この記事では27卒や28卒向けにWEBテストのCUBIC適性検査とはどのようなWEBテストなのか、CUBIC(キュービック)で落ちる学生の特徴や、CUBICのWEBテスト(能力検査)の対策方法についても解説していきます。
CUBIC適性検査は株式会社ジィ・ディー・エル(GDL)が提供する適性検査で、他にも適性検査Compassも提供している企業です。
CUBIC適性検査はSPIや玉手箱とは異なる適性検査なので油断は禁物です。
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CUBIC適性検査はインターンシップや本選考などのWebテストでよく登場し、高学歴な学生も落とされてしまっているようなテストなので、この記事でCUBIC適性検査について理解を深めてもらえたらと思います。
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CUBIC適性検査とは?CUBIC適性検査について詳しく解説
CUBIC適性検査とは、20年以上の歴史を持つ適性検査で基礎能力検査と採用適性検査が行われます。
CUBIC適性検査の受検形式
CUBIC適性検査はWEB上で実施する一般的なWEBテストと、筆記試験として実施する2種類があります。
企業の選考で行われるCUBIC適性検査がWEBで行われるか、筆記で行われるかは企業によって異なるので、どちらで実施されるのかを予め把握しておくのも大切です。
WEB形式のCUBIC適性検査
CUBIC適性検査のWEB形式の場合、企業からメールで「この試験を実施してください」と案内が届きます。
URLが以下だった場合、CUBIC適性検査です。
- web-cubic.jp
- assessment.cservice.jp
なのできちんと対策をして臨むのが理想的ですが、CUBIC適性検査の場合、解答集などはあまり聞かないので解答集は期待しないようにしましょう。
万が一、解答集の販売があったとしても、内容が正しいとは限らないので注意が必要です。
またCUBIC適性検査のWEB実施の場合、一度試験を始めてしまうと途中で中断する事はできないので、通信環境や集中して行える環境を万全に整えてから行うようにしましょう。
レンタルスペースなどを利用するのも手ですよ。近場に丁度良さそうなレンタルスペースがあるかどうか、以下の「instabase」から検索してみると良いでしょう。
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筆記(ペーパー)形式のCUBIC適性検査
CUBIC適性検査の筆記試験は事前告知なく、面接の前後で行われる事もあるので注意が必要です。
WEBテストでSPIや玉手箱を行ったあとに、面接前にCUBIC適性検査の筆記試験というパターンもあるので、SPIや玉手箱を解答集で乗り切った学生はここで落とされてしまうリスクが非常に高いです。
つまり、CUBIC適性検査はSPIや玉手箱などのWEBテストを済ませた学生も予習しておいて損はない適性検査という事です。
CUBIC適性検査【基礎能力検査】各科目の検査時間と内容
| 科目 | レベル | 検査時間 | 内容 |
| 言語 | 基礎編 | 10分 | 語句の意味、文の完成など基本的な言語能力 |
| 応用編 | 10分 | 文章完成、内容把握など応用的な文章読解力 | |
| 総合編 | 5分 | 熟語の意味から長文読解までの総合言語能力 | |
| 数理 | 基礎編 | 20分 | 四則演算、単位の変換など基本的な計算能力 |
| 応用編 | 22分 | 文章問題、資料・データの読取などの応用力 | |
| 総合編 | 15分 | 四則演算から資料読取までの総合数理能力 | |
| 図形 | 基礎編 | 10分 | 図形系列の把握、図形の分割・構成などの知覚 |
| 応用編 | 10分 | 立体図形の展開図、位置関係などの形態知覚 | |
| 総合編 | 5分 | 平面から立体展開図まで総合的な形態知覚 | |
| 論理 | 基礎編 | 25分 | 単純なひらめき(推理力)、論理的な思考力 |
| 応用編 | 25分 | 複雑な判断推理力、理詰めの論理・思考能力 | |
| 総合編 | 15分 | 単純な推理から理詰めの論理までの総合思考力 | |
| 英語 | 基礎編 | 10分 | 基礎的な英単語・熟語の理解力、長文読解力 |
CUBICにはこれらの科目がありますが、殆どの企業が採用しているのが言語、数理、図形です。
基礎能力検査で言えば図形や論理の問題は他の適性検査ではあまり出題されない範囲なので、重点的に対策を行う必要があります。
しかし、難易度はそれほど高くなく、高校までの学校で習う内容になるので、苦手な科目を重点的に復習すると良いでしょう。
CUBIC適性検査【採用適性検査】の検査時間と内容
- 設問数:123問
- 検査時間:20分
CUBIC適性検査の採用適性検査は主に「意欲」「性格」「価値観」「社会性」の4つで評価します。
ただ、問題数に対して検査時間が短いので考えている暇はありません。
CUBIC適性検査の採用適性検査はある単語を見て連想するものに近いものを選択肢から選ぶというもので、明確な正解もあるわけではないのて直感的に答える心理テストや性格診断のようなものです。
CUBIC適性検査で企業が見ているポイント
CUBIC適性検査を行う事で、企業は学生の人柄が自社にマッチしているか、ストレス耐性があるかを見ています。
| 対人ストレス耐性 | 人とのコミュニケーションで生じるストレス耐性を測定します。 |
|---|---|
| 目標ストレス耐性 | 難しい目標や課題に直面した時に生じるストレス耐性を測定します。 |
| 繁忙ストレス耐性 | 忙しいこと、時間や手間を有する作業等が発生した際のストレス耐性を測定します。 |
| 拘束ストレス耐性 | 組織の決まりや職務上の制約で行動を制限された際にかかるストレス耐性を測定します。 |
| 総合ストレス耐性 | ストレス全般に対する耐性を測定します。仕事を最後までやり通すことができるかを見極める項目です。 |
近年退職代行などですぐに辞めてしまう新卒もいるので、企業側としてはそういったリスクを少しでも減らせるようにCUBIC適性診断を導入し、企業にとっても学生にとってもミスマッチがないようにしています。
また、大きな責任を伴うような仕事をする場合はどうしてもストレスがかかります。
こういったストレスで潰されてしまっては仕事にならないですし、組織の一員として働く以上、対人関係などのストレス耐性も重要になってくるので、こういったストレス耐性を知るためにも企業側はCUBIC適性検査を導入しています。
CUBIC適性検査で落ちる学生の特徴とは
CUBIC適性検査で落ちる学生の特徴とは、結論から言えば対策不足です。
何故対策が不足してしまうのかと言えば、一般的な適性検査であるSPIと玉手箱の対策でいっぱいいっぱいになってしまう学生が多いからです。
CUBIC適性検査で落ちる学生には、性格面と能力面の両方で“共通した傾向”があります。ただしここで重要なのは、特定の人格や能力そのものが悪いわけではなく、CUBICという検査の構造との相性によって結果が不利に出てしまう、という意味での特徴だということです。
CUBICは非常に精密に作られているため、本人の本質的な資質というより、回答の一貫性や思考の癖がそのまま評価に影響してしまうことが多く、理解不足のまま受けると本来の力をうまく示せずに落ちてしまうことがあります。
CUBIC適性検査の性格検査で落ちる学生の特徴
まず性格検査の面では、もっとも落ちやすい学生の特徴として“自分をよく見せようとしすぎる”という傾向があります。
しかしCUBICは同じ領域を別の角度から何度も問うことで、一貫性を厳密にチェックする設計になっており、理想化した回答にはどうしても矛盾が生まれます。
矛盾は「意図的に良く見せている」「素の状態が捉えられない」と判断され、信頼性の低いデータとして扱われます。
企業としては性格検査結果を“組織との相性”を見る基準に使うため、信頼性が低ければその時点で不合格に直結しやすく、本人の本質的な良し悪しとは関係なく脱落してしまうのです。
また、落ちやすい学生に目立つのが、回答が“曖昧すぎる”という特徴です。極端を避けて中庸の選択肢ばかり選ぶ学生は一見バランスが取れているように思えるものの、CUBICではむしろ“価値観が不明確”“主体性が弱い”“行動原理が読み取れない”と判断されることがあります。
企業は配属や業務特性と照らし合わせて人物像を解釈したいにもかかわらず、曖昧な回答ばかりだとその判断材料が得られません。そのため、“悪い性格”ではなく“判断しにくい人物”と評価されることで不合格につながるケースが少なくありません。
CUBIC適性検査の能力検査で落ちる学生の特徴
一方、能力検査の部分で落ちてしまう学生は、時間配分と形式理解の部分でつまずくことが多いです。
CUBICの能力検査は問題数が多いわりに制限時間が短く、SPIや玉手箱ほど“練習効果がそのまま得点に反映される”タイプではありません。
問題形式の癖を理解していない場合、簡単に見える問題に時間を使いすぎたり、逆に難問に固執してしまうことで全体のペースを崩してしまい、得られる得点が大幅に下がってしまいます。
さらに、能力検査で落ちやすい学生の特徴として“思考の切り替えが苦手”という点も挙げられます。
CUBICは分野が次々と切り替わるため、言語から数理、数理から図形、図形から論理へと短い時間で思考領域をスイッチする必要があります。
初めて受ける学生はここで大きなエネルギーを使い、頭が切り替わらないまま次の問題に突入してしまい、序盤でミスを重ねて焦り、後半でさらに集中力が落ちるという“負の連鎖”が生じやすいのです。これによって、本来の能力よりもかなり低いスコアが出てしまい、不合格になることがよくあります。
性格検査と能力検査の両方に言えることですが、CUBICで落ちる学生は「本心と回答がずれている」「問題と自分の思考のリズムが噛み合っていない」という特徴を持つことが多いのが共通点です。
CUBICは単なるテストではなく、回答者の素の特性や思考の安定性を測る仕組みになっているため、無理をしながら理想に寄せたり、形式に慣れないまま焦って取り組んだりすると、本来の魅力が正しく評価されません。
逆に言えば、落ちてしまう特徴の多くは“テストへの理解不足”に起因しており、改善可能なものです。慣れていくうちに一貫性も能力検査のテンポも安定していくため、初見の結果がすべてを決めるわけではありません。
CUBICは継続的に受けることで、自分の思考パターンや回答の癖を把握し、より自然体で臨めるようになる検査だといえます。
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とくにWEBテストは出題される問題の難易度もまばらなので、数理などが苦手な学生ほど使っておく事をおすすめします。
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CUBIC適性検査で落ちないように行う対策
CUBIC適性検査で落ちないためには、単純に問題を解く練習だけでなく、「自分の思考の癖や時間管理の感覚を整えること」が非常に重要になります。
そのため、いくら学力が高くても、焦りや読み飛ばしが生じると正答率が大きく下がってしまいます。
まず意識すべきは、CUBICにおける問題形式の特徴を理解し、どの分野が自分にとって苦手かを把握することです。能力検査では、推論や確率、集合など、論理的に情報を整理する力が問われますが、苦手分野を見極めて重点的に練習することで、全体の得点底上げが可能になります。
具体的には、まず問題を読む際に焦らず冷静に情報を整理する習慣を身につけることが大切です。
ここで大事なのは、解答のためにいきなり計算や推論に入るのではなく、まず条件を「視覚化」したり、「整理して矛盾がないか確認」することです。
条件を整理するプロセスを省くと、解答途中で混乱し、結果的に時間を浪費して誤答するリスクが高まります。CUBICでは正確に情報を整理できるかどうかがそのまま得点に直結するため、この基礎的な段階を軽視しないことが重要です。
時間配分を身に付ける事が落ちないための一番の対策
さらに、時間配分の感覚を身につけることも落ちないための鍵になります。
CUBICは1問あたりにかけられる時間が限られており、特に長文読解や複数条件の推論問題で時間を使いすぎると、後半の問題に十分な時間を残せなくなります。
時間配分を意識した練習を繰り返すことで、実際の試験でも焦ることなく、全体をバランス良く解くことができます。CUBICでは正答率よりも、制限時間内に解答を完了させる能力も評価の一部になっているため、この時間感覚を身につけることは落ちないために欠かせません。
また、苦手分野への重点的な対策も不可欠です。推論や集合、確率といった分野は、公式や暗記だけではなく「条件の整理」「論理の積み上げ」が重要であり、反復練習によってパターン認識力を養うことが有効です。
繰り返し問題に触れることで、どの条件がどのように作用するかを直感的に理解できるようになり、初見の問題でも冷静に対応できる力がつきます。
最後に、精神面の準備も忘れてはいけません。CUBICでは問題の難易度がやや高く、知らない形式の問題に直面すると焦りや不安が生まれやすくなります。
試験本番で焦りを抑え、冷静に問題と向き合うためには、模擬問題や過去問での実践練習が非常に有効です。実際の企業選考に近い時間制限や環境で繰り返し練習することで、心構えが整い、焦って誤答するリスクを大幅に減らすことができます。
CUBICで落ちないための対策とは、単に能力を伸ばすだけでなく、冷静さ・情報整理・時間管理・反復練習を組み合わせて、総合的に試験に強い状態を作ることなのです。
なので事前にどういった企業がCUBIC適性検査を導入しているのかを把握し、実際に企業の選考で出題されるCUBIC適性検査で練習を行いたい場合は下記記事も参考にしてくださいね。
CUBIC適性検査の能力検査の対策
就活はCUBIC適性検査のような適性検査だけでなく、ESやGD、面接などの対策もしなくはいけませんし、そのために企業研究や自己分析も必要で、本当に時間がありません。
先ずはCUBIC適性検査の出題範囲から見ていきましょう。
CUBIC適性検査の能力検査の出題範囲を把握しておく
CUBIC適性検査の能力検査は他の適性検査と比較しても出題範囲が広いです。
なので数理・論理分野で出題されやすい問題の公式を覚えておく事が大切です。
- 推論
- 場合の数
- 確率
- 集合
- 分割払い
- 損益算
- 速度算
- 代金の清算
CUBIC適性検査の推論の対策とコツ
CUBIC適性検査の推論問題に取り組む際に最も重要なのは、問題そのものの難易度よりも“論理の流れを乱さない姿勢”を保つことです。
CUBICの推論は、SPIや玉手箱のように公式や典型パターンを覚えて解くタイプとは少し異なり、どちらかといえば「短い情報の中から必要な要素だけを抽出し、それを矛盾なく並べ替えて結論を導く」という、思考の整合性や情報処理の秩序を重視する設計になっています。
そのため、推論のコツとは、速さの追求よりもまず“情報の整理の仕方”を整え、焦りによって論理が飛んでしまうことを避ける習慣を身につけることにあります。
CUBICの推論では、この“情報の扱い方”の差が得点の差に直結します。文章に含まれる条件が複数あったとしても、それらの関係を一度に理解しようとする必要はなく、むしろ順番に“関係図”として頭の中で描きながら進めた方がスムーズに読み解けます。
例えば、AとBの順序関係に関する条件が提示されたあとにCが追加されても、それをすべて一気に処理するのではなく、既存の関係図にCがどの位置に入り得るかを一つずつ検証するイメージで読むと、混乱が起きにくくなります。
この「積み重ねる読み方」が推論問題では非常に有効で、特にCUBICの問題構成では短い条件文が次々と現れるため、一つひとつの条件を丁寧に整理していく姿勢が、最終的にはスピードにも正確性にもつながります。
さらに、推論を正しく解くためには“飛びつかないこと”も重要になります。推論問題は選択肢の見た目が似ている場合が多く、直感で「これだろう」と判断しがちですが、CUBICはその直感の危うさを突くような作り方をしていることがよくあります。
一見正しそうな選択肢が実は微妙に条件を満たしていなかったり、逆に複雑に見える選択肢が最も矛盾のないものだったりするため、条件と選択肢の整合性を逐一確かめる姿勢が欠かせません。
もう一つ、CUBIC推論のコツとして特に大切なのは、問題の途中で“行き詰まった感覚”に陥ったときにどう振る舞うかです。
推論は数理や計算とは違い、計算手順を遡ってミスを発見することが難しいため、迷ったときは一度ほんの数秒でいいので条件の原点に戻り、初期の一番基本的な関係を再確認するという習慣が効果的です。
多くの受験者は迷った時点で焦り、条件を読み飛ばしたり、間違った推測をそのまま基礎にして考え続けてしまいます。これによって、最初の小さな誤解がその後の判断をすべて狂わせてしまい、最後には“答えが合っている気がしないまま選ぶ”という不安定な結論にたどり着いてしまうことが多くあります。
最後に強調したいのは、CUBICの推論で高い結果を出すには、単純な練習量よりも“日常的な情報整理の癖”が大きく影響するということです。
文章を読むときに主語と述語、因果関係と並列関係を自然と意識する習慣ができている人は、推論の条件文を読む際にも迷いが少なくなります。
逆に、文章を「重要度を見抜きながら読まない」癖があると、推論問題では常に情報量に振り回されてしまいます。つまり、推論のコツとは問題の裏技を覚えるというより、普段から論理の筋道を意識して思考する習慣を育て、本番ではその思考の流れを乱さないように静かに整えることなのです。
CUBICの推論は、受験者の“論理的な呼吸”をそのまま測るような試験であり、自分のペースを保ちながら条件の整合性を一つずつ積み上げる姿勢さえ崩さなければ、着実に結果は安定していきます。
CUBIC適性検査の推論の公式
推論はSPIでも出題されますが、CUBIC適性検査の推論も公式を覚えておく事が大切です。
| 種類 | ポイント |
|---|---|
| 推理(位置) | 問題文を記号などに置き換える ①条件(隣接しているか、隣接していないか)を図式化して整理する ・X→Y (例)XはYには接しているがZとは接していない ・X/→Z ②接している区画数を確認する |
| 推理(順序・トーナメント) | 記号を使って順列を図形化する ・AはBより早かった A>B ・AはBより早かったが間に1人いる A>□>B ・AはBよりひとつ早かった |
| 推理(論理) | さまざまな言い回しに注意する 発言の正誤を導く出題パターンを覚える SPIの論理の問題において、さまざまな表現で出題される。 ・「確実にいえる」 ⇒すべてにおいて正しい ・「明らかに誤り」 ⇒すべてにおいて誤り ・「必ずしも正しくない」 ⇒すべてにおいて正しくない。どれか誤ったケースがある ・「必ずしも誤りでない」 ⇒すべてにおいて誤りでない。どれか正しいケースがある ・「どちらともいえない」 ⇒与えられた資料・数値からは判断できない |
CUBIC適性検査の推論の例題
田中と鈴木は午後4時に公園で待ち合わせをしていた。
田中は自分の時計が4分進んでいると思っていたので、少し遅めに出発し、午後4時ちょうどに到着したと思っていた。
鈴木は自分の時計が3分遅れていると思っていたが、途中で財布を取りに戻ったため10分遅れて到着したと思っていた。
実際には、田中の時計は7分遅れていて、鈴木の時計は6分進んでいた。
実際にはどちらがどれだけ早く到着していたか。
1.鈴木のほうが田中より10分早かった
2.鈴木のほうが田中より8分早かった
3.鈴木のほうが田中より6分早かった
4.田中のほうが鈴木より12分早かった
5.田中のほうが鈴木より4分早かった
6.田中のほうが鈴木より2分早かった
解答と解説を見る
【解答】1
【解説】
田中の到着時刻:
田中は「4分進んだ時計を使って、4時ちょうどに着いた」と思っていたので、到着時点で田中の時計は「4時4分」を指している。
実際には時計は7分遅れなので、正しい時刻は「4時11分」。
鈴木の到着時刻:
鈴木は「3分遅れた時計を使って、4時に10分遅れて着いた」と思っていたので、到着時点で鈴木の時計は「4時7分」を指している。
実際には時計は6分進んでいるので、正しい時刻は「4時1分」。
よって、鈴木のほうが田中より10分早く到着していた。
CUBIC適性検査の確率の対策とコツ
CUBIC適性検査の確率問題に取り組む際に最も重要なのは、数学的な公式の暗記に頼りすぎず、状況を“具体的なイメージ”として捉える習慣を身につけることです。
確率は抽象的に感じられやすい分野ですが、CUBICの確率問題は高度な計算を要求するタイプではなく、むしろ「条件を整理して状況を把握し、そのうえで最も起こり得るパターンを冷静に選ぶ」という、情報処理の落ち着きと論理の一貫性を測るように作られています。
確率の問題でつまずく受験者の多くは、問題文を読んだ瞬間に「どう計算すれば良いのか」と焦って数式の方向へ走ってしまい、肝心の“状況の構造”を理解しないまま手を動かし始めます。
しかし、CUBICの確率問題では、この焦りが決定的なミスを生みやすく、数式だけを追う受験者ほど途中で「あれ、何を求めていたのか?」と分からなくなることがあります。
確率はまず“母集団・選択条件・起こり得るパターン”の三つが頭の中に明確にならなければ、どれだけ計算が得意でも答えにたどり着けません。最初の段階で問題の状況が視覚的に整理できているかどうかが、正確さとスピードを左右するのです。
例えば、「袋の中に赤3個・青2個が入っていて、1つ取り出す確率を求める」という問題なら、袋の中の玉が頭の中で“実物として見えているか”が大切です。
逆に、具体的な場面を思い浮かべられると、条件が変わっても自然と「赤を引いたら次はこうなる」「戻す場合なら元の個数に戻る」といったように流れを追いやすくなり、計算ではなく“状況の変化”で解き進められます。
これはCUBICの問題構成と非常に相性がよく、抽象的な確率の式に頼らないことで、迷いが最小限に抑えられるという効果があります。
つまり、問題が複雑に見えても、実際には「パターンが何通りあるのか」「それぞれのパターンが起こる確率はどう違うのか」を冷静に仕分ける作業が中心になります。
重要なのは、一度にすべてのケースを考えようとせず、一つのパターンを確実に整理してから次に移るという、丁寧な流れをつくることです。ここで焦って複数のケースを同時に抱え込むと、必ずどこかで状況を混同し、正答から遠ざかってしまいます。
また、確率問題では“分母と分子の意味を取り違えない”ことが非常に大切です。受験者がよく陥るミスとして、「全体の可能性」を把握する前に「当たりの数」を数えてしまい、初歩的な誤りで計算を誤るケースがあります。
たとえ式を立てなくても、分母は“全体が何通りあるのか”、分子は“そのうち条件に合うものが何通りか”という基本構造を理解し続けるだけで、確率の迷路に入り込みにくくなります。
これはCUBICが重視する“論理の筋道を保つ姿勢”とも一致しており、問題の本質から外れない考え方が結果として精度の高い回答を生みます。
最後に、CUBICの確率問題で安定して高いパフォーマンスを発揮するためには、思考のペースを一定に保つことが欠かせません。確率は一つのミスで全体が狂いやすい分野ですが、焦りが生まれるとそのミスが連鎖し、次の問題にも響いてしまうことがあります。
確率は直観ではなく“整えられた思考”で解く方がはるかに強く、CUBICのような制限時間のある試験でも、このスタンスが結果に直結します。
こうした一連の姿勢が身につくと、CUBICの確率問題は決して難しいものではなくなり、むしろ論理を積み上げる心地よさを感じながら解けるようになります。確率は計算よりも考え方の安定性が問われる領域であり、その安定した思考の流れこそが、CUBICが最も評価したい力に深くつながっているのです。
CUBIC適性検査の確率の公式
1. 「Pが起こる確率」= 「Pが起こる場合の数」 / 「全ての場合の数 」
2. 「AまたはBの確率」→ 2つの確率を足す
3. 「AかつBの確率」→ 2つの確率を掛ける
4. 「少なくとも・・・」→1-(問題文と反対の条件の確率)
「AまたはBが起こる」という事象をAとBの和事象といいます。
「AとBが同時に起こる」という事象をAとBの積事象といいます。
そして、事象Pに対して、Pが起こらないという事象をPの余事象といい、少なくともPが起こる確率=1-(Pが起こらない確率)で求めることができます。
CUBIC適性検査の集合の対策とコツ
CUBIC適性検査の集合では、複数の集合に関する情報が与えられ、それをもとに答えを導く問題が出題されるのでベン図を使用し、集合間の関係を考え、答えを導くことが求められます。

ベン図を用いて多角的な情報を正しく把握する事が重要なので、ベン図を正しく自在に操れるように繰り返し練習を行うようにしましょう。
CUBIC適性検査の集合問題に取り組む際に最も大切なのは、「集合=図形として捉えるもの」という基本姿勢を常に忘れないことです。
集合という分野は一見すると抽象的で、要素の数や条件の記号に圧倒されやすいのですが、実際には“視覚的に整理できるかどうか”で結果が大きく左右されます。集合問題で苦手意識を持つ受験者の多くは、条件文をそのまま文章として受け取り、頭の中に図として構造化する作業を省いてしまうために混乱が生じます。
CUBICの集合問題は、SPIのように本格的なベン図を使わせるようなタイプではないものの、情報の関係性を頭の中で図として整理できる人ほど安定した正答率を出しやすいようにつくられています。
例えば、「Aの条件を満たす人数」「Bの条件を満たす人数」「AかつBを満たす人数」「AまたはBを満たす人数」といった数値が与えられる問題であれば、それらは本来、空間的な関係で整理されるべき情報です。
しかし文章だけで処理しようとすると、どの数がどの部分を指すのか、どれが全体なのかが曖昧なまま計算を進めてしまい、気づけば矛盾した答えになっているということが頻発します。
また、集合問題では「全体の人数(または要素数)」を明確に意識することが非常に重要です。集合の混乱が生まれる典型的な原因は、AとBの関係ばかりに気を取られてしまい、「そもそも全体は何人なのか」という視点を見失うことにあります。
全体を基準にして、Aの範囲がどれだけを占めているのか、Bの範囲がどれだけを占めているのか、そしてその重なりがどれくらいなのかを順番に把握するだけで、自然と関係性が整理されていきます。
集合は、全体 → 個別 → 共通 → 排他的、という“流れに従って考えると整う”性質があり、この流れを保つことが、CUBICで集合を解く上での大きなコツになります。
さらに、集合でよく起こる失敗のひとつに、「AまたはB」「AかつB」「Aでない」「Bのみ」といった用語の読み取り違いがあります。
文章の条件を正しく把握するためには、言葉の意味を焦らず丁寧に理解し、条件文を自分の頭の中で図に置き換える作業が欠かせません。特に“AまたはB”と聞くと、どちらか一方だけのように感じてしまう受験者が少なくありませんが、集合では“両方含む”のが通常の意味です。
こうした言葉の捉え方が誤っていると、どれだけ計算に強くても必ずどこかで論理が崩れます。CUBICの集合問題は難解ではありませんが、正確性と落ち着きが求められるため、用語の意味を正しく解釈する習慣が結果に直結します。
集合問題を安定して解くためには、途中で行き詰まったときの対処も重要です。集合は条件が複雑に入り組んでいるように見えることがありますが、行き詰まりはたいてい“どの数がどの部分を示しているか”を見失っていることに起因します。
集合は“積み上げ型”の問題であり、最初の基本が乱れると後半がすべて崩れる一方、基礎が整っていれば複雑な条件も静かに整理できるようになります。
最終的に、CUBICの集合で高得点を取るために必要なのは、計算能力よりも“構造を読み解く柔軟さ”です。
集合は数学というより論理の分野に近く、図と文章を往復しながら思考の秩序を保つ力が、最も結果に反映される領域です。
集合の問題に触れるたびに、文章を図に変換する感覚が自然と育まれ、視覚的に整理するスキルが高まるほど、CUBICの集合問題は驚くほど簡潔に処理できるようになります。つまり、集合のコツとは、図で考える習慣と全体から部分へ整理する癖を確立し、焦りを抑えて静かに構造を読み取る姿勢を保つことに尽きるのです。
CUBIC適性検査の損益算の対策とコツ
CUBIC適性検査の損益算に取り組む際の対策とコツは、まず「問題文に与えられた情報を正確に整理し、計算の手順を明確にイメージする力」を養うことにあります。
例えば、仕入れ価格・売価・利益率・損失率など、複数の要素が文章中に散らばっている場合、どの数字をどのタイミングで使うのかを頭の中で整理できないと、計算順序を誤り、正答から外れてしまうことが多いのです。
そのため、まずは問題文を読みながら、仕入れ価格・売価・利益や損失の関係を頭の中で簡単な式や図に置き換えることが有効です。
CUBICでは、これらの公式を暗記しているだけでは不十分で、文章中の条件を式に正確に落とし込む能力が求められます。
例えば「ある商品の原価はX円で、Y%の利益を得て売った」という条件があれば、まず式として「売価=原価+(原価×利益率)」と整理し、そこから逆算して原価や利益を求める、あるいは利益率を求めるといった順序で計算することが重要です。
問題によっては「損した場合の売価」を求めるような逆向きの計算も必要になりますが、基本式の理解があれば、慌てずに順序立てて解答することが可能になります。
数字を見失わないように注意
また、CUBICの損益算で落ち着いて解くためには、計算の途中で数字やパーセンテージを見失わないことも重要です。多くの受験者は、複雑な文章を読みながら暗算で処理しようとして計算ミスを重ねてしまいます。
これを避けるためには、頭の中で式を組み立てると同時に、簡単なメモや式の形で紙や画面上に整理する習慣をつけると正答率が格段に上がります。
CUBICは制限時間が短いため、完全な筆算ではなく、最小限のメモで数字の関係性を可視化するだけでも、計算ミスを大幅に減らすことができます。
さらに、損益算では複数の商品や複数の条件が組み合わさる問題も出題されます。こうした場合、条件を順序立てて整理し、必要な情報だけを抽出する力が求められます。
例えば「商品Aは10%の利益、商品Bは5%の損失で売った場合の全体の利益率は?」といった問題では、AとBを別々に計算し、最後に合算するプロセスを意識することが大切です。
このとき、途中で数字の扱いを混同すると全体の答えを誤る原因となるため、各商品の原価や利益率、損失率をきちんと区別しながら整理することがポイントです。
特にCUBICでは時間制限が厳しいため、反復練習を通して「文章を読んで条件を整理し、式に落とすまでのプロセス」を自動化することが、焦らず正確に解くための最大のコツとなります。
つまり、CUBICの損益算では、公式の理解に加えて「情報整理力」と「計算の順序を頭の中でシンプルに構築する力」が、正答率とスピードを同時に上げる鍵となるのです。
CUBIC適性検査の損益算の公式
1. 原価+利益=定価または売価
2. 原価×(1+利益の割合)=定価
3. 原価×利益の割合=利益
4. 定価×(1-割引率)=売価
損益算とは何か商品や物・サービスを販売する時に考える事です。
- 〇〇円の利益を得るにはいくらで売ればいいか?
- 〇〇円で販売したときの利益または損失はいくらか?
などを考える計算のことなので、これから社会に出るにあたって基本的な計算でもあります。
CUBIC適性検査の損益算には以下5つの用語が登場するので、必ず覚えてください。
- 原価
- 仕入れ値(原価と同じ意味)
- 定価
- 売値
- 利益
CUBIC適性検査の速度算の対策とコツ
CUBIC適性検査の速度算に取り組む際の対策とコツは、まず問題文に示された条件を正確に把握し、速度・時間・距離の関係を頭の中で明確に整理することに集約されます。
速度算の基本は「距離=速度×時間」というシンプルな公式にありますが、CUBICでは単純な計算だけでなく、複数の移動条件や時間差、往復・追い越しなどが組み合わさった複雑な文章問題として出題されることが多く、条件を整理せずに計算に入ると、誤答のリスクが非常に高くなります。
そのため、問題文を読む段階で「どの対象がどの距離を、どの時間で移動するのか」を頭の中で図式化したり、簡単なメモで可視化することが重要です。
CUBICの速度算では、条件が複数絡む問題で特に焦りやすくなります。
例えば、二人の人物や二台の車の移動を比較する場合、速度や距離、時間の関係を正確に区別して計算する必要があります。このとき、各対象の条件を整理せずに計算を始めると、速度や時間の取り違えによるミスが発生しやすくなります。
そこで重要なのは、問題文を読みながら「速度・距離・時間の関係を個別に整理し、必要に応じて式に落とす」ことです。これにより、条件の混同を防ぎ、複雑な計算も冷静に進められるようになります。
距離を求めるのか、速度を求めるのか、時間差を求めるのかによって、どの公式を使い、どの数字を代入するかが変わるため、まず設問のゴールを把握することが解答の正確性につながります。
特に往復や追い越しなどの複雑条件では、条件を図に描いたり線で整理することで、計算ミスや見落としを防ぐことができます。
さらに、CUBICの速度算はスピードも求められるため、効率的な計算方法を身につけることが重要です。分数や比率を扱う問題も多いため、暗算で完結できる場面と簡単な書き出しが必要な場面を見極める力を養うことがポイントです。
最後に、CUBICの速度算対策では反復練習が不可欠です。基本公式を理解した上で、複数条件が絡む問題や時間差・往復・追い越し問題など、さまざまなパターンを繰り返し解くことで、文章を読む段階で条件を瞬時に整理できるようになります。
こうした練習を通じて、頭の中で式を組み立てるスピードと正確性を同時に高めることができ、CUBICの速度算で落ち着いて解答する力が身につきます。
つまり、CUBICの速度算で高得点を狙うには、公式の理解だけでなく「条件整理力」「設問の意図把握力」「効率的な計算手順の確立」の三点を統合的に鍛えることが、最も重要なコツとなります。
CUBIC適性検査の速度算の公式
1. 速さ=距離×時間
2. 時間=距離÷速さ
3. 距離=速さ×時間
4. 時速=60×分速
5. 平均速度→距離を時間の合計で割る
6. 出会う時刻→距離÷2人の速度の和
7. 追いつく時刻→距離÷2人の速度の差
この速度算は多くが小学校5年生の三学期頃に「速さ」について学びます。
速さは割合と並んで算数で最も難しい単元とされていますが、そこで重宝されているのが「はじき」の公式です。
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CUBIC適性検査の言語問題の対策
CUBIC適性検査の言語問題に取り組む際の対策とコツで最も重要なのは、文章の意味を正確に把握し、与えられた選択肢の中から論理的に最も適した答えを素早く選ぶ力を養うことです。
そのため、語彙や文法の知識だけで対応しようとすると、文章全体の意味を読み誤り、誤答につながることが少なくありません。
文章を読む際には、まず筆者が何を伝えたいのか、段落ごとの主題や論理の流れをつかむことが重要です。特に長文問題では、前半部分の内容を正しく理解していないと、後半の設問で条件を見落とし、答えを間違えるリスクが高くなります。
接続詞や指示語、修飾関係がポイント
CUBICの言語問題は、文章の構造を整理する力を測る問題も多く、接続詞や指示語、修飾関係などに注目することがポイントです。
例えば、「しかし」「そのため」「一方で」といった接続詞は、文章内での論理の転換点や因果関係を示すシグナルになります。こうした接続詞を意識しながら段落を追うことで、筆者の論理展開を正確に理解し、設問に対して誤解なく答えることができます。
また、指示語の「これ」「そのこと」「前述の理由」などが何を指しているのかを常に確認することも重要です。
さらに、CUBICでは語彙力を直接問う問題よりも、文意を読み取り、論理的に文章を補完する力を問う問題が多く出題されます。
このとき、部分的な単語の意味にとらわれず、文章全体の流れと筆者の意図を優先して考えることが重要です。部分的な知識に依存すると、誤った直感に引っ張られやすく、時間を浪費する原因にもなります。文章全体の論理を軸に置くことで、自然に正解に導かれるケースが多いのです。
また、CUBICの言語問題では時間制限も意識する必要があります。長文問題では、全体の文章を一度に読み込もうとすると時間が足りなくなることがあるため、設問を先に確認して「どの部分に注意して読めばよいか」を意識しながら読むのが効果的です。
この方法によって、重要な情報を見落とすことなく、必要な箇所を効率的に把握できます。さらに、文章読解力や語彙力だけでなく、設問文を正確に読む力も同じくらい重要です。設問に書かれた条件や求められている答えの種類を理解していなければ、どんなに文章を正確に読んでも誤答につながる可能性があります。
最後に、言語問題の対策としては、実践練習を繰り返すことが不可欠です。CUBICの文章形式に慣れることで、問題文の論理構造や設問の意図を素早く把握できるようになり、試験本番でも落ち着いて解答できるようになります。
つまり、CUBICの言語問題のコツは、単なる語彙力に依存せず、文章全体の論理と文脈を正確に読み取り、指示語や接続詞を手がかりに冷静に解答を導く力を養うことに集約されます。
それぞれ対策方法が分かってきたら、CUBIC適性検査を始めとするWEBテストを自分がどの程度出来るのか、CUBIC適性検査の偏差値を把握しておく事が大切です。
CUBIC適性検査の偏差値を知る方法はある?
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CUBIC適性検査の頻出問題で効率的に対策をする方法
CUBIC適性検査で出題される問題形式は、上記で説明した通り一般的なWEBテストとは異なるので効率的な対策が必要です。
CUBIC適性検査の参考書や問題集は少ないので、CUBIC適性検査の練習も含めてWEBテストの練習アプリを行う事をおすすめします。※色々な種類のWEBテストを繰り返す事で、理解が深まり、応用が利くようになります。
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CUBIC適性検査の性格検査の対策
CUBIC適性検査の性格検査に取り組む際の対策とコツは、単純に「良い答え」を選ぶことに偏らず、自分の行動傾向と仕事上の適性を客観的に表現することを意識する点に集約されます。
そのため、自己認識を伴わずに「正解だと思われる答え」を選び続けると、回答の一貫性が崩れたり、矛盾が生じたりして、結果として低い信頼性の評価を受けてしまうことがあります。
性格検査では一貫性と自然さが重視されるため、あくまで自分の行動傾向を正直に表現することが重要です。
具体的な対策としては、まず設問に対して瞬間的に答えを決めるのではなく、自分の過去の行動や反応を振り返りながら答えることが効果的です。
CUBICでは同じ性格特性に関する設問が複数の形で出題されることが多く、矛盾のない回答を維持することが正確な評価につながります。
例えば「計画を立てて行動することが好きですか」と「計画通りに物事を進めるのが得意ですか」といった類似設問に対して、実際の自分の行動傾向に沿った一貫した答えを選ぶことで、受検者としての信頼性が保たれます。ここで重要なのは、単に自分に都合のよい理想像を演じるのではなく、現実の行動パターンに基づいた答えを選ぶことです。
さらに、性格検査では短時間での判断力も影響します。設問数が多く制限時間もあるため、考えすぎると全体の回答ペースが乱れ、最後のほうで焦って誤った答えを選んでしまうリスクがあります。
そのため、各設問に対して一定の時間を意識し、直感的に自分の傾向を選ぶトレーニングを繰り返すことが有効です。CUBICは単なる「正解・不正解」の問題ではなく、統計的に回答パターンの整合性や偏りを分析する方式のため、全体のバランスを保つことが重要になります。
また、性格検査では企業が求める人物像を意識することも間接的に役立ちます。
自分の傾向を正直に答えることを軸にしながらも、社会人としての基本的な行動規範や協調性、責任感などが問われる設問では、過去の経験を思い出して具体的に行動したエピソードを意識することで、自然に好ましい傾向を示す回答を選びやすくなります。
これは「自己理解」と「企業理解」の両方を結びつけるトレーニングであり、性格検査のスコアを安定させるための効果的な方法です。
さらに、模擬問題や過去問を使って練習することも非常に有効です。実際に時間制限のある環境で繰り返し受検することで、設問に慣れ、直感的に自分の傾向を答えられるようになります。
繰り返すうちに、「この設問では自分はどう反応する傾向があるか」を理解し、回答の一貫性を保ちつつ、焦らずに全体を通して解答する力が身につきます。
総じて言えば、CUBICの性格検査で高評価を狙うというよりも、「落ちない」ためには、自分の行動傾向を客観的に理解し、一貫性を保ちながら自然に回答することが最も重要です。設問に慌てず向き合い、模擬練習で直感的に答える力を養い、自己理解を深めて現実的な回答を選ぶことが、CUBIC性格検査で安定した評価を得るためのコツです。
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CUBIC適性検査の問題の傾向は毎年変わらない
CUBIC適性検査の一番のポイントは、問題の傾向が毎年ほとんど変わらないというところです。
SPIや玉手箱は解答集などもかなり出回っているので定期的に出題する問題を変えていますが、CUBIC適性検査はほぼ同じです。
なのでこれまでの出題傾向を知ればCUBIC適性検査の能力検査はかなり通過しやすくなります。
このWEBテストパーフェクト問題集を行っておけばかなり力がつきますよ。
CUBIC適性検査とは?落ちる学生の特徴と対策方法まとめ
CUBIC適性検査とはどのような適性検査なのか、落ちる学生の特徴やCUBIC適性検査の対策方法は参考になりましたでしょうか。
SPIや玉手箱、TG-WEBやGABやCAB系の対策をしていて、CUBIC適性検査もやらなきゃ・・・と思うとかなり面倒に感じるかもしれませんが、CUBIC適性検査は毎年出題される問題の傾向がほとんど変わらないので、一度掴んでしまえばかなりの確率でボーダーを突破する事ができます。
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とくにWEBテストは出題される問題の難易度もまばらなので、数理などが苦手な学生ほど使っておく事をおすすめします。
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こちらの記事も参考にしてくださいね。
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CUBIC適性検査の企業情報
| 会社名 | 株式会社ジィ・ディー・エル |
| 代表取締役 | 田辺 顕 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1993(平成5)年6月 |
| 住所 | 〒270-2241 千葉県松戸市松戸新田17-72 →Yahoo!地図へリンク |
| TEL・FAX | TEL:047-368-7769 FAX:047-368-7782 |







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