JALの採用大学や就職難易度!新卒採用の選考フローなど解説

この記事では日本航空株式会社(JAL)の採用大学ランキングや就職難易度、新卒採用2024/2025客室乗務員採用の本選考フローのES通過率や適性検査(WEBテスト)のSPIボーダーや面接対策について解説していきます。

JAL(日本航空)は英国スカイトラックス社による「エアライン・レーティング(航空会社格付け)」において、2018年から2024年現在まで最高評価となる「5つ星航空会社(5-STAR AIRLINES)」の認定を受けている航空会社で、日本の航空会社の中で最も長い歴史を持ちます。

こういった背景もありJAL(日本航空)は人気なのですが、就職難易度はどれくらいか、採用大学ランキングはどのようになっているのか、選考フローの攻略と共に紹介します。

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また、JAL(日本航空)のインターンシップの優遇などについてはこちらの記事を参考にしてください。⇒JALのインターン攻略!優遇や早期選考の条件!パイロットや客室乗務員など倍率も解説

目次

JAL(日本航空)の採用大学ランキング

それでは先ずはJAL(日本航空)の採用大学ランキングから文理別で紹介します。

文系人数大学名
16名早稲田大学
13名慶応義塾大学
7名明治大学
6名立教大学
5名同志社大学
4名上智大学、大阪大学
3名一橋大学、関西学院大学、京都大学、九州大学、東京外国大学
理系人数大学名
6名早稲田大学
3名東北大学
2名京都大学、千葉大学、中央大学、東京理科大学、北海道大学、大阪府立大学、日本大学、名古屋大学
参考:就職四季報

このようになっています。コロナ禍もあったので、採用人数が極端に減る事もあったので、過去の採用大学も一覧でご紹介します。

JAL(日本航空)過去の採用大学

  • 2019年の採用大学一覧 参考:unistyle

文系
慶應義塾大学、早稲田大学、関西外国語大学、青山学院大学、上智大学、立教大学、関西学院大学、明治学大学、同志社大学、獨協大学、明治大学、法政大学、日本女子大学、大阪大学、東京大学、関西大学、西南学院大学、中央大学、聖心女子大学、同志社女子大学、神田外国語大学、専修大学、立命館大学、筑波大学、日本大学、学習院大学、東洋英和女学院大学、創価大学、フェリス女学院大学、白百合女子大学、東京女子大学、九州大学、福岡大学、桜美林大学、大妻女子大学、武庫川女子大学、東京工業大学

理系
慶應義塾大学、早稲田大学、同志社大学、明治大学、大阪大学、東京大学、横浜国立大学、電気通信大学、大阪府立大学、上智大学、関西学院大学、日本女子大学、中央大学、九州大学、東京工業大学、津田塾大学、成蹊大学、京都大学、千葉大学、東京理科大学、北里大学、岡山大学、名古屋市立大学、名古屋大学

  • 2018年の採用大学一覧 参考:unistyle

文系
東京大学、一橋大学、筑波大学、横浜市立大学、東京学芸大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学、中央大学、立教大学、明治大学、青山学院大学、専修大学、京都大学、大阪大学、同志社大学、関西大学、立命館大学、島根大学、九州大学、アイスランド大学

理系
東京大学、東京工業大学、横浜国立大学、千葉大学、電気通信大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、大阪大学、神戸大学

過去の採用大学一覧ではこのようになっております。やはりJAL(日本航空)の複数年分の採用大学を見ると、一定のレベルを保っているように感じますね。

それでは続いてJAL(日本航空)の就職難易度について解説します。

JAL(日本航空)の就職難易度

JAL(日本航空)の就職難易度は、上記の採用大学を見ても明らかなように“やや高い”です。

東洋経済オンラインが発表している「入社が難しい有名企業ランキング」を見てみると、JAL(日本航空)は129位でした。

JALの採用大学や就職難易度!新卒採用の選考フローWEBテストボーダーなど解説

すぐ上にキーエンスがいる形ですね。順位的には本当に難しい企業に比べればそこまでではないですが、それでもJAL(日本航空)の就職難易度はやや高いと言えます。

他にも学生2万5000人が選んだ「就職人気ランキング」では、JALは127位にランクイン、そしてマイナビの2024年卒版就職企業人気ランキングでは文系男性35位、文系女性が7位と、その人気度が伺えます。だからこそ就職難易度はやや高めなので、しっかりと対策を行いましょう。

JAL(日本航空)の採用人数で見る就職難易度

JAL(日本航空)の就職難易度を測るうえで採用人数も重要なところですよね。採用人数は以下になります。

  • パイロットの募集人数は46名から50名
  • 客室乗務員の募集人数は301名から
  • 業務企画職の募集人数は51名から100名

マイナビの採用データから見る本選考の募集人数は上記の通りです。これだけ見るとかなり多いですね。しかしこれはあくまで募集人数なので実際にどの程度の学生が採用になるでしょうか。2022年から2024年の採用データは以下です。

スクロールできます
大卒男大卒女修士男修士女合計
2022年88名10名2名1名101名
2023年128名159名29名10名326名
2024年※継続中53名61名29名8名151名
就職四季報

このようになっています。2022年は新型コロナウイルスの影響もあってか、そこまでの採用人数ではなかったですが、2023年で一気に3倍近く増えました。データ集計時の2024年はまだ採用活動継続中でしたので、正確な着地は出ていません。

JAL(日本航空)の採用人数も年々増えているので、就職難易度は徐々に下がってきています。それでも人気企業なので、対策はしっかりと行うようにしましょう。対策を怠るとESすら通りません。

JAL(日本航空)の平均年収など

JAL(日本航空)の就職難易度はやや高いですが、平均年収を見ると、総合職は550万円と、そこまで高くはないです。

初任給は修士で25,556円、大卒で239,000円となっています。そして総合職のひと月あたりの残業時間は10.5時間で、残業時間はそこまで多くないです。

また3年後離職率は前年の3.8%から5.4%に上がっており、上昇気味です。どういった理由で離職するのかまでは分かりませんが、3年後離職率が高まっているというのは気になるところですね。※コロナ禍の影響も考えられます。

これからこういった勝ち組になれる大手企業や隠れ優良企業の内定を狙う場合は就活エージェントの力を借りると効率的なので、おすすめです。

就活エージェントを利用するメリット
  • 登録後の内定までのフローが早い
  • 企業を選ぶ側に回れる
  • 面接のみで内定をもらう事も可能
  • 面接など選考対策をプロと一緒に行える
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就活エージェントを利用すると上記のようなメリットがあります。学歴などのコンプレックスがあったり、これまで就活で落ちまくってしまったりと、辛い気持ちになった事もあると思いますが、それは恥ずかしい事ではないですし、就活エージェントはあなたの魅力を最大限に活かせる企業を提案してくれるので、今から内定を獲得するためには100%利用した方が良い、お得なサービスです。就活エージェントを利用するのは恥ずかしい事ではないですし、どんどん活用した方が良いです。大手・優良企業の求人から順番になくなっていくので、早めに就活エージェントに登録するようにしましょう。

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【関連記事】

それでは、続いてJAL(日本航空)に就職するための本選考フローを突破する方法について解説していきます。

JAL(日本航空)の選考フロー│ES通過率や面接対策

それでは先ずはJAL(日本航空)のES通過率から紹介します。

JAL(日本航空)のES通過率は一般的な人気企業の通過率である20%から30%前後です。もともとESや適性検査という書類選考は、集まり過ぎた就活生のエントリーをバッサリと切るためのものでもあるので、ESの作りや適性検査の結果が甘いとバッサリ切られるので、ここで本気度が試される第一関門だと思って臨みましょう。

JAL(日本航空)の選考フロー│ES対策

客室乗務員のESの設問は以下のようなものです。

  • 就職先や仕事を選ぶうえで重要視するポイント
  • ガクチカ

などです。就職先や仕事を選ぶポイントに関しては、JALの企業研究をしっかり行い、自分の意見と共に書けるようにしましょう。ガクチカも踏まえて自己分析と企業研究をしっかり行う事が大切です。

パイロットのESの設問は以下のようになります。

  • 学生時代の努力が報われた経験・報われなかった経験。また、何故その結果になったのか自身の考察も
  • 飛行機を安全に飛ばすために何が必要だと思うか
  • 自身の地元をPR
  • あなたが一番輝いている時の写真について説明

また、「あなたはどのような人ですか?」という設問も過去にありました。パイロットの方が人としての資質を見られているような設問が目立ちます。パイロットというのは緊急時でも冷静な判断が求められるので、物事を冷静に受け止めて対処できる論理性が求められます。

学生時代の経験もそういった現実を受け止めて冷静に目標達成のために考え、行動したエピソードが書けると良いですね。

また、JAL(日本航空)のESで対策なポイントは「どのような経験をして来たか どのような考え方をしているのか どのような思いを持ってエントリーしたのか」なので、経験、考え方、思いをぶつけていきましょう!

ESの通過率はその年にもよるので一概には言えませんが、想像より低いものと想定した方が良いです。

なので足切りの意味合いがあるESの出来はかなり重要です。ES作りに自信があったとしても、慢心は危険なので、ESの自己PRに役立つ自己分析を徹底的にやっておくべきです。

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「eF-1G」は企業が選考で利用している性格検査でもあるので自己分析の制度は高いです。なので自己分析に自信がない学生は「OfferBox」に登録して性格検査をしておくとESや面接が楽になりますよ。

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また、ESのために自己分析や企業研究も面倒だという場合は、裏技ではありますけど内定者のESまとめを読んでパクってしまうのもアリです。

具体的に「この企業のこの設問には、こう書いて通過しました」というのが見れるので、通過率はかなり上がります。

自分流にアレンジする必要はありますが、これで効率的にESを突破する事が可能です。内定者のESまとめはこちら

内定者のESを見てもどうしても上手くESを書けないという時は、本当は反則技なのであまり言いたくなかったのですが、選考通過者のESを徹底的に学ばせてデータを取り込んだ「smartES」というサービスを利用すると、驚くほど簡単に通過するESが作れてしまいます。

AIが蓄積したこれまでの通過したESのデータと、あなたのこれまでの経験やエピソードを箇条書きで入力するだけで、選考を通過するポイントをおさえたガクチカや志望動機、自己PRを作ってくれるので、これで併願も楽になるし、各企業に合わせて、通過データと照らし合わせてAIがESを書いてくれるから就活が一気に楽になります。

一応リンクを貼っておきますけど、これは本当に裏技なので、ES無双しまくりに注意してくださいね。「smartES」公式ページ⇒https://smartes.app/

「smartES」であればワンキャリや就活会議のようにバレる心配もないですし、他の学生と被る事もないので、かなり使えるツールです。

また、ES作りの自己PRなどは下記記事も参考にしてください。

JAL(日本航空)の選考フロー│SPIボーダー

JAL(日本航空)のSPIボーダーですが、当然高めになります。

SPIの偏差値が分かったら、ひたすらSPIの練習を行う事が大切です。

今選考で出題されているSPIの内容で練習できるSPIの無料問題集をうまく活用して、ボーダーを突破しましょう。

無料で200問の問題と解答・解説もあるので、スマホやPC、タブレットで移動中にも練習できるので参考書よりも使い勝手が良いので、自分に合いそうだと思ったら試してみてくださいね。

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また、JAL(日本航空)のテストセンター対策やSPIボーダーはこちらの記事で詳しく紹介していますので、こちらの記事を参考にしてください。⇒JALのテストセンター!SPIボーダーと攻略法について解説

JAL(日本航空)の選考フロー│GD対策

JAL(日本航空)の選考に含まれるグループディスカッションですが、所要時間や参加人数はバラバラなようです。テーマは「10年後の航空事業の未来について」などが出されます。

ここでJAL(日本航空)が求める人材というのが「新しい価値を創造できる人財 人を育てることのできるリーダーシップを持った人財」

なので、それぞれ役割を決め、効率良くディスカッションを進めていけるようにしましょう。JAL(日本航空)はリーダーシップを持った人財を求めていますが、ここで変に目立とうとするよりも周りに気を配って協調性を持って進めていきましょう。

GDは練習する機会もないので、立ち回り方など、即興で動かないといけないので、手こずる学生は多く、毎年GDが鬼門になっています。

単純にファシれば良いわけでもなく、特定の相手に合わせるだけでもイメージが良くないので、その時のグループのメンバーによっても臨機応変な対応が求められるのがGDです。

ただ、GDで躓いてしまうのはかなり勿体ないので、GDを行う前にこのGD対策マニュアルを読んでみてください。

このGD対策マニュアルには面接官の評価シートや自分が何の役割をすれば突破確率が上がるかなど、大手企業の過去のデータも含めて掲載されているので、目を通しておくと良いと思います。

GDの時、社員はかなり学生それぞれの事を見ているので、ポイントをしっかり押さえられるようにマニュアルを活かしてくださいね。

GD対策マニュアル⇒https://careerpark.jp/

JAL(日本航空)の選考フロー│面接対策

JAL(日本航空)の面接は3回から4回行われ、以下のような設問があります。

【一次面接】

  • ガクチカ
  • 過去に集団で取り組んだ経験で、現在のあなたに影響を与えた出来事、その時のあなたの役割、とった行動、またどのような影響を受けたのか具体的に
  • 航空業界の志望動機
  • 勉強と部活の両立をどうやっていたか

などです。JAL(日本航空)は職種によって当然設問の内容が違うので一概ではないですが、そこまで突飛な設問ではないので、落ち着いてESの時に行った自己分析や企業研究の事を役立てていきましょう。

自己PRや、自分の強みや弱みで悩む学生は多いですが、実は選考突破のカギを握るのは志望動機・志望理由です。

志望動機や志望理由で、企業に対しての志望度が量れるので、志望動機・理由が薄いと落とされます。

どういった志望動機・志望理由を用意すれば選考を通過できるのか分からない時は、志望企業や業種に合わせて志望動機を作成してくれるツールを利用してみるのも手です。

ありきたりな志望動機は避け、人事が気にするポイントを抑えた、他の学生と被らない差別化された志望動機を作ってくれるので、一度試してみると参考になりますよ。

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【二次面接】

  • 何を重視して選んだか
  • 英語学習について
  • 研究がどのように活かされるか 整備としてどんな事がしたいか
  • 壁を乗り越えた経験

このような内容です。二次面接の内容も各職種による独特な設問もありますが、どんな設問がきても対応できるように考えておく事は悪い事ではありません。何について深掘りされても良いようにしましょう。

JAL(日本航空)はとにかく「どのような」を多く見てくるので、これまでの過去の経験や体験、考えを如何にJAL(日本航空)に向いているのかが感じ取れるように答えていきましょう。そのために丁寧な自己分析が必要なので、「OfferBox」で自己分析をしっかりとしておくようにしてください。

【最終面接】

  • ゼミ内での他の学生との関わり
  • JALの一番の魅力について
  • 自身の強みと感じる部分
  • JALで何をしたいか
  • この1年で最も頑張ったこと

などが聞かれます。最終面接は足切りなどではないので、そこまで緊張する事はないですが、油断するとお祈りメールがきてしまうので、油断せずにしっかりとした受け答えをしましょう。とくに客室乗務員を志望する学生は笑顔や受け答えの口調なども油断する事なく全うしましょう。

面接の合否は結局、その企業や職種に合うか合わないかなので、優秀か優秀じゃないかはあまり関係ありません。

面接に強い学生の特徴は、抽象的な言葉ではなく、具体的なエピソードを話せる学生です。

× 私は課題を可決するために持ち前の○○で、諦めず、何度でも立ち向かい解決した。

麻雀の直前で1人ドタキャンが入り、ギターサークルの知り合い30人に片っ端から電話してなんとか成立させた

面接で、ついつい自分を大きく魅せようとしたり、やりたい事で壮大な事を言ってしまいがちですけど、もっと身近なところに目を向けて、等身大の自分を見せましょう。

自分の面接力を計測できる面接力診断という便利なツールもあるので、試してみると客観的に点数で自分の面接力が分かるので面白いですよ。

もし面接で落とされてしまったら、裏技として最終面接スタートのオファーがもらえる「ABABA」に登録しておきましょう。

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また、面接の通過率を上げるために下記記事も参考にしてください。抑えるポイントをしっかり押さえれば、面接の通過率はグッと上がります。

JALの採用大学や就職難易度!新卒採用の選考フローなど解説まとめ

JAL(日本航空)の採用大学や就職難易度などについては参考になりましたでしょうか。

新卒採用の選考フローも少しでも役立てていただき、JAL(日本航空)の内定に一歩でも近づく事が出来ればと思います。

それではJAL(日本航空)の内定が取れるようにできる対策はとにかく行っていきましょう。

JAL(日本航空株式会社)の企業情報

社名(商号)日本航空株式会社
名称英語表記Japan Airlines Co., Ltd.
設立1951年8月1日JALの歴史
本社所在地東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル地図を見る別ウィンドウで開く
代表取締役社長執行役員鳥取 三津子
従業員数13,883人(2024年3月31日現在)
連結従業員数37,869人(2024年3月31日現在)
資本金および資本準備金547,192百万円 *百万円未満切り捨て(2024年3月31日現在)
事業内容定期航空運送事業及び不定期航空運送事業航空機使用事業その他附帯する又は関連する一切の事業
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