SPI構造把握【言語】問題 2

問題

次のア~オの文は、前半と後半の内容の関係によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
準備期間は短かった。それでも、発表は十分に分かりやすいものになった。

【Q】
準備期間は短かった。加えて、作業を担当する人数も少なかった。

ア.この店は駅から近い。そのうえ、夜遅くまで営業している。
イ.彼はチームをまとめるのが初めてだった。それにもかかわらず、落ち着いて全員に指示を出した。
ウ.新しいパソコンは軽く、充電せずに長時間使用できる。
エ.道路は以前より広くなった。ところが、朝の渋滞はほとんど改善されていない。
オ.この旅館は宿泊料金を大幅に値上げした。それでも、休日には予約がすぐに埋まる。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・イ・ウ
2.ア・エ・オ
3.イ・ウ・エ
4.イ・エ・オ
5.ウ・エ・オ

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【解答】
4

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解説

この問題では、前半の内容から自然に予想されることと、後半の内容が一致しているかどうかに注目します。

Pの例文は、

「準備期間が短かった」
↓
「十分な発表を準備するのは難しいかもしれない」

と予想されるところ、実際には「十分に分かりやすい発表になった」と述べています。

つまり、Pは、前半から予想される内容と、後半の事実が食い違う構造です。

一方、Qの例文では、

  • 準備期間が短かった
  • 作業を担当する人数も少なかった

という二つの事情を並べています。後半は前半の予想に反する内容ではなく、別の情報を付け加えています。

したがって、Qは、同じ対象について、複数の特徴や事情を並べる構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:駅から近いことに加えて、夜遅くまで営業しているという特徴を述べている。
    → 情報の追加・並列なのでQ
  • イ:初めてチームをまとめる場合、慣れずに戸惑うことも予想される。しかし、実際には落ち着いて全員に指示を出している。
    → 予想と事実が食い違うのでP
  • ウ:パソコンが軽いことと、充電せずに長時間使えることを並べている。
    → 情報の追加・並列なのでQ
  • エ:道路が広くなれば、渋滞は改善すると予想される。しかし、実際には朝の渋滞はほとんど改善されていない。
    → 予想と事実が食い違うのでP
  • オ:宿泊料金を大幅に値上げすれば、予約が減ることも予想される。しかし、実際には休日の予約がすぐに埋まっている。
    → 予想と事実が食い違うのでP

したがって、Pに属する文はイ・エ・オです。正解は4です。

この問題では、「それでも」「ところが」「それにもかかわらず」などの接続表現だけを見るのではなく、前半からどのような内容が予想され、その予想に後半が反しているかを確認することが重要です。

Qの文には「そのうえ」や「~く、」などの表現が使われていますが、本質は接続表現ではなく、前半と後半の情報が対立せず、同じ対象の特徴として並べられている点にあります。


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