構造把握【言語】問題 1

問題

次のア~オの文は、「ため」の前後の関係によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
電車が事故で遅れたため、約束の時間に間に合わなかった。

【Q】
約束の時間に間に合うため、普段より早く家を出た。

ア.雨が激しく降ったため、試合は途中で中止になった。
イ.大会でよい成績を収めるため、毎日欠かさず練習を続けた。
ウ.道路が渋滞していたため、到着が予定より遅くなった。
エ.体力を維持するため、週に3回ジョギングをしている。
オ.機械に不具合が生じたため、工場の作業が一時停止した。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・イ・ウ
2.ア・ウ・オ
3.イ・エ・オ
4.ア・エ・オ
5.ウ・エ・オ

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【解答】
2

解説

この問題では、「ため」の前にある内容が、後半の出来事の原因になっているか、それとも後半の行動の目的になっているかを見分けます。

Pの例文は、

「電車が事故で遅れた」
↓
「約束の時間に間に合わなかった」

という関係です。

電車の遅れが原因となって、間に合わないという結果が生じています。したがって、Pは原因→結果の構造です。

一方、Qの例文は、

「約束の時間に間に合う」という目的
↓
「普段より早く家を出る」という行動

という関係です。

間に合うことを目的として、早く家を出ています。したがって、Qは目的→行動の構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:雨が激しく降ったことが原因で、試合が中止になった。
    → 原因→結果なのでP
  • イ:大会でよい成績を収めることを目的として、練習を続けた。
    → 目的→行動なのでQ
  • ウ:道路が渋滞していたことが原因で、到着が遅くなった。
    → 原因→結果なのでP
  • エ:体力を維持することを目的として、ジョギングをしている。
    → 目的→行動なのでQ
  • オ:機械に不具合が生じたことが原因で、作業が停止した。
    → 原因→結果なのでP

したがって、Pに属する文はア・ウ・オです。正解は2です。

この問題では、「ため」という同じ言葉が使われていても、その前の内容が原因なのか目的なのかを確認することが重要です。

見分けにくい場合は、「~ので」に置き換えられるか、「~することを目指して」に置き換えられるかを考えます。

  • 「雨が激しく降ったので、試合が中止になった」
    → 原因
  • 「大会でよい成績を収めることを目指して、練習した」
    → 目的

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