問題
次のア~オの文は、前半の行動と後半の結果との関係によって、PとQの2つのグループに分けられる。
【P】
商品の陳列方法を変更した。店内を回る客が以前より増えた。
【Q】
商品の陳列方法を変更した。しかし、売上はほとんど伸びなかった。
ア.新しいメニューを追加したところ、昼の注文数が増加した。
イ.担当者は何度も相手に連絡したが、最後まで返事を得られなかった。
ウ.作業手順を見直した。その結果、商品の発送にかかる時間が短くなった。
エ.発表に備えて十分に練習した。ところが、本番では要点をうまく伝えられなかった。
オ.館内の案内表示を増やした。すると、道に迷う利用者が少なくなった。
Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。
1.ア・イ・ウ
2.ア・エ・オ
3.イ・ウ・エ
4.ウ・エ・オ
5.ア・ウ・オ
解答を見る
【解答】
5
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解説
この問題では、前半で行ったことによって、後半で期待された変化や成果が実際に得られたかどうかに注目します。
Pの例文は、
「商品の陳列方法を変更した」
↓
「店内を回る客が以前より増えた」
という関係です。
前半の行動によって、客の行動に変化が生じています。したがって、Pは、行動の後に、意図した方向の変化や成果が生じた構造です。
一方、Qの例文は、
「商品の陳列方法を変更した」
↓
「売上はほとんど伸びなかった」
という関係です。
陳列方法を変更したものの、期待された売上の増加にはつながっていません。したがって、Qは、行動したものの、意図した成果が得られなかった構造です。
それぞれの文を確認します。
- ア:新しいメニューを追加した後、昼の注文数が増加している。
→ 行動後に期待された成果が生じているのでP - イ:何度も連絡したが、返事を得るという目的は達成できなかった。
→ 行動しても意図した成果が得られていないのでQ - ウ:作業手順を見直した結果、発送にかかる時間が短くなっている。
→ 行動後に期待された成果が生じているのでP - エ:十分に練習したが、本番で要点をうまく伝えることはできなかった。
→ 行動しても意図した成果が得られていないのでQ - オ:案内表示を増やした後、道に迷う利用者が少なくなっている。
→ 行動後に期待された変化が生じているのでP
したがって、Pに属する文はア・ウ・オです。正解は5です。
この問題で重要なのは、後半が単に「よい内容」かどうかではありません。前半の行動によって、期待された変化や成果が実際に得られたかどうかを判断します。
接続表現も手掛かりにはなりますが、それだけで決めるのではなく、次のように前半と後半の関係を確認しましょう。
- 行動した後、意図した方向の変化や成果が生じた
→ P - 行動したが、意図した成果にはつながらなかった
→ Q
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