SPI構造把握【言語】問題 3

問題

次のア~オの文は、後半の内容が前半に対して果たす役割によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
来店者数は3か月続けて増加している。この店への関心が高まっていると考えられる。

【Q】
この店ではさまざまなサービスを提供している。商品の取り置きや自宅への配送などである。

ア.この地域では空き家が増えている。人口の流出が進んでいる可能性がある。
イ.この講座では、仕事に必要な複数の能力を学べる。文章の書き方や発表の方法などである。
ウ.商品の返品が以前より増加している。品質や説明方法に問題があるのかもしれない。
エ.この施設には多くの運動設備がある。プール、体育館、トレーニング室などである。
オ.社内アンケートでは、働き方への不満を示す回答が増えた。職場環境に何らかの問題があると考えられる。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・ウ・オ
2.ア・イ・ウ
3.イ・エ・オ
4.ア・エ・オ
5.ウ・エ・オ

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【解答】
1

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解説

この問題では、後半が前半の内容から導かれた解釈や推測なのか、それとも前半の内容を詳しく示す具体例なのかを見分けます。

Pの例文は、

「来店者数が3か月続けて増加している」
↓
「この店への関心が高まっていると考えられる」

という関係です。

前半には、実際に確認された事実が示されています。後半では、その事実をもとに、背景にどのような状況があるのかを推測しています。

したがって、Pは、前半の事実から、後半で背景や状態を解釈・推測する構造です。

一方、Qの例文は、

「さまざまなサービスを提供している」
↓
「商品の取り置きや自宅への配送」

という関係です。

後半は、前半で述べた「さまざまなサービス」の具体的な中身を示しています。

したがって、Qは、前半の一般的な内容を、後半で具体例によって詳しく示す構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:空き家が増えているという事実から、その背景として人口の流出が進んでいる可能性を考えている。
    → 事実から背景を推測しているのでP
  • イ:仕事に必要な複数の能力の具体例として、文章の書き方や発表の方法を挙げている。
    → 一般的な内容を具体化しているのでQ
  • ウ:返品が増えているという事実から、品質や説明方法に問題がある可能性を考えている。
    → 事実から背景や原因を推測しているのでP
  • エ:多くの運動設備の具体例として、プール、体育館、トレーニング室を挙げている。
    → 一般的な内容を具体化しているのでQ
  • オ:働き方への不満を示す回答が増えたという事実から、職場環境に何らかの問題がある可能性を考えている。
    → 事実から背景にある問題を推測しているのでP

したがって、Pに属する文はア・ウ・オです。正解は1です。

この問題では、「つまり」「例えば」といった接続語が明示されていません。そのため、後半の文が前半から導かれた考えなのか、前半の内容を具体的に説明しているのかを、文全体の意味から判断する必要があります。

見分けるときは、後半の前に次の言葉を補ってみると分かりやすくなります。

  • 「このことから、~と考えられる」
    → 解釈・推測なのでP
  • 「具体的には、~である」
    → 具体例なのでQ

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