問題
次のア~オの文は、前半と後半の内容の関係によって、PとQの2つのグループに分けられる。
【P】
資料を会議の前に共有する場合、参加者は内容をあらかじめ確認できる。話し合いも効率よく進めやすい。
【Q】
資料を会議の前に共有した。参加者が内容をあらかじめ確認できたため、話し合いは予定より早く終わった。
ア.担当者が商品の特徴を事前に詳しく説明した。利用者は違いを理解したうえで商品を選ぶことができた。
イ.定期的に支出の内容を確認する場合、無駄な買い物に気づきやすくなる。家計の改善にも役立つだろう。
ウ.複数の交通手段を比較しておくことで、状況に合った移動方法を選びやすくなる。急な運休にも対応しやすい。
エ.参加者からあらかじめ意見を集めた。重要な論点が明らかになり、会議の議題を絞り込むことができた。
オ.商品の使用目的を明確にしてから比較するなら、自分に必要な機能を判断しやすい。不要な機能に費用をかけることも避けられる。
Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。
1.ア・イ・エ
2.ア・ウ・オ
3.イ・ウ・エ
4.ア・エ・オ
5.イ・ウ・オ
解答を見る
【解答】
5
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解説
この問題では、前半が一般的な条件・方法として示されているか、それとも実際に行われた出来事として示されているかを見分けます。
Pの例文では、
「資料を会議の前に共有する場合」
↓
「内容を確認でき、話し合いを効率よく進めやすい」
という関係になっています。
これは、資料を事前に共有するという条件や方法を示し、その場合に期待できる効果を述べています。特定の会議で実際に資料を共有し、その結果が生じたと報告しているわけではありません。
したがって、Pは、条件・方法→期待される効果の構造です。
一方、Qの例文では、
「資料を会議の前に共有した」
↓
「参加者が確認でき、話し合いが早く終わった」
という関係になっています。
資料の共有は実際に行われており、その結果もすでに生じています。
したがって、Qは、実際に行ったこと→実際に生じた結果の構造です。
それぞれの文を確認します。
- ア:担当者が商品の特徴を実際に説明し、その結果、利用者が違いを理解して商品を選ぶことができた。
→ 実際の行動→生じた結果なのでQ - イ:定期的に支出を確認する場合に、無駄な買い物に気づきやすくなり、家計改善にも役立つと述べている。特定の出来事の結果ではない。
→ 条件・方法→期待される効果なのでP - ウ:複数の交通手段を比較しておくという一般的な方法によって、状況に合った移動方法を選びやすくなると述べている。
→ 条件・方法→期待される効果なのでP - エ:参加者から実際に意見を集め、その結果、論点が明らかになり、議題を絞り込むことができた。
→ 実際の行動→生じた結果なのでQ - オ:使用目的を明確にして比較するという条件のもとで、必要な機能を判断しやすくなると述べている。
→ 条件・方法→期待される効果なのでP
したがって、Pに属する文はイ・ウ・オです。正解は5です。
この問題では、「~すれば」「~したため」といった特定の語尾だけで分類しないことが重要です。
例えば、ウには「~すれば」という表現はありませんが、特定の出来事の報告ではなく、一般的な方法とその効果を述べています。一方、アには「ため」という表現がなくても、説明したことと商品を選べたことが、すでに起きた事実として示されています。
見分けるときは、次の点を確認しましょう。
「実際にこの行動を行い、その結果どうなったか」を述べている
→ 実際の行動→生じた結果なのでQ
「この方法を取った場合、どのような効果が期待できるか」を述べている
→ 条件・方法→期待される効果なのでP
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