SPI構造把握【言語】問題 6

問題

次のア~オの文は、後半の内容が前半に対して果たす役割によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
この地域では高齢者の割合が増えている。移動手段を確保する仕組みを整えることが求められる。

【Q】
この地域では高齢者の割合が増えている。若い世代の転出や出生数の減少が影響しているとみられる。

ア.問い合わせ窓口には、同じ内容の質問が繰り返し寄せられている。案内ページの構成を見直せば、必要な情報を探しやすくなるだろう。
イ.この町では空き店舗が増加している。郊外に大型商業施設が相次いで開業したことが関係しているようだ。
ウ.商品の売上がこの数か月で大きく落ち込んだ。競合商品の登場や季節の変化が影響した可能性がある。
エ.会議の開始時刻に遅れる参加者が少なくない。開催前日に時刻を再度知らせる方法が考えられる。
オ.社内で資料の提出期限を過ぎる人が増えている。途中の進み具合を早めに確認する仕組みを設けるとよい。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・イ・エ
2.イ・ウ・オ
3.ア・ウ・エ
4.ア・エ・オ
5.ウ・エ・オ

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【解答】
4

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解説

この問題では、後半が前半で示された状況に対する対応策・改善策なのか、それとも、その状況が生じた原因・背景なのかを見分けます。

Pの例文では、

「高齢者の割合が増えている」
↓
「移動手段を確保する仕組みを整える」

という関係になっています。

前半で地域の状況を示し、後半で、その状況に対して今後どのような対応を取るべきかを述べています。

したがって、Pは、状況・問題→対応策や改善策の構造です。

一方、Qの例文では、

「高齢者の割合が増えている」
←
「若い世代の転出や出生数の減少」

という関係になっています。

後半は、前半の状況がなぜ生じたのか、その背景を説明しています。

したがって、Qは、状況・結果→原因や背景の構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:同じ質問が繰り返されている状況に対して、案内ページを見直すという改善策を示している。
    → 状況→対応策なのでP
  • イ:空き店舗が増えている背景として、大型商業施設の開業を挙げている。
    → 状況→原因・背景なのでQ
  • ウ:売上が落ち込んだ原因として、競合商品の登場や季節の変化を挙げている。
    → 状況→原因・背景なのでQ
  • エ:会議に遅れる参加者がいる状況に対して、前日に時刻を知らせるという対応方法を示している。
    → 状況→対応策なのでP
  • オ:提出期限を過ぎる人が増えている状況に対して、途中の進捗を確認する仕組みを提案している。
    → 状況→対応策なのでP

したがって、Pに属する文はア・エ・オです。正解は4です。

この問題では、「必要である」「べきである」といった言葉だけで分類することはできません。ア・エ・オでは、「~すれば」「方法が考えられる」「~するとよい」と異なる表現で対応策が示されています。

見分けるときは、後半について次のように考えます。

「この状況が、なぜ起きたのか」を説明している
→ 原因・背景なのでQ

「この状況に対して、これから何をするか」を述べている
→ 対応策・改善策なのでP


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