SPI構造把握【言語】問題 10

問題

次のア~オの文は、後半の内容が前半の主張に対して果たす役割によって、PとQの2つのグループに分けられる。

【P】
利用者を増やすには、料金を下げるとよい。価格を理由に利用をためらう人を減らせる。

【Q】
利用者を増やすには、料金を下げるとよい。収益が減り、サービスの維持が難しくなる可能性も考えなければならない。

ア.新人の成長を促すには、担当する仕事の範囲を広げるとよい。困ったときに相談できる体制は残しておく必要がある。
イ.地域の交流を増やすには、住民が参加できる行事を開くとよい。住民同士が顔を合わせる機会をつくれる。
ウ.商品の信頼性を高めるには、出荷前の検査を増やすべきだ。不良品が購入者に届く可能性を下げられる。
エ.会議を効率よく進めるには、議題を事前に共有するとよい。参加者が自分の意見を整理してから出席できる。
オ.業務の負担を減らすには、作業の一部を自動化するとよい。機械では判断しにくい例外的な作業への対応方法も決めておかなければならない。

Pのグループに属する文の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

1.ア・イ・ウ
2.ア・エ・オ
3.イ・ウ・エ
4.イ・エ・オ
5.ウ・エ・オ

解答を見る

【解答】
3

参考書のように全ての問題をまとめて解きたい場合はこちらのSPI練習問題【無料対策】登録なしで全科目解ける解説付きWEB問題集から行ってください。

解説

この問題では、後半が前半の主張を支える理由・根拠なのか、それとも、その主張を実行するときに考えるべき注意点・条件なのかを見分けます。

Pの例文では、

「利用者を増やすには、料金を下げるとよい」
←
「価格を理由に利用をためらう人を減らせる」

という関係になっています。

後半は、料金を下げることが利用者の増加につながる理由を説明しています。

したがって、Pは、主張・提案→それを支える理由や根拠の構造です。

一方、Qの例文では、

「利用者を増やすには、料金を下げるとよい」
+
「収益が減り、サービスの維持が難しくなる可能性もある」

という関係になっています。

後半は、料金を下げるという提案を否定しているわけではありません。その提案を実行する際に、同時に考えなければならない問題を示しています。

したがって、Qは、主張・提案→実行する際の注意点や条件の構造です。

それぞれの文を確認します。

  • ア:仕事の範囲を広げるという提案に対して、相談できる体制を残す必要があるという条件を付け加えている。
    → 主張→注意点・条件なのでQ
  • イ:住民向けの行事を開くという提案に対して、住民同士が顔を合わせる機会をつくれるという理由を示している。
    → 主張→理由・根拠なのでP
  • ウ:出荷前の検査を増やすという主張に対して、不良品が購入者に届く可能性を下げられるという理由を示している。
    → 主張→理由・根拠なのでP
  • エ:議題を事前に共有するという提案に対して、参加者が意見を整理してから出席できるという理由を示している。
    → 主張→理由・根拠なのでP
  • オ:作業を自動化するという提案に対して、例外的な作業への対応方法も決める必要があるという注意点を示している。
    → 主張→注意点・条件なのでQ

したがって、Pに属する文はイ・ウ・エです。正解は3です。

この問題では、どちらのグループも前半に提案や主張が置かれています。また、後半も前半に関係する内容であるため、単に内容がつながっているかを見るだけでは分類できません。

後半について、次のように問い直すと判断しやすくなります。

  • 「なぜ、その方法がよいのか」を説明している
    → 理由・根拠なのでP
  • 「その方法を実行するとき、何に注意すべきか」を示している
    → 注意点・条件なのでQ

アとオには「ただし」「一方で」などの逆接表現が使われていません。そのため、接続語だけではなく、後半が前半の主張を支えているのか、それとも実行上の条件を加えているのかを、内容から判断する必要があります。


SPI3の構造把握以外の一問一答問題はこちらのSPI一問一答【言語・非言語・英語・構造把握】SPI3全科目まとめからどうぞ。

どうしてもSPIの解答集を含むPDFなどのダウンロードを利用したい場合は、こちらの今出題されているSPIのダウンロードPDFやアプリ専用ページを参考にしてください。

構造把握【言語】のその他問題はこちら

下記問題リンクから一問一答の問題ページに飛べます。

全てのSPI言語の一問一答はこちらのSPI3【構造把握】一問一答問題全単元まとめからどうぞ。