活用するには、作成時期や作成者などを説明する情報も重要である。
  2. デジタル化した資料は、著作権や個人情報にかかわらず、すべて公開できる。
  3. デジタル記録を長く残すには、保存場所や形式を継続的に管理する必要がある。
  4. 資料をデジタル化すれば、その後は保存形式を見直す必要がない。
  5. デジタル化によって、原本に触れる回数を減らせる場合がある。
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【解答】
1・3・5

解説

1:確実に言えます。
記録を十分に活用するには、作成時期、作成者、目的など、内容を説明する情報も必要です。

2:確実には言えません。
著作権や個人情報の問題から、すべてを無条件に公開できるとは限りません。

3:確実に言えます。
複数の場所への保存や、新しい保存形式への移行など、継続的な管理が必要です。

4:確実には言えません。
古い保存形式が新しい機器で開けなくなる場合があるため、定期的に形式を見直す必要があります。

5:確実に言えます。
デジタル化によって原本に触れる回数を減らし、傷みやすい資料を守れる場合があります。

したがって、正解は1・3・5です。


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