SPI頻出問題集を言語と非言語の分野を一覧で30問ずつ公開

SPIは主に言語と非言語の問題ですが、その中でも様々な分野の問題が出されるので、あらかじめ頻出問題をおさえておく必要があります。私は頻出問題を中心にSPI対策を行ったので、比較的効率的に対策が完了し、7割のボーダーも突破できました。

その経験から、この記事では27卒や28卒のために適性検査・WEBテストのSPI頻出問題集を言語と非言語の分野を一覧でそれぞれ30問ずつ当サイト[就活マップ]が練習問題を作成したので、無料で公開します。

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目次

SPIの頻出問題だけに注力してボーダーを突破した私の体験談

就活を始めたばかりの頃、私はSPIに対してかなり真面目に向き合っていました。

問題集を最初から最後まで完璧にやる。

苦手分野をなくす。

全部の問題を理解する。

今思えば、かなり危険な考え方でした。

もちろん勉強自体は大事です。

ですがSPIは、大学受験のような“満点勝負”ではありません。

限られた時間で、一定ラインを超える試験です。

しかし当時の私は、その感覚を全く理解していませんでした。

口コミや体験談でも、「SPIを完璧にやろうとして沼った」という人はかなり多いです。

私も完全にそうでした。

特に危険だったのは、“出ない問題”に時間を使っていたことです。

難問。

レア問題。

見たことないパターン。

こういうものに執着していました。

ですが本番を重ねるうちに、あることに気づきました。

「よく出る問題、かなり偏ってないか?」

ここから、私のSPI対策は大きく変わりました。

頻出問題を知らない頃は、「努力量」で勝負しようとしていました

最初の私は、とにかく量をやっていました。

問題集を何冊も買う。

知らない問題を解く。

解説を読む。

ですが、その割に全然安定しませんでした。

口コミでも、

「勉強してるのに点数が安定しない」

「本番になると崩れる」

という人はかなりいます。

私もまさにそうでした。

原因は単純でした。

“頻出問題への慣れ”が足りなかったのです。

SPIは、一見すると問題数が膨大に見えます。

ですが実際には、かなり繰り返される型があります。

仕事算。

割合。

損益。

推論。

二語関係。

空欄補充。

長文。

こうした定番です。

私は最初、それを軽視していました。

「全部やらなきゃ不安」

と思っていたのです。

しかし実際には、その不安こそ危険でした。

難問に時間を使っていた頃は、ずっと自信がありませんでした

SPI対策をしていると、難しい問題に出会います。

解説を見ても分からない。

時間がかかる。

そして焦る。

私はこれでかなり消耗しました。

口コミでも、

「難問ばかりやって病んだ」

「SPI向いてないと思った」

という声はかなりあります。

特にSNSを見ると、

「この問題出た」

「激ムズだった」

みたいな情報が大量に流れてきます。

すると不安になります。

「全部できないと落ちるのでは?」

そう思ってしまう。

ですが後から振り返ると、そこまで難問は重要ではありませんでした。

むしろ本番で重要だったのは、

“頻出問題を速く正確に処理できるか”

でした。

頻出問題だけに絞った瞬間、急に点数が安定し始めました

私が変わったのは、ある時からです。

「全部やる」のをやめました。

代わりに、

何回も出る問題

みんなが落としやすい問題

時間を削られる問題

ここに絞りました。

すると、一気に変わりました。

口コミでも、

「頻出だけ回したら通るようになった」

という人はかなりいます。

私も本当にそうでした。

特に大きかったのが、“迷わなくなった”ことです。

頻出問題を何度もやると、

見た瞬間に処理が始まります。

「これは割合型」

「これは仕事算パターン」

「これは対義語」

こうやって、自動的に動ける。

これがかなり強かったです。

SPIは「知らない問題」を考える試験ではありませんでした

昔の私は、SPIを“頭の良さ勝負”だと思っていました。

つまり、初見問題を考えて突破する試験。

ですが実際には違いました。

SPIは、

“慣れている問題を高速処理する試験”

の側面がかなり強いです。

口コミでも、

「慣れたら急に解けるようになった」

という人は本当に多いです。

逆に危険なのは、

「全部理解しよう」

とする人です。

私はそこにかなりハマっていました。

すると時間が足りない。

疲れる。

焦る。

結果、頻出問題までミスる。

かなり悪循環でした。

頻出問題を回している人は、「問題の見え方」が違いました

SPIが強い人を見ていて感じたのは、反応速度が異常に速いことです。

でも最初は、

「地頭が違うんだろう」

と思っていました。

ですが実際には違いました。

頻出問題を大量に回していたのです。

つまり、

“見たことある状態”

を作っていた。

これが大きかったです。

口コミでも、

「SPIはスポーツみたいなもの」

と言う人がいますが、本当に近いです。

反復で速くなる。

私は最初、それを理解していませんでした。

「全部解こう」が、一番危険でした

SPIでかなり危険なのが、完璧主義です。

私もそうでした。

苦手をなくしたい。

全部できるようになりたい。

ですがSPIは、その考え方が危険になることがあります。

なぜなら、時間が有限だからです。

口コミでも、

「対策範囲広げすぎて中途半端になった」

という人はかなりいます。

私は頻出問題に絞ってから、逆に精神が安定しました。

「まずここを取る」

が明確になったからです。

すると、本番でも焦りにくくなりました。

頻出問題を回すと、「時間感覚」が変わります

SPIで怖いのは、時間不足です。

そして時間不足の原因は、“考え込み”です。

私は以前、問題を見るたびに考えていました。

しかし頻出問題を繰り返すと、

「この問題は何をすべきか」

を瞬時に判断できます。

これがかなり大きかったです。

口コミでも、

「処理速度が上がった」

という人は多いです。

特に仕事算や割合。

最初は時間がかかっていました。

ですが頻出を回していると、

「このパターンなら式はこれ」

とすぐ動ける。

すると時間がかなり余ります。

頻出問題だけで本当に足りるのか、不安でした

正直、最初はかなり不安でした。

「そんな偏った勉強で大丈夫なのか」

と思っていました。

口コミでも、

「頻出だけで本当に通る?」

と不安になる人は多いです。

ですが実際には、かなり効果がありました。

もちろん100点は無理かもしれません。

ですがSPIは、“満点勝負”ではありません。

重要なのはボーダー突破です。

そして多くの企業では、

頻出問題を安定して取れる人

の方が強いです。

逆に、

難問に時間を吸われる人

は危険です。

「捨てる勇気」が、SPIではかなり重要でした

頻出問題に絞るようになってから、私は考え方が変わりました。

それは、

「解けない問題を追わない」

ということです。

昔は、

「ここまでやったんだから解きたい」

と執着していました。

ですがSPIでは、それがかなり危険です。

口コミでも、

「一問に固執して終わった」

という人は本当に多いです。

頻出問題を固めている人は、

「これは取る」

「これは捨てる」

の判断が速い。

ここが大きな差でした。

頻出問題を極めると、「焦り」が減ります

SPI本番で一番怖いのは、焦りです。

時間。

周囲。

問題数。

これらが全部プレッシャーになります。

ですが頻出問題をやり込むと、

「これはいつものやつ」

が増えます。

これが本当に大きいです。

口コミでも、

「見慣れた問題が出るだけで落ち着く」

という声はかなりあります。

私は以前、本番で毎回初見感覚になっていました。

すると脳が疲れる。

判断が遅れる。

そして崩壊する。

しかし頻出を回してからは、かなり安定しました。

SPIは、「広く浅く」より「狭く深く」が強い場面があります

もちろん理想は全部できることです。

ですが現実には、就活は忙しい。

ES。

面接。

業界研究。

全部あります。

だからSPIだけに無限時間は使えません。

その中で重要だったのが、

“どこに時間を使うか”

でした。

口コミでも、

「頻出優先で助かった」

という人はかなりいます。

私も本当にそうでした。

特に、

何回も出る

みんな苦手

時間を削られる

こういう問題は、優先度が高かったです。

「頻出問題だけで突破できた」が、自信になりました

最終的に、私はSPIボーダーを突破できるようになりました。

しかも、全部を完璧にしたわけではありません。

頻出問題を重点的に回しただけです。

もちろん不安はありました。

ですが結果的には、それが一番効率的でした。

口コミでも、

「全部やるより頻出」

という人はかなりいます。

SPIは、“知識量”だけではありません。

“処理慣れ”がかなり重要です。

そしてその慣れは、頻出問題を繰り返すことで作られます。

SPIで最後に残る人は、「出るところ」を理解していました

就活を通して強く感じたのは、SPIは戦略ゲーだということです。

もちろん努力は必要です。

ですが、

どこを重点化するか

何を捨てるか

何を繰り返すか

これでかなり変わります。

私は最初、

「全部できるようにならなきゃ」

と思っていました。

ですが実際には、

頻出問題を高速処理できる人

の方が強かったです。

そして逆に危険なのは、

難問ばかり追いかけて、

頻出を中途半端にすること。

SPIは、静かに時間を奪ってきます。

だからこそ、

“見た瞬間に動ける問題”

を増やしていた人が強かったです。

私はそれを理解するまで、かなり遠回りしました。

ですが頻出問題に絞ったことで、ようやくSPIの戦い方が見えた気がしました。

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SPIの頻出問題は毎年どの程度の割合で出題されるのか

SPIは日本の新卒採用において最も広く使われている適性検査の一つであり、多くの学生が対策を行う試験です。SPI対策を進める中でよく疑問に感じるのが、「頻出問題は毎年どの程度出題されるのか」という点です。つまり、過去問題を中心に勉強すれば本番でも同じような問題が出るのか、それとも全く新しい問題ばかりなのかという疑問です。

結論から言えば、SPIでは毎年かなり高い割合で「頻出パターン」が出題されています。ただし、それは問題文が完全に同じ形で出題されるという意味ではなく、「問題の構造」や「解法パターン」が共通しているという意味です。この仕組みを理解することができれば、SPI対策は効率的に進めることができます。ここではSPIの問題構造や出題傾向、頻出問題の割合、そしてなぜ頻出パターンが繰り返し出題されるのかについて、できるだけ論理的に詳しく解説していきます。

SPIの問題は完全なランダムではない理由

SPIの頻出問題の割合を理解するためには、まずSPIの出題方式を理解する必要があります。SPIは多くの場合、問題データベースの中からランダムに問題が出題される形式になっています。これは紙のテストのように毎年同じ問題セットを使うのではなく、コンピューター上で問題を組み合わせて出題する仕組みです。

しかし、このランダム性は完全な自由ではありません。SPIは受験者の能力を一定の基準で測定するための試験であり、評価の公平性が非常に重要です。そのため、問題はあらかじめ「能力を測定するために有効な問題」として設計されています。つまり、計算能力、論理力、読解力などを測るために適切な問題パターンが用意され、その中から出題される仕組みになっています。

このような構造のため、問題文は変わっても「解法パターン」は繰り返し出題されることになります。例えば、割合の問題、推論の問題、表の読み取り問題などは、長年にわたりSPIで出題され続けている代表的なパターンです。このような仕組みがあるため、頻出問題のパターンは毎年一定の割合で登場することになります。

頻出問題の出題割合はどの程度なのか

SPIの能力検査において、頻出問題と呼ばれるパターンは非常に多くの割合を占めています。一般的にSPI対策の書籍や講座では、出題される問題の約6割から8割程度が典型的な頻出パターンであると言われています。

これは、多くの就活生が実際に受験した体験談や問題分析によっても裏付けられています。SPIでは問題のジャンル自体がある程度固定されており、言語分野では語句の意味、二語関係、文章整序、長文読解などが頻繁に出題されます。一方で非言語分野では、割合、損益算、仕事算、推論、確率、表の読み取りといったテーマが中心となります。

このようなテーマはSPIの基本構造として長年使われているため、年度によって大きく変化することはほとんどありません。もちろん細かい問題文や数値は変わりますが、解き方そのものは同じです。したがって、頻出パターンを理解していれば、本番でも同じような思考プロセスで問題を解くことができる可能性が高くなります。

つまり、SPIの試験全体の中で考えると、約7割前後の問題が「見たことのあるタイプの問題」と感じられる可能性が高いと言えるでしょう。この点がSPI対策の大きな特徴です。

なぜSPIでは同じ問題パターンが繰り返されるのか

SPIで頻出問題が繰り返し出題される理由は、試験の目的にあります。SPIは知識量を測る試験ではなく、思考力や基礎的な能力を測定する試験です。そのため、問題の内容よりも「能力を測定できる構造」が重要になります。

例えば、割合の問題は計算力や数量感覚を測るために非常に適した問題です。推論問題は論理的思考力を測るのに有効です。長文読解は文章理解力を測定できます。このように、それぞれの問題形式には測定したい能力があります。

もし毎年全く新しい形式の問題を作ると、能力を正確に比較することが難しくなります。企業は多くの受験者を同じ基準で評価する必要があるため、安定した問題形式が必要になります。その結果、信頼性の高い問題パターンが繰り返し使われることになります。

この仕組みは大学入試や国家試験などでも見られる特徴です。試験というものは、新しい問題を作ることよりも、能力を正確に測ることを優先するため、一定のパターンが維持される傾向があります。

SPI対策で頻出問題を重視すべき理由

SPIの頻出問題の割合が高いという事実は、受験者にとって大きなメリットになります。なぜなら、効率的な対策が可能になるからです。もしSPIの問題が毎年完全に変わる試験であれば、対策は非常に難しくなります。しかし実際には、問題の多くが共通パターンで構成されています。

このため、頻出問題を集中的に練習するだけでも、試験全体のかなりの部分をカバーすることができます。例えば、非言語分野では割合計算や推論問題をしっかり理解しておくだけでも、本番の問題の多くに対応できる可能性があります。

また、頻出問題を繰り返し解くことで、解法を素早く思い出すことができるようになります。SPIは制限時間が厳しい試験であるため、問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶかどうかが重要です。頻出問題を練習しておくことで、この反応速度を高めることができます。

このような理由から、SPI対策ではまず頻出問題を徹底的に理解することが重要になります。

頻出問題だけでは足りない理由

一方で、頻出問題だけを勉強すれば十分なのかというと、必ずしもそうとは限りません。SPIでは基本パターンが多く出題されるものの、その応用問題や複合問題も一定の割合で登場します。

例えば、割合の問題でも単純な計算ではなく、複数の条件を組み合わせた問題が出題されることがあります。また、推論問題では文章量が多くなり、情報整理の能力が求められる場合もあります。

このような問題は頻出パターンを理解していないと解くことが難しいですが、頻出問題だけを暗記しているだけでは対応できないこともあります。つまり、基本パターンの理解を土台として、応用力を身につけることも重要です。

そのため、SPI対策では「頻出問題を理解すること」と「問題の考え方を身につけること」の両方が必要になります。

SPI頻出問題の対策はどこまで必要か

SPIの頻出問題の割合が高いことを踏まえると、対策の基本は非常にシンプルになります。まずは主要な問題パターンを理解し、それを何度も練習することです。これにより、本番で出題される多くの問題に対応できる可能性が高くなります。

特に重要なのは、問題の答えを覚えるのではなく、解き方を理解することです。SPIでは問題文や数値が変わるため、暗記だけでは対応できません。しかし、解法の考え方を理解していれば、どの問題にも応用できます。

また、問題を解くスピードも重要です。頻出問題を繰り返し解くことで、解法を素早く思い出すことができるようになります。これにより、試験時間内により多くの問題を解くことができるようになります。

SPIの頻出問題を理解すれば対策は大きく進む

SPIの問題は完全なランダムではなく、一定のパターンが繰り返し出題される試験です。そのため、頻出問題は毎年かなりの割合で登場しており、多くの場合6割から8割程度が典型的な問題パターンに当てはまると言われています。

この特徴を理解することで、SPI対策は非常に効率的になります。頻出問題をしっかりと理解し、解法を身につけておくことで、本番でも落ち着いて問題に取り組むことができます。

SPIは一見すると問題数が多く難しそうに感じる試験ですが、出題パターンを理解すれば決して攻略できない試験ではありません。頻出問題の仕組みを理解し、基本パターンを繰り返し練習することが、SPI対策において最も重要なポイントと言えるでしょう。

SPI対策は時間がかかると感じるかもしれませんが、実は1週間で7割を狙う事も可能です。どのように対策すれば良いのかについてはこちらのSPI対策してない時の逆転1週間ロードマップという記事を参考にしてくださいね。

業種や企業によってSPIの頻出問題は変わるのか

SPIは日本の新卒採用で非常に多くの企業が導入している適性検査であり、多くの就活生が最初に対策を始める試験でもあります。そのため、SPI対策を進める中でよく疑問に感じるのが「業種や企業によってSPIの頻出問題は変わるのか」という点です。例えば、金融業界では計算問題が多いのか、IT企業では論理問題が多いのか、メーカーでは特定の問題が出やすいのかといった疑問を持つ学生は少なくありません。

結論から言えば、SPIの基本的な出題パターンは業種や企業によって大きく変わることはありません。ただし、試験の種類や実施方式、企業が設定する基準などによって、体感として出題傾向が変わることはあります。この点を正しく理解することが、SPI対策を効率よく進める上で非常に重要です。ここでは、SPIの出題構造や企業ごとの違い、業種による影響の有無などについて、できるだけ論理的に詳しく解説していきます。

SPIは基本的に共通の問題データベースから出題される

まず理解しておくべき重要なポイントは、SPIは企業ごとに独自の問題を作成している試験ではないということです。SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供している適性検査であり、問題はあらかじめ作成された大きな問題データベースの中から出題されます。

企業はSPIという検査サービスを導入しているだけであり、問題内容そのものを自由に作ることは基本的にできません。そのため、金融業界の企業であっても、メーカーであっても、IT企業であっても、SPIの問題の基本構造は同じになります。言語分野では語句の意味、二語関係、文章整序、長文読解などが出題され、非言語分野では割合、損益算、推論、確率、表の読み取りなどが中心になります。

つまり、業界や企業によって「金融業界では確率ばかり出る」「IT企業では推論ばかり出る」といった極端な偏りがあるわけではありません。SPIはあくまで基礎的な思考力や読解力を測定する試験であり、特定の専門分野の能力を測るものではないからです。

この点を理解すると、SPI対策の方向性は非常に明確になります。特定の業界向けに問題を絞る必要はなく、基本的な頻出問題を幅広く対策することが最も効率的な方法になります。

業界によってSPIの目的はどう変わるのか

SPIの問題自体は業界によって変わりませんが、企業がSPIを導入する目的は業界によって多少異なる場合があります。例えば金融業界では計算能力や正確性を重視する傾向があります。一方でIT業界では論理的思考力や問題解決能力を重視する企業が多いと言われています。

ただし、これは出題内容が変わるという意味ではありません。同じ問題を使いながら、企業が評価するポイントが変わるということです。SPIは能力を数値化する試験であり、企業はその結果を見て自社の基準に合うかどうかを判断します。

例えば、ある企業では非言語分野の得点を重視するかもしれません。別の企業では言語分野の読解力を重視する可能性もあります。このように、評価基準は企業ごとに異なりますが、問題の内容そのものが変わるわけではありません。

そのため、就活生としては「この業界だからこの問題だけ対策すればよい」と考えるのではなく、SPI全体の基礎力をバランスよく高めることが重要になります。

SPIの受験方式によって出題傾向は変わる

業種ではなく、受験方式によってSPIの問題傾向が変わることがあります。SPIにはいくつかの受験方式が存在しており、それぞれで問題の出題形式や難易度が多少異なります。

代表的な方式としてはテストセンター形式、Webテスティング形式、インハウスCBT形式などがあります。これらの形式では問題データベースは共通していますが、出題方法が異なるため、受験者の体感として問題の傾向が変わることがあります。

特にテストセンター形式では、受験者の回答状況に応じて次の問題の難易度が変わる仕組みが使われています。この方式は適応型テストと呼ばれており、正解が続くと難しい問題が出題され、不正解が続くと易しい問題が出題されます。

この仕組みのため、同じSPIでも人によって問題の難易度が大きく異なります。ある学生は推論問題が多かったと感じ、別の学生は計算問題ばかりだったと感じることがあります。しかしこれは業界の違いではなく、適応型出題の影響によるものです。

企業が設定する合格ラインの違い

業種や企業によってSPIの合格ラインが異なることも、出題傾向が違うように感じる理由の一つです。SPIでは企業が合格基準を設定することができます。つまり、同じ試験を受けても企業によって合否の基準が違うのです。

例えば応募者が非常に多い人気企業では、SPIの合格ラインが高く設定される傾向があります。逆に応募者数がそれほど多くない企業では、合格ラインが比較的低く設定されることもあります。

このような違いがあるため、同じSPIでも「この企業のSPIは難しかった」と感じることがあります。しかし実際には問題の内容が変わっているわけではなく、評価基準が厳しいだけの場合が多いのです。

この点を理解しておくと、特定の企業のSPI対策に過度に不安を感じる必要はないことが分かります。基本的なSPI対策をしっかり行っていれば、どの企業のSPIにも対応できる可能性が高くなります。

業界ごとの適性判断にSPIはどう使われるのか

SPIは単に能力を測るだけでなく、適性判断にも使われています。企業はSPIの結果をもとに、応募者が自社の仕事に向いているかどうかを判断します。この適性判断の部分では、業界ごとに重視される要素が多少異なります。

例えば金融業界では慎重さや正確性が重視されることが多く、メーカーでは協調性や継続力が重視される傾向があります。IT業界では論理的思考力や柔軟性が評価されることが多いと言われています。

しかしこれらは主に性格検査の結果に影響する部分であり、能力検査の問題内容が変わるわけではありません。SPIは幅広い企業で使える汎用的な試験として設計されているため、業界ごとに問題を変える必要がないのです。

SPI対策は業界別に変える必要があるのか

ここまで説明してきた内容を踏まえると、SPI対策を業界別に大きく変える必要はないということが分かります。SPIの問題は基本的に共通のデータベースから出題されるため、頻出問題のパターンはどの企業でも共通しています。

そのため、SPI対策として最も重要なのは基本問題の理解です。割合、損益算、推論、確率、文章読解などの頻出テーマをしっかり理解しておくことが重要になります。これらの問題パターンを理解していれば、多くの企業のSPIに対応することができます。

また、SPIは制限時間が厳しい試験であるため、解答スピードを高めることも重要です。問題を見た瞬間に解法を思い浮かべることができるように、繰り返し練習することが効果的です。

SPIの頻出問題は企業によって大きく変わらない

SPIの頻出問題は業種や企業によって大きく変わることはありません。SPIは共通の問題データベースから出題される試験であり、基本的な問題パターンはどの企業でも共通しています。

ただし、受験方式や企業の評価基準によって、受験者が感じる難易度や出題傾向が変わることはあります。しかしこれは問題の種類が変わるわけではなく、出題方法や評価基準の違いによるものです。

このような仕組みを理解しておくと、SPI対策の方向性が明確になります。特定の業界向けに対策を絞るのではなく、SPIの基本的な頻出問題を幅広く理解し、解答スピードを高めることが最も効果的な対策になります。

SPIは一見すると難しそうに感じる試験ですが、出題パターンを理解すれば決して攻略できない試験ではありません。頻出問題を中心に基礎力を高めていくことで、多くの企業のSPIに対応できる力を身につけることができると言えるでしょう。

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SPIの言語の頻出問題を分野・形式一覧

SPIの言語分野は、主に日本語の理解力や論理的な読解力を測るために作られている試験です。就職活動で行われるSPIの能力検査は「言語分野」と「非言語分野」に分かれており、言語分野では文章理解や語彙力、論理的思考力などが総合的に評価されます。数学のような計算問題は基本的に出題されませんが、文章を正確に理解し、文脈から適切な意味を判断する能力が求められます。

SPIの言語分野の特徴は、単なる知識問題ではなく「思考力」を問う問題が多いという点です。例えば単語の意味を問う問題でも、単純な暗記だけではなく文脈理解が必要な場合があります。また、文章整序や長文読解では、文章全体の構造を理解する能力が必要になります。そのため、SPI言語の対策では語彙力だけでなく、文章を論理的に読み解く力を身につけることが重要です。

SPIの言語問題にはいくつかの代表的な出題形式があります。特に頻出とされる分野としては、語句の意味、二語関係、文章整序、空欄補充、長文読解などがあります。これらの問題は毎年多くの企業で出題されており、SPI言語対策の中心となる分野です。ここでは、それぞれの頻出形式について、例題と答え方、そして考え方のポイントを詳しく解説していきます。

語句の意味問題の特徴と解き方

SPI言語で最も基本的な問題形式の一つが語句の意味問題です。この問題は、ある単語の意味として最も近いものを選ぶ形式になっています。語彙力を問う問題のように見えますが、実際には文脈理解や言葉のニュアンスを判断する能力も必要になります。

例題として次のような問題を考えてみます。

「堅実」の意味として最も近いものを選びなさい。

選択肢として「慎重で確実である」「大胆である」「感情的である」「衝動的である」といった言葉が提示されているとします。この場合、「堅実」という言葉の意味を考えると、安定していて確実に物事を進めるというニュアンスがあります。そのため最も近い意味は「慎重で確実である」になります。

語句の意味問題で重要なのは、単語を完全に暗記していなくても、言葉のイメージから意味を推測することです。例えば「堅」という漢字には「かたい」「しっかりしている」という意味があります。このような漢字のニュアンスを理解していると、意味を推測しやすくなります。

また、SPIでは難解な言葉よりも日常的に使われる言葉が出題される傾向があります。そのため、新聞や一般的な文章で使われる語彙を理解しておくことが重要です。

二語関係問題の特徴と解き方

SPI言語の中でも特に頻出とされる形式が二語関係問題です。この問題は二つの言葉の関係性を理解し、同じ関係になる組み合わせを選ぶ形式です。論理的な言葉の関係を理解する能力が求められます。

例題として次のような問題があります。

「教師:学校」と同じ関係のものを選びなさい。

選択肢として「医師:病院」「農家:野菜」「学生:勉強」「作家:本」などが提示されているとします。

まず「教師:学校」の関係を考えます。この関係は「職業とその勤務場所」という関係です。教師は学校で働く職業です。この関係と同じものを選ぶと、「医師:病院」が最も近い関係になります。医師も病院で働く職業だからです。

この問題を解くときのコツは、まず元の二語の関係を言葉で説明することです。例えば「職業と場所」「原因と結果」「部分と全体」などの関係に分類することで、正解を見つけやすくなります。

二語関係問題は語彙力だけでなく、論理的な分類能力が求められる問題です。そのため、日頃から言葉の関係性を意識して考える習慣を持つと解きやすくなります。

文章整序問題の特徴と解き方

文章整序問題は、バラバラになった文を正しい順番に並べ替える問題です。この問題では文章の論理構造を理解する能力が求められます。SPIの言語分野の中でも思考力が必要な問題として知られています。

例えば次のような例題を考えてみます。

ある文章が四つの文に分かれて提示されているとします。内容は「新しい技術の発展」「社会への影響」「導入の課題」「将来の可能性」といったテーマについて述べられている文章です。

このような問題では、文章のつながりを意識して順序を考えることが重要です。特に注目すべきなのは接続詞です。「しかし」「そのため」「また」「さらに」などの接続詞は、文章の流れを示す重要な手がかりになります。

例えば「しかし」という言葉がある場合、その前には対比される内容があるはずです。また「このように」という言葉がある場合は、前の内容をまとめている可能性が高いです。このように接続詞や指示語に注目することで、文章の順序を論理的に判断することができます。

文章整序問題では、文章全体のテーマを理解することも重要です。最初に来る文はテーマを提示する内容であることが多く、最後の文はまとめや結論になることが多いです。この構造を意識すると正しい順序を見つけやすくなります。

空欄補充問題の特徴と解き方

空欄補充問題は、文章の中の空欄に入る最も適切な言葉を選ぶ問題です。この問題では文脈理解と論理的な文章読解力が求められます。

例題として次のような文章を考えます。

「新しいアイデアを生み出すためには、既存の考え方にとらわれず、( )視点で物事を考えることが重要である。」

選択肢として「柔軟な」「消極的な」「限定的な」「悲観的な」といった言葉がある場合、文章の意味を考えることが重要です。新しいアイデアを生み出すためには、固定観念にとらわれない視点が必要です。そのため最も適切なのは「柔軟な」になります。

空欄補充問題では、空欄の前後の文章を丁寧に読むことが重要です。特に対比や因果関係を示す言葉に注目すると、正しい答えを見つけやすくなります。

長文読解問題の特徴と解き方

SPI言語の中で最も総合的な能力が求められるのが長文読解問題です。この問題では文章全体を読み、筆者の主張や内容理解を問う問題が出題されます。

長文読解の例題としては、社会問題や科学技術、文化などについて説明する文章が提示され、その内容に関する質問に答える形式が一般的です。

例えば、環境問題について書かれた文章が提示され、「筆者の主張として最も適切なものを選びなさい」という問題が出題されることがあります。この場合、文章全体の流れを理解し、筆者が最も伝えたいポイントを見つけることが重要です。

長文読解を解くコツは、最初からすべてを細かく理解しようとしないことです。まず文章全体のテーマを把握し、その後で重要な部分を読み直すと効率よく理解できます。また、接続詞や段落の構造に注目することで、文章の論理構造を把握しやすくなります。

SPI言語の頻出問題を攻略する考え方

SPI言語の頻出問題を攻略するためには、単なる暗記ではなく論理的な理解が重要です。語句の意味問題では言葉のニュアンスを理解すること、二語関係問題では言葉の関係性を整理すること、文章整序では接続詞や論理構造を意識することが重要です。

また、SPIは制限時間が厳しい試験であるため、問題を素早く処理する能力も必要になります。頻出問題を繰り返し練習することで、問題のパターンを理解し、解答スピードを高めることができます。

SPI言語の問題は一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、出題パターンを理解すれば対応できる問題が多いです。語彙力、読解力、論理力をバランスよく身につけることで、SPI言語分野の得点を大きく伸ばすことが可能になるので、当サイトで公開しているこちらのSPI言語の頻出問題一覧も参考にしていただければと思います。

SPIは多くの企業の採用試験で使われている重要なテストですが、頻出問題をしっかり理解して対策を進めれば決して攻略できない試験ではありません。言語分野の問題形式を理解し、例題を通して解き方の考え方を身につけることが、SPI対策を成功させるための重要なポイントと言えるでしょう。

また、当サイトではSPI/玉手箱/TG-WEB/SCOA/CUBIC/ミキワメ/Compass/eF-1Gなどの練習問題を総括して公開しているまとめ記事もあります。他の形式の問題も行いたくなったら下記記事も試してみてくださいね。

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SPIの非言語の頻出問題を分野・形式一覧

SPIの非言語分野は、主に数的処理能力や論理的思考力を測るための試験です。言語分野が日本語の読解力や語彙力を中心に評価するのに対し、非言語分野では数値を扱う能力や、条件を整理して論理的に答えを導き出す能力が重視されます。数学の試験のように見えることもありますが、大学受験の数学のような高度な計算力が求められるわけではありません。むしろ重要なのは、問題の構造を理解し、効率よく解法を見つける思考力です。

SPIの非言語分野では、いくつかの典型的な問題パターンが繰り返し出題されています。これらは一般的に頻出問題と呼ばれており、SPI対策の中心となる分野です。代表的なテーマとしては、割合、損益算、仕事算、推論、確率、表の読み取りなどがあります。問題文や数値は毎回変わりますが、解き方の考え方は共通している場合が多いため、基本パターンを理解しておくことが非常に重要です。

ここでは、SPI非言語の代表的な頻出分野について、例題と解き方、そして考え方のポイントをできるだけ詳しく説明していきます。

割合の問題の特徴と解き方

SPI非言語の中で最も頻繁に出題される分野の一つが割合の問題です。割合は日常生活でもよく使われる概念ですが、SPIでは文章の中に含まれる割合関係を正しく理解し、計算できるかどうかが問われます。

例題として次のような問題を考えてみます。

ある商品の定価は5000円です。この商品を20%引きで販売した場合、販売価格はいくらになるでしょうか。

この問題を解くためには、まず20%引きという意味を理解する必要があります。20%引きとは、元の価格の20%を引くという意味です。つまり、定価の80%で販売することになります。

定価5000円の80%を計算すると、5000×0.8となります。計算すると4000円になります。したがって販売価格は4000円です。

割合の問題では、まず「何を基準にしているのか」を理解することが重要です。割引や増加、減少などの表現は、すべて基準となる数値があります。SPIではこの基準を正しく読み取れるかどうかが重要なポイントになります。

また、割合問題では%を小数に変換する習慣をつけておくと計算がスムーズになります。例えば10%は0.1、25%は0.25、50%は0.5といったように変換すると計算が簡単になります。

損益算の問題の特徴と解き方

損益算もSPI非言語で非常によく出題される問題です。この問題では商品の仕入れ価格、販売価格、利益率などの関係を理解する必要があります。商売の計算に関する問題であり、割合問題と密接に関係しています。

例題として次のような問題を考えてみます。

ある商品を1000円で仕入れ、20%の利益を見込んで販売する場合、販売価格はいくらになるでしょうか。

この問題では「利益20%」という表現が重要です。利益率は通常、仕入れ価格を基準に計算します。つまり1000円の20%が利益になります。

1000円の20%は200円です。したがって販売価格は、仕入れ価格1000円に利益200円を加えた1200円になります。

損益算では、利益率が何を基準にしているのかを正しく理解することが重要です。SPIでは仕入れ価格を基準にする場合が多いですが、問題によっては販売価格を基準にする場合もあります。そのため、問題文を丁寧に読むことが大切です。

仕事算の問題の特徴と解き方

仕事算は、複数の人が協力して仕事をする場合の時間を求める問題です。この問題では仕事量を一定と考え、それぞれの作業速度を計算することで答えを導きます。

例題として次のような問題を考えてみます。

Aさんはある仕事を6時間で終わらせることができます。Bさんは同じ仕事を3時間で終わらせることができます。この二人が一緒に仕事をした場合、仕事は何時間で終わるでしょうか。

この問題ではまず、それぞれの作業速度を考えます。Aさんは1時間で仕事の6分の1を進めます。Bさんは1時間で仕事の3分の1を進めます。

二人が一緒に作業すると、1時間で進む仕事量は6分の1と3分の1を足したものになります。3分の1は6分の2なので、合計すると6分の3、つまり2分の1になります。

つまり1時間で仕事の半分が終わるため、仕事全体は2時間で終わります。

仕事算では「1時間あたりの仕事量」を考えることが重要です。この考え方を理解すると、多くの仕事算問題を解くことができるようになります。

推論問題の特徴と解き方

推論問題は、SPI非言語の中でも論理的思考力が強く求められる問題です。いくつかの条件が与えられ、それを整理して正しい結論を導きます。

例題として次のような問題を考えます。

A、B、Cの三人がいます。AはBより背が高いです。BはCより背が高いです。このとき、誰が一番背が高いでしょうか。

この問題では条件を整理することが重要です。AはBより高く、BはCより高いという関係があります。つまり背の高さはA、B、Cの順になります。

したがって最も背が高いのはAです。

推論問題では、条件を図や表に整理すると理解しやすくなります。SPIでは情報を整理する能力が重要であり、条件を順序立てて考えることが求められます。

確率問題の特徴と解き方

確率問題もSPIで比較的よく出題される分野です。確率とは、ある出来事が起こる可能性の割合を表すものです。SPIでは基本的な確率計算が中心になります。

例題として次のような問題を考えます。

袋の中に赤いボールが3個、青いボールが2個入っています。この袋から1個のボールを取り出すとき、赤いボールが出る確率はどれくらいでしょうか。

まず全体のボールの数は5個です。そのうち赤いボールは3個です。したがって赤いボールが出る確率は3÷5となります。

答えは5分の3です。

確率問題では「有利な場合の数」を「全体の場合の数」で割るという基本原則を理解することが重要です。この考え方を覚えておくと、多くの確率問題に対応できます。

表の読み取り問題の特徴と解き方

表の読み取り問題は、SPI非言語でよく出題される実務的な問題です。表やグラフのデータを読み取り、必要な計算を行う能力が求められます。

例えば、ある会社の売上データが年度ごとに表で示されており、「最も売上が増加した年度はどれか」といった質問が出されることがあります。この場合、単に数字を読むだけでなく、増加率や差を計算する必要があります。

表の読み取り問題では、まず何を求められているのかを正確に理解することが重要です。表の情報は多くの場合複雑に見えますが、必要な情報だけを取り出すことで解答できます。

また、SPIでは実際のビジネスデータを想定した問題が多いため、売上、利益、割合などの計算が組み合わされることがあります。このような問題では、計算の順序を整理することが大切です。

SPI非言語の頻出問題を攻略する考え方

SPI非言語の頻出問題を攻略するためには、まず問題の基本パターンを理解することが重要です。割合、損益算、仕事算、推論、確率、表の読み取りといった代表的な分野は、毎年多くの企業のSPIで出題されています。

これらの問題は、計算そのものよりも考え方を理解することが重要です。例えば割合問題では基準となる数値を見つけること、仕事算では作業速度を考えること、推論問題では条件を整理することがポイントになります。

また、SPIは制限時間が短いため、問題を素早く処理する能力も必要になります。そのため、頻出問題を繰り返し練習し、解法を素早く思い出せるようにすることが大切です。

SPI非言語の問題は一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、基本パターンを理解していれば対応できる問題が多いです。問題の構造を理解し、論理的に考える習慣を身につけることで、非言語分野の得点を大きく伸ばすことができるので、当サイトで公開しているこちらのSPI非言語の頻出問題まとめもあわせて参考にしてくださいね。

SPIは多くの企業の採用試験で使われている重要なテストですが、頻出問題の考え方を理解すれば、決して攻略できない試験ではありません。基本的な問題パターンを丁寧に学び、例題を通して解法を身につけていくことが、SPI非言語対策の最も重要なポイントと言えるでしょう。

SPI言語の頻出問題集

SPI言語の頻出形式を中心に、実際のSPIに近い形で練習できる模擬問題を30問程公開致します。

SPIでは語句の意味・二語関係・文章整序・空欄補充・長文読解が特に頻出なので、これらをバランスよく出題しています。

第1章 語句の意味(問題1〜6)

問題1

「慎重」の意味として最も近いものを選びなさい。

A 注意深い
B 大胆な
C 軽率な
D 迅速な

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答え
A

解説
慎重とは、物事を進める際に失敗がないように注意深く行動することを意味します。
Bの大胆は思い切って行動する様子、Cの軽率はよく考えず行動する様子なので意味が異なります。

問題2

「顕著」の意味として最も近いものを選びなさい。

A 目立つ
B 小さい
C 隠れている
D 不明確

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答え
A

解説
顕著とは「はっきりと目立っている様子」です。
社会問題などで「顕著な傾向」などと使われます。

問題3

「緩和」の意味として最も近いものを選びなさい。

A 弱める
B 強める
C 広げる
D 隠す

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答え
A

解説
緩和とは、程度を弱めることです。
例:規制を緩和する。

問題4

「普遍」の意味として最も近いものを選びなさい。

A 一般的
B 特別
C 偶然
D 一時的

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答え
A

解説
普遍とは、広く共通して当てはまることを意味します。
哲学などでも頻出する語彙です。

問題5

「抑制」の意味として最も近いものを選びなさい。

A 控える
B 拡大する
C 無視する
D 消去する

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答え
A

解説
抑制とは行動や感情を抑えることを意味します。

問題6

「曖昧」の意味として最も近いものを選びなさい。

A はっきりしない
B 正確
C 強固
D 完全

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答え
A

解説
曖昧とは物事が明確でない状態です。

第2章 二語関係(問題7〜12)

問題7

「教師:学校」と同じ関係を選びなさい。

A 医師:病院
B 作家:小説
C 農家:野菜
D 学生:勉強

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答え
A

解説
教師は学校で働く職業です。
同じ関係は「医師:病院」です。

問題8

「原因:結果」と同じ関係を選びなさい。

A 種:植物
B 火:煙
C 先生:授業
D 雨:傘

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答え
B

解説
火が原因で煙が発生します。
原因→結果の関係です。

問題9

「車:タイヤ」と同じ関係を選びなさい。

A 家:窓
B 海:魚
C 山:木
D 空:雲

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答え
A

解説
タイヤは車の一部分です。
家と窓も部分関係です。

問題10

「鉛筆:書く」と同じ関係を選びなさい。

A 包丁:切る
B 椅子:座る
C 時計:時間
D 本:読む

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答え
A

解説
鉛筆は書くための道具。
包丁は切るための道具です。

問題11

「春:桜」と同じ関係を選びなさい。

A 夏:海
B 冬:雪
C 秋:紅葉
D 朝:太陽

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答え
C

解説
季節とその象徴的なものの関係です。
秋と紅葉が最も近い関係です。

問題12

「医者:患者」と同じ関係を選びなさい。

A 店員:客
B 教師:本
C 運転手:車
D 社員:会社

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答え
A

解説
医者が相手にする対象は患者です。
店員が対応する対象は客です。

第3章 空欄補充(問題13〜18)

問題13

次の文章の空欄A・Bに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

新しい制度には多くの利点がある。( A )、導入に必要な費用や現場の負担についても( B )しなければならない。

【選択肢】

  1. つまり ― 無視
  2. そのため ― 固定
  3. 一方で ― 検討
  4. たとえば ― 排除
  5. さらに ― 制限
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【解答】
3

【解説】
前半では、新しい制度の「利点」を述べています。後半では、費用や負担という別の面にも目を向けています。

利点と負担という二つの側面を比べているため、Aには「一方で」が適切です。また、費用や負担についてよく考えることは、「検討する」と表現します。

「一方で―検討」を入れると、「利点はあるが、費用や負担についても考えなければならない」という意味になります。

したがって、正解は3です。

問題14

次の文章の空欄に入る語句として、最も適切なものを選びなさい。

多くの意見を集めることは大切だが、すべてをそのまま採用できるわけではない。目的に合う意見を(  )する必要がある。

【選択肢】

  1. 放置
  2. 否定
  3. 混同
  4. 選別
  5. 中断
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【解答】
4

【解説】
空欄の前では、多くの意見を集めても、すべてを採用することはできないと述べています。そのため、目的に合うものと合わないものを分ける必要があります。

「選別」とは、多くのものの中から、条件に合うものを選び分けることです。「意見を選別する」という表現が文脈に合います。

1の「放置」はそのままにしておくこと、2の「否定」は認めないこと、3の「混同」は異なるものを同じものとして扱うこと、5の「中断」は途中でやめることです。

したがって、正解は4です。

問題15

次の文章の空欄A・Bに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

一度の失敗だけで、自分には能力がないと判断するべきではない。失敗の原因を( A )し、次の行動を( B )することが成長につながる。

【選択肢】

  1. 放置 ― 停止
  2. 否定 ― 制限
  3. 固定 ― 回避
  4. 省略 ― 維持
  5. 分析 ― 改善
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【解答】
5

【解説】
失敗から学ぶためには、まず「なぜ失敗したのか」を詳しく調べる必要があります。このことは「原因を分析する」と表現します。

さらに、原因が分かったら、次に行うことをよりよく変える必要があります。そのため、Bには「改善」が入ります。

「分析―改善」を入れると、「失敗の理由を調べ、その結果をもとに次の行動をよくする」という自然な流れになります。

したがって、正解は5です。

問題16

次の文章の空欄に入る語句として、最も適切なものを選びなさい。

会議で発言するときには、自分の意見を述べるだけでなく、その理由を(  )に説明する必要がある。

【選択肢】

  1. 明確
  2. 偶然
  3. 消極的
  4. 一時的
  5. 不規則
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【解答】
1

【解説】
意見を相手に理解してもらうためには、なぜそのように考えたのかを、はっきり説明する必要があります。

「明確に説明する」とは、内容を曖昧にせず、はっきり分かるように説明することです。そのため、空欄には「明確」が入ります。

2の「偶然」、3の「消極的」、4の「一時的」、5の「不規則」は、理由を分かりやすく説明するという意味には合いません。

したがって、正解は1です。

問題17

次の文章の空欄A・Bに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。

読書では、文章を速く読むことだけが大切なのではない。( A )、筆者が何を伝えようとしているのかを( B )する必要がある。

【選択肢】

  1. そのため ― 暗記
  2. むしろ ― 理解
  3. さらに ― 省略
  4. たとえば ― 固定
  5. しかし ― 排除
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【解答】
2

【解説】
前の文では、「速く読むことだけが大切なのではない」と述べています。続く文では、それよりも大切なことを示そうとしています。

Aには、「それよりも、かえって」という意味の「むしろ」が適切です。また、筆者が伝えようとしていることは、「理解する」必要があります。

「むしろ―理解」を入れると、「速さだけではなく、内容を理解することが大切だ」という意味になります。

したがって、正解は2です。

問題18

次の文章の空欄に入る語句として、最も適切なものを選びなさい。

長く続けてきた方法であっても、状況が変われば見直す必要がある。以前のやり方に(  )しすぎると、新しい課題に対応できない。

【選択肢】

  1. 適応
  2. 貢献
  3. 固執
  4. 協力
  5. 到達
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【解答】
3

【解説】
空欄の後には、「新しい課題に対応できない」とあります。つまり、以前のやり方にこだわりすぎることが問題だと述べています。

「固執する」とは、一つの考え方や方法に強くこだわり、簡単には変えようとしないことです。「以前のやり方に固執する」が最も自然です。

1の「適応」は状況に合わせること、2の「貢献」は役に立つこと、4の「協力」は力を合わせること、5の「到達」は目的地などに着くことです。

したがって、正解は3です。

第4章 文章整序(問題19〜24)

問題19

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、4番目に来る文として最も適切なものを選びなさい。

  1. たとえば、売れた商品と売れなかった商品を比べる。
  2. その違いをもとに、次の販売方法を考えることができる。
  3. このように、数字を見ることで判断の材料が増える。
  4. 店の運営では、感覚だけでなく数字を見ることも大切である。
  5. すると、価格や置き場所による違いが見えてくる。

【選択肢】

  1. 文1
  2. 文2
  3. 文3
  4. 文4
  5. 文5
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【解答】
2

【解説】
最初は文4です。「店の運営では、感覚だけでなく数字を見ることも大切である」と、全体のテーマを示しています。

次に、文1の「たとえば」が続きます。数字を見る具体例として、売れた商品と売れなかった商品を比べると説明しています。文5の「すると」は、文1の比較を受けて、違いが見えてくることを示しています。

その次が文2です。「その違い」とは、文5で述べた「価格や置き場所による違い」のことです。最後に文3の「このように」で全体をまとめます。

正しい順番は
4 → 1 → 5 → 2 → 3
です。
この問題では4番目に来る文を問われているため、正解は文2です。

問題20

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、最も適切なものを選びなさい。

  1. その結果、読む速度だけでなく内容の理解も深まる。
  2. 次に、段落ごとの中心となる文を探す。
  3. 長い文章を読むときは、いきなり細部に注目しすぎない方がよい。
  4. つまり、全体から細部へ進む読み方が効果的である。
  5. まず、文章全体が何について書かれているかをつかむ。

【選択肢】

  1. 3 → 5 → 2 → 1 → 4
  2. 5 → 2 → 3 → 1 → 4
  3. 3 → 2 → 5 → 1 → 4
  4. 3 → 5 → 1 → 2 → 4
  5. 5 → 3 → 2 → 1 → 4
解答と解説を見る

【解答】
1

【解説】
文3が最初に来ます。「長い文章を読むときは、いきなり細部に注目しすぎない方がよい」と、文章の読み方についてのテーマを示しています。

次に、文5の「まず」が続きます。最初に文章全体の内容をつかむことが説明されています。文2の「次に」は、文5に続く手順で、段落ごとの中心文を探すことを述べています。

その後、文1の「その結果」で、読み方を工夫した成果を述べます。最後に、文4の「つまり」で考え方をまとめています。

したがって、正しい順番は
3 → 5 → 2 → 1 → 4
です。

問題21

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、5番目に来る文として最も適切なものを選びなさい。

  1. 失敗を経験すると、次に気をつける点が見えてくる。
  2. そのため、失敗をただ避けるのではなく、振り返ることが重要である。
  3. このように、失敗は成長のきっかけにもなる。
  4. たとえば、発表でうまく話せなかった場合を考えてみよう。
  5. 原因を考えれば、準備不足や練習不足に気づくことができる。

【選択肢】

  1. 文1
  2. 文2
  3. 文3
  4. 文4
  5. 文5
解答と解説を見る

【解答】
3

【解説】
最初は文1です。「失敗を経験すると、次に気をつける点が見えてくる」と、失敗から学ぶというテーマを示しています。

次に、文4の「たとえば」が続きます。発表でうまく話せなかった場合という具体例を出しています。文5では、その失敗の原因を考えることで気づきが得られると説明しています。

その後、文2の「そのため」で、失敗を振り返ることの大切さを述べます。最後に、文3の「このように」で全体をまとめています。

正しい順番は
1 → 4 → 5 → 2 → 3
です。
この問題では5番目に来る文を問われているため、正解は文3です。

問題22

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、最も適切なものを選びなさい。

  1. 一方で、相手の意見を聞かなければ、自分の考えの弱点に気づきにくい。
  2. 話し合いでは、自分の意見を伝えることだけが重要なのではない。
  3. だからこそ、話し合いでは聞く姿勢も欠かせない。
  4. もちろん、自分の考えを分かりやすく説明することは大切である。
  5. 相手の意見を聞くことで、新しい見方を得られることもある。

【選択肢】

  1. 4 → 2 → 1 → 5 → 3
  2. 2 → 1 → 4 → 5 → 3
  3. 2 → 4 → 1 → 5 → 3
  4. 2 → 4 → 5 → 1 → 3
  5. 4 → 1 → 2 → 5 → 3
解答と解説を見る

【解答】
3

【解説】
最初は文2です。「自分の意見を伝えることだけが重要なのではない」と、話し合いにおける大切な点を提示しています。

次に、文4の「もちろん」が続きます。文2で「伝えることだけではない」と言っていますが、伝えること自体は大切だと補足しています。ここで一度、伝えることの重要性を認めています。

その後、文1の「一方で」が来ます。文4の内容に対して、相手の意見を聞く重要性を述べています。文5では、聞くことで新しい見方を得られるという利点をさらに説明します。

最後に、文3の「だからこそ」で結論をまとめます。

したがって、正しい順番は
2 → 4 → 1 → 5 → 3
です。

問題23

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、1番目に来る文として最も適切なものを選びなさい。

  1. そのため、複数の情報源を比べることが重要である。
  2. さらに、発信された日付を確認することも欠かせない。
  3. このような確認を行えば、誤った情報に流されにくくなる。
  4. インターネット上の情報は便利だが、すべてが正しいとは限らない。
  5. なぜなら、古い情報や根拠の不明な情報も含まれているからだ。

【選択肢】

  1. 文1
  2. 文2
  3. 文3
  4. 文4
  5. 文5
解答と解説を見る

【解答】
4

【解説】
最初に来るのは文4です。「インターネット上の情報は便利だが、すべてが正しいとは限らない」と、文章全体のテーマを示しています。

次に、文5の「なぜなら」が続きます。文4で「正しいとは限らない」と言った理由を、文5で説明しています。

その後、文1の「そのため」で、情報源を比べる必要性を述べます。さらに文2で、日付を確認することも大切だと追加します。最後に、文3の「このような確認」で、文1と文2の内容をまとめています。

正しい順番は
4 → 5 → 1 → 2 → 3
です。
この問題では1番目に来る文を問われているため、正解は文4です。

問題24

次の1〜5の文を意味が通るように並び替えたとき、最も適切なものを選びなさい。

  1. しかし、価格だけで選ぶと、使いにくい商品を買ってしまうこともある。
  2. そのため、価格と使いやすさの両方を比べることが大切である。
  3. 商品を選ぶとき、多くの人はまず価格に注目する。
  4. このように、安さだけでなく実際に使う場面を考える必要がある。
  5. たとえば、安くてもすぐに壊れる商品では、結局買い直すことになる。

【選択肢】

  1. 3 → 5 → 1 → 2 → 4
  2. 3 → 1 → 2 → 5 → 4
  3. 1 → 3 → 5 → 2 → 4
  4. 3 → 1 → 4 → 5 → 2
  5. 3 → 1 → 5 → 2 → 4
解答と解説を見る

【解答】
5

【解説】
文3が最初です。「商品を選ぶとき、多くの人はまず価格に注目する」と、商品選びの話題を提示しています。

次に、文1の「しかし」が続きます。価格に注目することに対して、価格だけで選ぶことの問題点を述べています。

その後、文5の「たとえば」で具体例が示されます。安くてもすぐ壊れる商品では買い直すことになる、という例です。文2の「そのため」は、文1と文5の内容を受けて、価格と使いやすさの両方を見る必要があると説明しています。

最後に、文4の「このように」で全体をまとめます。

したがって、正しい順番は
3 → 1 → 5 → 2 → 4
です。

第5章 長文読解(問題25〜30)

次の文章を読み、後の問題に答えなさい。

同じ長さの時間を待っていても、短く感じる場合と長く感じる場合がある。たとえば、友人と話しながら電車を待つ10分と、いつ来るか分からないバスを一人で待つ10分とでは、実際の時間が同じでも受ける印象は異なる。待ち時間の感じ方は、時計で測れる長さだけではなく、その間に何をしているか、いつ終わるかが分かっているかによって変わるのである。

特に、人は待ち時間の見通しが立たないと、不安や不満を感じやすい。店の前に長い列があっても、「約15分待ち」と表示されていれば、自分が待てるかどうかを判断できる。一方、列が短くても、なぜ進まないのか、あとどれくらいかかるのかが分からなければ、実際以上に長く感じられることがある。待つことそのものよりも、状況を理解できないことが負担になる場合があるのだ。

そこで、店や施設では、待ち時間を短縮するだけでなく、待つ人へ情報を伝える工夫が行われている。受付番号を表示したり、順番が近づいたら知らせたりする仕組みがあれば、利用者はその場を離れて別のことをすることもできる。また、遅れが生じている理由を説明すれば、すべての人が納得するとは限らないものの、何も知らされない場合より状況を受け入れやすくなる可能性がある。

ただし、待ち時間の表示は、正確であればよいというだけではない。「あと10分」と表示された後、何度も時間が延びれば、利用者はかえって不信感を抱く。反対に、確実に守れるよう長めの時間だけを示すと、実際には早く順番が来ても、利用者が待つことを諦めてしまうかもしれない。そのため、情報を提供する側には、現在の状況をできるだけ適切に予測し、変化があれば更新することが求められる。

もちろん、情報提供だけで待ち時間の問題がすべて解決するわけではない。人員不足や手続きの複雑さによって長い待ち時間が生じているなら、作業の進め方そのものを改善する必要がある。しかし、時間をすぐに短縮できない場合でも、順番、理由、見込みを伝えることによって、利用者が自分で行動を選べるようになる。待ち時間への対策とは、単に時計上の時間を減らすことではなく、待つ人が状況を理解し、見通しを持てるようにすることも含むのである。

問題25

本文によれば、同じ長さの待ち時間でも感じ方が異なる主な理由として、最も適切なものを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 待っている人数が多いほど、待ち時間を短く感じやすくなるから。
  2. 待っている間の過ごし方や、終了時刻の見通しが感じ方に影響するから。
  3. 友人と一緒に待つ場合には、実際の待ち時間そのものが短くなるから。
  4. 待ち時間の感じ方は、時計で測った時間の長さだけによって決まるから。
  5. 列が短ければ、待ち時間の理由や見通しが分からなくても負担を感じないから。
解答と解説を見る

【解答】
2

【解説】

本文では、待ち時間の感じ方は、実際の時間の長さだけで決まるものではないと述べています。

待っている間に何をしているか、また、いつ待ち時間が終わるかを予測できるかどうかによって、同じ10分でも短く感じたり長く感じたりします。

1は、待っている人数と時間の感じ方を直接結びつけており、本文には述べられていません。3は、友人と待つことで実際の時間が短くなるのではなく、短く感じられるだけなので誤りです。4は本文と反対です。5についても、列が短くても理由や見通しが分からなければ、実際以上に長く感じる場合があります。

したがって、正解は2です。

問題26

本文中で、「約15分待ち」という表示の例が挙げられている理由として、最も適切なものを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 長い行列でも、表示を出せば実際の待ち時間を短くできることを示すため。
  2. 待ち時間が示されていれば、利用者は必ずその場で待ち続けることを示すため。
  3. 待つ時間の見通しが分かれば、利用者が待つかどうかを判断しやすくなることを示すため。
  4. 店は、実際の進み方にかかわらず一定の待ち時間を表示すべきだと示すため。
  5. 行列の長さだけで、待ち時間を正確に予測できることを示すため。
解答と解説を見る

【解答】
3

【解説】

「約15分待ち」という表示があれば、利用者は待ち時間の見通しを持つことができます。その結果、自分がその時間を待てるか、その場を離れるかを判断しやすくなります。

この例は、表示によって実際の待ち時間そのものが短くなることを示したものではありません。また、待ち時間が分かれば、全員が必ず待つという意味でもありません。

4は、状況が変われば表示を更新する必要があるという本文に反します。5についても、列の長さだけでは処理の進み方や一人当たりの時間まで分からないため、正確な予測はできません。

したがって、正解は3です。

問題27

本文全体を通して、筆者が最も主張したいことを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 待ち時間の問題は、人員を増やすことによってのみ解決できる。
  2. 待ち時間を表示する場合には、実際よりも短い時間を示す方がよい。
  3. 情報を伝えれば、実際の待ち時間を短縮する必要はなくなる。
  4. 待ち時間への対策には、時間の短縮だけでなく、状況や見通しを伝えることも重要である。
  5. 待ち時間に関する情報は、利用者の不満を増やすため、示さない方がよい。
解答と解説を見る

【解答】
4

【解説】

本文では、人員不足や手続きの複雑さによって待ち時間が生じている場合には、作業方法そのものを改善する必要があるとしています。

その一方で、時間をすぐに短縮できない場合でも、順番、遅れの理由、待ち時間の見込みを伝えることで、利用者は待つか、その場を離れるかなど、自分で行動を選びやすくなります。

したがって、待ち時間への対策は、実際の時間を短くすることだけではなく、利用者が状況を理解し、見通しを持てるようにすることも含みます。

1は解決方法を人員増加だけに限定しているため誤りです。2は不正確な表示を勧めており、本文と反します。3は情報提供だけですべて解決するという内容であり、本文と一致しません。5も、情報提供の必要性を否定しているため誤りです。

したがって、正解は4です。


次の文章を読み、後の問題に答えなさい。

私たちは、音の大きさだけで場所の快適さを判断しているわけではない。同じ程度の音量であっても、木の葉が風に揺れる音や小鳥の声は心地よく感じられる一方、機械の作動音や突然の警告音には不快感を覚えることがある。音の感じ方には、音量だけでなく、音の種類、発生する時間、予測できるかどうか、その場所で何をしようとしているかが関係している。

たとえば、駅の構内では、列車の到着や危険を知らせる音が必要である。しかし、案内放送や警告音が多すぎれば、本当に重要な情報がほかの音に埋もれてしまう可能性がある。反対に、音を減らすことだけを優先して必要な案内まで小さくすれば、利用者が情報を聞き取れなくなる。特に、文字による案内を確認しにくい人にとって、音声情報は安全な移動を支える重要な手段である。

図書館や病院の待合室など、静けさが求められる場所でも、すべての音をなくせばよいとは限らない。空調設備の音や人の足音まで完全に消すことは難しく、あまりに静かな環境では、かえって小さな物音が目立つ場合もある。また、周囲の会話が聞き取れるほど静かだと、自分の話し声がほかの人に聞かれることを気にして、相談しにくくなることもある。一定の背景音が、周囲の音を目立ちにくくし、安心感を生むこともあるのである。

快適な音環境をつくるには、単純に音量を下げるのではなく、その場所の目的と利用者の状況を考える必要がある。危険を知らせる音は聞き取りやすくしながら、不要な放送を減らす、音が発生する場所や時間を分ける、吸音材を使って響きを抑えるといった複数の方法が考えられる。さらに、設備を整えた後も、利用者がどの音を不快または必要と感じているかを確かめなければならない。

音は目に見えないため、問題がある場所や原因を把握しにくい。しかし、苦情の件数だけで判断すると、声を上げにくい利用者の負担を見落とす可能性がある。音量の測定結果、利用者の意見、施設の目的を組み合わせて検討することが重要である。よい音環境とは、音がまったく存在しない状態ではなく、必要な音が届き、不要な音による負担が抑えられた状態なのである。

問題28

本文の内容と一致するものを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 人が音を快適と感じるかどうかは、音量だけによって決まる。
  2. 駅では安全性を高めるため、案内放送をできるだけ多く流す方がよい。
  3. 一定の背景音が、周囲の小さな音や会話を目立ちにくくする場合がある。
  4. 静けさが求められる場所では、空調音や足音も含め、すべての音をなくす必要がある。
  5. 音環境は設備を整えた時点で完成し、その後の確認は必要ない。
解答と解説を見る

【解答】
3

【解説】

本文では、音の感じ方には、音量だけでなく、音の種類、発生時刻、予測のしやすさ、場所の目的などが関係すると述べています。

また、図書館や病院のような場所でも、あまりに静かだと小さな音が目立ち、相談内容が周囲に聞こえることを気にする場合があります。そのため、一定の背景音が周囲の音を目立ちにくくし、安心感につながることがあります。

1は、音量以外の要素も関係するため誤りです。2は、放送が多すぎると重要な情報が埋もれるため誤りです。4は、すべての音をなくせばよいわけではないとする本文に反します。5についても、設備を整えた後に利用者の感じ方を確認する必要があります。

したがって、正解は3です。

問題29

本文中で駅の構内の例が挙げられている理由として、最も適切なものを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 公共施設では、音声案内より文字案内を優先すべきだと示すため。
  2. 必要な音でも、多すぎたり小さすぎたりすると、役割を十分に果たせないことを示すため。
  3. 駅の騒音は、列車の作動音だけを減らせば解決できることを示すため。
  4. 警告音は利用者に不快感を与えるため、原則として使うべきではないと示すため。
  5. 駅では利用者の感じ方に関係なく、すべての音を同じ大きさにすべきだと示すため。
解答と解説を見る

【解答】
2

【解説】

駅では、列車の到着や危険を知らせる音が必要です。しかし、案内放送や警告音が多すぎれば、重要な情報が埋もれてしまいます。一方で、必要な案内を小さくしすぎれば、聞き取れない利用者が出てきます。

この例は、音を単純に増やしたり減らしたりするのではなく、その音が果たす役割に応じて調整する必要があることを示しています。

1について、本文は音声案内より文字案内を優先すべきだとは述べていません。3は対策を列車の音だけに限定しているため誤りです。4は警告音の必要性を否定しており、本文と反対です。5も、音の役割に応じた調整を求める本文と一致しません。

したがって、正解は2です。

問題30

本文全体を通して、筆者が最も主張したいことを、次の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

  1. 快適な空間をつくるには、施設内の音量を可能な限りゼロに近づけるべきである。
  2. 音環境の問題は個人の好みで決まるため、客観的に検討することはできない。
  3. 苦情が出ていない施設では、音による負担は発生していないと判断できる。
  4. 快適な音環境には、必要な音を届けつつ、場所の目的や利用者に応じて不要な負担を抑える工夫が必要である。
  5. 施設の音環境は、音量の測定結果だけを基準に決めるのが最も公平である。
解答と解説を見る

【解答】
4

【解説】

本文では、音をすべてなくすことが快適な環境につながるとは限らないと述べています。安全や案内に必要な音もあれば、一定の背景音が安心感を生む場合もあります。

そのため、場所の目的や利用者の状況を考慮し、必要な音は聞き取りやすくしながら、不要な音や響きによる負担を抑える必要があります。また、音量の測定だけでなく、利用者の意見も組み合わせて検討することが求められます。

1は無音を目標にしているため誤りです。2について、感じ方に個人差があっても、測定結果や意見を使って検討できます。3は、声を上げにくい利用者を見落とす可能性があるため誤りです。5も、音量だけでは十分ではありません。

したがって、正解は4です。

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第1章 割合・損益の問題

問題1

ある店舗の在庫は、月初に800個あった。月の前半に在庫の20%を販売し、その後、残った在庫の25%を販売した。

月の後半の販売後に残った在庫は何個か。

1.420個
2.440個
3.460個
4.480個
5.500個

解答と解説を見る

【解答】
4.480個

【解説】

月初の在庫は800個です。

まず、月の前半に20%を販売したので、残った在庫は全体の80%です。

80%=0.8

800×0.8=640個

次に、残った640個の25%を販売します。

販売後に残る割合は、

100%-25%=75%

です。

75%=0.75

640×0.75=480個

したがって、月の後半の販売後に残った在庫は480個です。

正解は 4 です。

【注意点】

20%と25%を足して、全体の45%を販売したと考えてはいけません。

後半の25%は、月初の800個ではなく、前半の販売後に残った640個を基準にしています。

検算

前半の販売数は、

800×0.2=160個

です。

前半終了時の在庫は、

800-160=640個

です。

後半の販売数は、

640×0.25=160個

です。

最終的な在庫は、

640-160=480個

となります。

問題2

ある団体には、男性が60人、女性が40人所属している。そこへ女性が20人新たに加わった。

変更後、女性は団体全体の何%を占めるか。

1.50%
2.52%
3.55%
4.58%
5.60%

解答と解説を見る

【解答】
1.50%

【解説】

変更前の人数は、

男性60人+女性40人=100人

です。

女性が20人加わると、女性の人数は、

40+20=60人

となります。

団体全体の人数も20人増えるので、

100+20=120人

となります。

変更後の女性の割合は、

60÷120=0.5

です。

百分率に直すと、

0.5×100=50%

となります。

したがって、変更後、女性は団体全体の50%を占めます。

正解は 1 です。

【注意点】

女性が20人増えたため、女性の人数だけでなく、団体全体の人数も増えています。

変更前の100人を分母にしてはいけません。

問題3

原価1,000円の商品に、原価の50%の利益を見込んで定価をつけた。

この商品を定価の20%引きで売ったとき、売価はいくらか。

1.1,000円
2.1,100円
3.1,500円
4.1,200円
5.1,300円

解答と解説を見る

【解答】
4.1,200円

【解説】

まず、定価を求めます。

原価の50%の利益を見込むので、定価は原価の150%です。

150%=1.5

したがって、

1,000×1.5=1,500円

です。

次に、定価の20%引きで売るので、売価は定価の80%です。

80%=0.8

したがって、

1,500×0.8=1,200円

となります。

正解は 4 です。

【注意点】

この問題では、計算が2段階になる点に注意します。

まず、原価1,000円に50%の利益を見込んで定価をつけます。

この時点で、

1,000×1.5=1,500円

となります。

ここで求めた1,500円は、割引前の定価です。

次に、定価の20%引きで売るため、売価は定価の80%になります。

1,500×0.8=1,200円

です。

「50%の利益」と「20%引き」を単純に差し引いて、

50%-20%=30%

だから、原価の130%である1,300円と考えるのは誤りです。

50%の利益は原価を基準にした割合であり、20%引きは定価を基準にした割合です。

基準になる金額が違うため、それぞれの段階を分けて計算することが大切です。

問題4

原価1,200円の商品に、原価の50%の利益を見込んで定価をつけた。

この商品を定価の20%引きで売ったとき、利益はいくらか。

1.120円
2.240円
3.300円
4.360円
5.600円

解答と解説を見る

【解答】
2.240円

【解説】

まず、定価を求めます。

原価の50%の利益を見込むので、定価は原価の150%です。

150%=1.5

したがって、

1,200×1.5=1,800円

です。

次に、定価の20%引きで売るので、売価は定価の80%です。

80%=0.8

したがって、

1,800×0.8=1,440円

です。

利益は、

売価-原価

で求めます。

1,440-1,200=240円

となります。

正解は 2 です。

【注意点】

この問題では、「売価」と「利益」を混同しないように注意します。

定価の20%引きで売った後の売価は、

1,440円

です。

しかし、問題で聞かれているのは売価ではなく利益です。

そのため、売価1,440円から原価1,200円を引いて、

1,440-1,200=240円

とします。

また、50%の利益と20%引きを単純に差し引いて、

50%-20%=30%

と考えるのも誤りです。

50%の利益は原価を基準にした割合であり、20%引きは定価を基準にした割合です。

第2章 速度・距離・時間

問題5

時速54kmは分速何mか。

1.600m
2.750m
3.800m
4.900m
5.1,080m

解答と解説を見る

【解答】
4.分速900m

【解説】

時速54kmは、1時間に54km進む速さです。

まず、54kmをmに直します。

54km=54,000m

です。

1時間=60分なので、分速は、

54,000÷60=900m

となります。

したがって、時速54kmは分速900mです。

正解は4です。

別の考え方

時速を分速に直すときは、

時速のkmを1,000倍して、60で割ります。

54×1,000÷60=900

となります。

問題6

ある自動車が、最初の30分間を時速40kmで走り、その後の1時間を時速60kmで走った。

この自動車が進んだ距離は、全部で何kmか。

1.60km
2.65km
3.70km
4.80km
5.90km

解答と解説を見る

【解答】
4.80km

【解説】

速さが途中で変わる場合は、それぞれの区間で進んだ距離を求めてから合計します。

最初の30分を時間に直すと、

30÷60=0.5時間

です。

最初の30分間に進んだ距離は、

40×0.5=20km

です。

その後の1時間に進んだ距離は、

60×1=60km

です。

したがって、進んだ距離の合計は、

20+60=80km

となります。

正解は4です。

問題7

ある人が、自転車で30kmの道のりを時速15kmで走った。途中で30分間休憩した。

休憩時間を含めた全体の平均の速さは、時速何kmか。

1.10km
2.12km
3.13km
4.14km
5.15km

解答と解説を見る

【解答】
2.時速12km

【解説】

まず、実際に自転車で走っていた時間を求めます。

時間は、

距離÷速さ

なので、

30÷15=2時間

です。

休憩時間は30分なので、

30÷60=0.5時間

です。

休憩を含めた全体の時間は、

2+0.5=2.5時間

です。

平均の速さは、

総距離÷総時間

で求めます。

したがって、

30÷2.5=12

となります。

よって、休憩時間を含めた全体の平均の速さは、時速12kmです。

正解は2です。

【注意点】

休憩中は移動していませんが、問題では「休憩時間を含めた全体の平均の速さ」を求めています。

そのため、総時間には30分の休憩を含めます。

問題8

ある地点Aと地点Bの間は120km離れている。

地点Aから地点Bまでは時速40kmで進み、地点Bから地点Aまでは同じ道を時速60kmで戻った。

往復全体の平均の速さは、時速何kmか。

1.44km
2.46km
3.48km
4.50km
5.52km

解答と解説を見る

【解答】
3.時速48km

【解説】

往復全体の平均の速さは、

総距離÷総時間

で求めます。

往路の距離は120km、復路の距離も120kmなので、総距離は、

120+120=240km

です。

往路にかかった時間は、

120÷40=3時間

です。

復路にかかった時間は、

120÷60=2時間

です。

総時間は、

3+2=5時間

です。

したがって、往復全体の平均の速さは、

240÷5=48

となります。

よって、時速48kmです。

正解は3です。

【注意点】

時速40kmと時速60kmを単純に平均して、

40+60=100

100÷2=50

としてはいけません。

往路と復路では移動時間が異なるため、平均の速さは必ず、

総距離÷総時間

で求めます。

第3章 仕事算

問題9

ある仕事をAさんが1人で行うと12日、Bさんが1人で行うと18日、Cさんが1人で行うと36日かかる。

Aさん、Bさん、Cさんの3人が一緒に作業すると、この仕事は何日で終わるか。

1.4日
2.5日
3.6日
4.12日
5.22日

解答と解説を見る

【解答】
3.6日

【解説】

仕事全体を1とします。

Aさんは12日で仕事を終えるので、1日に進める仕事量は、

1/12

です。

Bさんは18日で仕事を終えるので、1日に進める仕事量は、

1/18

です。

Cさんは36日で仕事を終えるので、1日に進める仕事量は、

1/36

です。

3人で1日に進める仕事量は、

1/12+1/18+1/36

です。

分母を36にそろえると、

1/12=3/36

1/18=2/36

1/36=1/36

なので、

3/36+2/36+1/36=6/36=1/6

です。

3人では1日に仕事全体の1/6を進めます。

したがって、仕事全体を終えるには、

1÷1/6=6日

かかります。

正解は 3 です。

【注意点】

この問題では、3人の作業日数をそのまま足したり、平均したりしてはいけません。

選択肢4の12日は、最も速いAさん1人の日数をそのまま選んでしまうミスです。

選択肢5の22日は、

12日、18日、36日の平均

として考えてしまった場合の誤答です。

共同作業では、日数ではなく、1日あたりの仕事量を足して考えます。

問題10

ある仕事をAさんが1人で行うと10日、Bさんが1人で行うと20日かかる。

Aさんが1人で4日作業したあと、AさんとBさんが一緒に残りを作業した。

2人で作業した日数は何日か。

1.3日
2.4日
3.5日
4.6日
5.10日

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【解答】
2.4日

【解説】

仕事全体を1とします。

Aさんは10日で仕事を終えるので、1日に進める仕事量は、

1/10

です。

Aさんが4日作業すると、進めた仕事量は、

1/10×4=4/10=2/5

です。

残りの仕事量は、

1-2/5=3/5

です。

次に、AさんとBさんが一緒に作業します。

Bさんは20日で仕事を終えるので、1日に進める仕事量は、

1/20

です。

2人で1日に進める仕事量は、

1/10+1/20

です。

分母を20にそろえると、

1/10=2/20

なので、

2/20+1/20=3/20

です。

残りの3/5を2人で作業するので、必要な日数は、

3/5÷3/20

です。

分数の割り算なので、

3/5×20/3=4

となります。

したがって、2人で作業した日数は4日です。

正解は 2 です。

【注意点】

この問題では、前半と後半で作業する人数が変わります。

まずAさんが1人で4日作業した分を求め、その分を全体から引いて残りを出します。

選択肢4の6日は、

Aさん1人なら10日かかる仕事から4日分を引いて、

10-4=6日

と考えてしまう典型的なミスです。

しかし、後半はAさんとBさんの2人で作業するため、1日あたりの仕事量が変わります。

問題11

ある仕事をAさんとBさんが一緒に行うと5日で終わる。

また、Aさんが1人で行うと15日かかる。

AさんとBさんが一緒に2日作業したあと、Bさんが作業をやめ、残りをAさんが1人で行った。

Aさんはその後、何日作業すれば仕事を終えられるか。

1.6日
2.9日
3.10日
4.13日
5.15日

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【解答】
2.9日

【解説】

仕事全体を1とします。

AさんとBさんが一緒に行うと5日で終わるので、2人で1日に進める仕事量は、

1/5

です。

2人で2日作業すると、進めた仕事量は、

1/5×2=2/5

です。

残りの仕事量は、

1-2/5=3/5

です。

Aさんは1人で15日かかるので、1日に進める仕事量は、

1/15

です。

残りの3/5をAさん1人で行う日数は、

3/5÷1/15

です。

分数の割り算なので、

3/5×15=9

となります。

したがって、Aさんはその後9日作業すれば仕事を終えられます。

正解は 2 です。

【注意点】

この問題では、最初の2日間はAさんとBさんの2人で作業しています。

そのため、2日間で進む仕事量は、

Aさん1人の2日分

ではなく、

2人合わせた仕事量の2日分

です。

選択肢4の13日は、

Aさん1人で15日かかるところから、すでに作業した2日を引いて、

15-2=13日

と考えてしまうミスです。

選択肢5の15日は、Aさんが最初から1人で全体を行う場合の日数です。

第4章 集合

問題12

あるアンケートで100人に、犬と猫のどちらが好きかを聞いた。

犬が好きな人は52人、猫が好きな人は48人、犬だけが好きな人は30人だった。

犬も猫も好きな人は何人か。

1.12人
2.18人
3.22人
4.30人
5.48人

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【解答】
3.22人

【解説】

犬が好きな人52人には、犬だけが好きな人と、犬も猫も好きな人が含まれています。

犬だけが好きな人は30人です。

したがって、犬も猫も好きな人は、

52-30=22人

です。

正解は 3 です。

【注意点】

「犬が好きな人」は、「犬だけが好きな人」ではありません。

犬が好きな人の中には、犬も猫も好きな人も含まれます。

そのため、犬が好きな人から犬だけが好きな人を引けば、両方好きな人が求められます。

問題13

ある学校の生徒90人に、電車通学と自転車通学について聞いた。

電車で通学している人は42人、自転車で通学している人は36人、どちらでもない人は24人だった。

電車でも自転車でも通学している人は何人か。

1.12人
2.14人
3.16人
4.18人
5.20人

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【解答】
1.12人

【解説】

全体は90人で、どちらでもない人は24人です。

したがって、電車または自転車の少なくとも一方で通学している人は、

90-24=66人

です。

電車通学42人と自転車通学36人を足すと、

42+36=78人

です。

この78人には、電車でも自転車でも通学している人が2回数えられています。

少なくとも一方で通学している人は66人なので、

78-66=12人

が、電車でも自転車でも通学している人です。

正解は 1 です。

【注意点】

「どちらでもない人」がある場合は、まず全体から引いて、少なくとも一方に当てはまる人数を求めます。

42+36=78人をそのまま使うと、両方に当てはまる人を二重に数えてしまいます。

第5章 確率

問題14

袋の中に、赤い玉が4個、青い玉が3個、白い玉が2個入っています。

この袋から玉を同時に2個取り出すとき、2個が同じ色である確率はいくらですか。

1.1/6
2.2/9
3.1/4
4.1/3
5.5/18

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【解答】
5.5/18

【解説】

玉は全部で、

4+3+2=9個

あります。

9個から2個を選ぶ組合せは、

9C2=9×8÷2=36通り

です。

ここで、記号「9C2」は、9個から順番を区別せずに2個を選ぶ方法の数を表します。

次に、同じ色の玉を2個選ぶ場合を数えます。

赤を2個選ぶ場合

4C2=4×3÷2=6通り

青を2個選ぶ場合

3C2=3通り

白を2個選ぶ場合

2C2=1通り

したがって、条件を満たす選び方は、

6+3+1=10通り

です。

よって、求める確率は、

10/36=5/18

となります。

正解は5です。

【注意点】

2個を同時に取り出すため、

  • 赤、青
  • 青、赤

は別の取り出し方として数えません。

順番を区別しないので、順列ではなく組合せを使います。

問題15

男性5人、女性3人の合計8人の中から、委員を3人選びます。

少なくとも1人は女性を選ぶとき、選び方は全部で何通りありますか。

1.40通り
2.42通り
3.46通り
4.48通り
5.50通り

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【解答】
3.46通り

【解説】

「少なくとも1人は女性」とは、次の3つの場合を含みます。

  • 女性1人、男性2人
  • 女性2人、男性1人
  • 女性3人

これらを分けて数えることもできますが、今回は反対の場合を引く方が簡単です。

まず、8人から3人を選ぶ方法は、

8C3=8×7×6÷(3×2×1)=56通り

です。

次に、「女性を1人も選ばない場合」を考えます。

これは男性5人の中から3人を選ぶ場合なので、

5C3=5×4×3÷(3×2×1)=10通り

です。

したがって、少なくとも1人は女性を選ぶ方法は、

56-10=46通り

です。

よって、正解は3です。

【別の考え方】

女性の人数ごとに分けると、次のようになります。

女性1人、男性2人

3C1×5C2=3×10=30通り

女性2人、男性1人

3C2×5C1=3×5=15通り

女性3人

3C3=1通り

したがって、

30+15+1=46通り

となります。

【注意点】

「少なくとも1人」は、1人だけという意味ではありません。

女性が2人または3人選ばれる場合も含める必要があります。

また、委員は役割の違いがないため、選ばれる順番は区別しません。

問題16

袋の中に、赤い玉が5個、青い玉が3個入っています。

この袋から玉を同時に2個取り出すとき、赤い玉と青い玉を1個ずつ取り出す確率はいくらですか。

1.15/28
2.3/8
3.5/14
4.1/2
5.15/32

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【解答】
1.15/28

【解説】

袋の中の玉は全部で、

5+3=8個

です。

8個から同時に2個を選ぶ方法は、

8C2=8×7÷2=28通り

です。

次に、赤い玉と青い玉を1個ずつ選ぶ方法を数えます。

  • 赤い玉は5個から1個選ぶので5通り
  • 青い玉は3個から1個選ぶので3通り

したがって、

5×3=15通り

です。

よって、求める確率は、

15/28

となります。

正解は1です。

【別の考え方】

取り出す順番を区別して考えることもできます。

先に赤、次に青

5/8×3/7=15/56

先に青、次に赤

3/8×5/7=15/56

この2つを足すと、

15/56+15/56=30/56=15/28

となります。

【注意点】

「赤、青」と「青、赤」は、順番を区別すれば別の場合です。

ただし、同時に2個取り出す方法では順番を区別しないため、組合せを使って数えることができます。

第6章 推論

A・B・C・D・Eの5人が、左から右へ1列に並ぶ。並び方について、次のことが分かっている。

  • BはAのすぐ右にいる。
  • CはDより左にいる。
  • Eは左端にも右端にもいない。

以上の条件をもとに、問題に答えなさい。

問題17

次のうち、起こる可能性があるものはどれか。

1.Aが左から5番目にいる
2.Bが左から5番目にいる
3.Cが左から2番目にいる
4.Dが左から4番目にいる
5.Eが左端にいる

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【解答】

2.Bが左から5番目にいる

【解説】

条件を満たす並びは、次の6通りです。

パターン左から右への並び
1A・B・C・E・D
2A・B・E・C・D
3C・A・B・E・D
4C・D・E・A・B
5C・E・A・B・D
6C・E・D・A・B

各選択肢を確認します。

1.Aが左から5番目にいる
BはAのすぐ右にいなければならないため、Aを5番目には置けません。

2.Bが左から5番目にいる
「C・D・E・A・B」や「C・E・D・A・B」が成立します。

3.Cが左から2番目にいる
条件を満たす6通りに、Cが2番目となる並びはありません。

4.Dが左から4番目にいる
条件を満たす6通りに、Dが4番目となる並びはありません。

5.Eが左端にいる
Eは左端にも右端にもいないという条件に反します。

したがって、正解は2です。

問題18

Aが左から4番目にいるとき、必ず正しいものはどれか。

1.Cが左端にいる
2.Dが左から2番目にいる
3.Eが左から3番目にいる
4.CとEが隣り合っている
5.DがEより左にいる

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【解答】

1.Cが左端にいる

【解説】

Aが4番目の場合、BはAのすぐ右にいるため5番目です。

残るC・D・Eを1~3番目に置きます。

  • CはDより左
  • Eは左端には置けない

という条件から、成立する並びは次の2通りです。

パターン左から右への並び
1C・D・E・A・B
2C・E・D・A・B

各選択肢を確認します。

選択肢パターン1パターン2判定
1.Cが左端必ず正しい
2.Dが2番目×必ずではない
3.Eが3番目×必ずではない
4.CとEが隣り合う×必ずではない
5.DがEより左×必ずではない

どちらの並びでもCが左端にいます。

したがって、正解は1です。

問題19

Eが左から4番目にいるとき、Bが入る可能性のある位置はどれか。

1.1番目だけ
2.2番目だけ
3.3番目だけ
4.2番目または3番目
5.3番目または5番目

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【解答】

4.2番目または3番目

【解説】

Eが4番目となる並びは、次の2通りです。

パターン左から右への並びBの位置
1A・B・C・E・D2番目
2C・A・B・E・D3番目

したがって、Bが入る可能性のある位置は、2番目または3番目です。

正解は4です。

【注意点】

「BはAのすぐ右にいる」という条件では、AとBを一つのまとまりとして考えると整理しやすくなります。

また、「起こる可能性があるもの」は、条件を満たす具体例を1通り示せれば正しいと判断できます。一方、「必ず正しいもの」は、成立するすべての並びで共通する必要があります。


P・Q・R・S・Tの5冊の本を、左から右へ1列に並べる。並べ方について、次のことが分かっている。

  • QはRのすぐ左にある。
  • PはSより左にある。
  • Tは左端にも右端にも置かない。
  • PとQは隣り合わない。

以上の条件をもとに、問題に答えなさい。

問題20

次のうち、条件を満たす並びはどれか。

1.P・Q・R・T・S
2.P・S・T・Q・R
3.Q・R・T・S・P
4.T・P・S・Q・R
5.Q・P・T・R・S

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【解答】

2.P・S・T・Q・R

【解説】

各選択肢を確認します。

選択肢QはRのすぐ左PはSより左Tは両端でないPとQは隣り合わない判定
1満たす満たす満たす満たさない不可能
2満たす満たす満たす満たす可能
3満たす満たさない満たす満たす不可能
4満たす満たす満たさない満たす不可能
5満たさない満たす満たす満たさない不可能

したがって、条件をすべて満たすのは、

P・S・T・Q・R

です。

正解は2です。

問題21

Qが左端にあるとき、右端にある本はどれか。

1.P
2.Q
3.R
4.S
5.T

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【解答】

4.S

【解説】

Qが左端にある場合、RはQのすぐ右にあるため2番目です。

残るP・S・Tを3~5番目に置きます。

  • PはSより左
  • Tは右端には置けない

という条件から、成立する並びは次の2通りです。

パターン左から右への並び
1Q・R・P・T・S
2Q・R・T・P・S

どちらの並びでも、右端にある本はSです。

したがって、正解は4です。

問題22

Tが左から2番目、Sが左から3番目にあるとき、Qは左から何番目にあるか。

1.1番目
2.2番目
3.3番目
4.4番目
5.5番目

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【解答】

4.4番目

【解説】

Tが2番目、Sが3番目なので、残るP・Q・Rを1・4・5番目に置きます。

QはRのすぐ左にあるため、QとRを入れられる連続した位置は4・5番目だけです。

したがって、

  • Qは4番目
  • Rは5番目

となります。

また、PはSより左にある必要があるため、Pは1番目です。

1番目2番目3番目4番目5番目
PTSQR

したがって、Qは左から4番目です。

正解は4です。

【注意点】

「QはRのすぐ左にある」という条件では、QとRを、

Q・R

という一つのまとまりとして考えます。

「PはSより左にある」は、PとSが隣り合うという意味ではありません。

第7章 順列

問題23

A・B・C・D・E・Fの6人を一列に並べます。

AとBが隣り合わない並べ方は、全部で何通りありますか。

1.240通り
2.360通り
3.480通り
4.600通り
5.720通り

解答と解説を見る

【解答】
3.480通り

【解説】

まず、条件を考えずに6人を一列に並べる方法を求めます。

6人の並べ方は、

6!=6×5×4×3×2×1=720通り

です。

次に、AとBが隣り合う並べ方を求めます。

AとBを1つのまとまりと考えると、

  • A・Bのまとまり
  • C
  • D
  • E
  • F

の合計5つを並べることになります。

この5つの並べ方は、

5!=120通り

です。

さらに、AとBの並び方には、

  • A・B
  • B・A

の2通りがあります。

したがって、AとBが隣り合う並べ方は、

120×2=240通り

です。

求めるのは、AとBが隣り合わない並べ方なので、

720-240=480通り

です。

よって、正解は3です。

【注意点】

「AとBが隣り合わない場合」を直接数えるよりも、

全体-AとBが隣り合う場合

と考える方が簡単です。

また、AとBを1つのまとまりにした後も、その中には「A・B」と「B・A」の2通りがあることを忘れないようにします。

問題24

2個のサイコロを同時に投げます。

出た目の合計が10以上になる確率はいくらですか。

1.1/12
2.1/9
3.5/36
4.1/4
5.1/6

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【解答】
5.1/6

【解説】

2個のサイコロの出方は、

6×6=36通り

あります。

合計が10以上になるのは、合計が、

  • 10
  • 11
  • 12

の場合です。

それぞれの出方を書き出します。

合計が10

  • 4と6
  • 5と5
  • 6と4

3通りです。

合計が11

  • 5と6
  • 6と5

2通りです。

合計が12

  • 6と6

1通りです。

したがって、条件を満たす場合は、

3+2+1=6通り

です。

求める確率は、

6/36=1/6

です。

よって、正解は5です。

【注意点】

2個のサイコロでは、

  • 1個目が4、2個目が6
  • 1個目が6、2個目が4

は別の出方として数えます。

また、「10以上」には、10・11・12が含まれます。

問題25

A・B・C・D・Eの5冊の異なる本を一列に並べます。

AとBの間に、必ず1冊だけ本が入る並べ方は全部で何通りありますか。

1.24通り
2.36通り
3.48通り
4.60通り
5.72通り

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【解答】
2.36通り

【解説】

AとBの間に1冊だけ本が入るため、AとBの位置番号の差は2になります。

AとBが入る位置の組は、次の3通りです。

  • 1番目と3番目
  • 2番目と4番目
  • 3番目と5番目

それぞれの位置の組について、AとBの左右の並び方は、

  • Aが左、Bが右
  • Bが左、Aが右

の2通りです。

したがって、AとBの位置と順番の決め方は、

3×2=6通り

です。

残りのC・D・Eを空いている3か所に並べる方法は、

3!=3×2×1=6通り

です。

よって、並べ方の総数は、

6×6=36通り

です。

したがって、正解は2です。

【注意点】

「AとBの間に1冊だけ入る」とは、AとBの位置番号の差が2になるという意味です。

例えば、

  • A・C・B
  • B・D・A

のような並びです。

AとBが隣り合う場合や、間に2冊以上入る場合は含みません。

問題26

1から6までの数字が1つずつ書かれた6枚のカードがあります。

この中から同時に2枚を選ぶとき、2枚の数字の和が偶数になる確率はいくらですか。

1.1/5
2.1/3
3.3/8
4.2/5
5.1/2

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【解答】
4.2/5

【解説】

2つの整数の和が偶数になるのは、次の2つの場合です。

  • 偶数+偶数
  • 奇数+奇数

1から6までには、

  • 偶数:2・4・6の3枚
  • 奇数:1・3・5の3枚

があります。

まず、6枚から2枚を選ぶ全体の方法は、

6C2=6×5÷2=15通り

です。

偶数を2枚選ぶ場合

3C2=3通り

奇数を2枚選ぶ場合

3C2=3通り

したがって、和が偶数になる選び方は、

3+3=6通り

です。

よって、求める確率は、

6/15=2/5

となります。

正解は4です。

【注意点】

和が偶数になるのは、偶数と奇数を1枚ずつ選ぶ場合ではありません。

  • 偶数+奇数=奇数
  • 偶数+偶数=偶数
  • 奇数+奇数=偶数

という関係を整理してから数えると、間違いを防げます。

第8章 表の読み取り

問題27

次の表は、ある商品の月別販売個数を示したものである。

販売個数
4月320個
5月400個
6月360個
7月480個

4月から7月までの販売個数の平均は何個か。

1.350個
2.360個
3.370個
4.380個
5.390個

解答と解説を見る

【解答】
5.390個

【解説】

まず、4か月分の販売個数を合計します。

320+400+360+480=1,560個

4か月の平均を求めるので、

1,560÷4=390個

です。

したがって、平均販売個数は390個です。

正解は 5 です。

【注意点】

平均を求めるときは、合計を出したあと、データの個数で割ります。

この問題では4か月分なので、4で割ります。

問題28

次の表は、ある書店のジャンル別売上を示したものである。

ジャンル2023年売上2024年売上
小説120万円150万円
ビジネス書180万円210万円
学習参考書160万円200万円
雑誌90万円80万円

2024年の売上合計は、2023年の売上合計より何万円多いか。

1.70万円
2.80万円
3.90万円
4.100万円
5.110万円

解答と解説を見る

【解答】
3.90万円

【解説】

まず、2023年の売上合計を求めます。

120+180+160+90=550万円

次に、2024年の売上合計を求めます。

150+210+200+80=640万円

2024年の売上合計が2023年より何万円多いかを求めるので、

640-550=90万円

です。

したがって、2024年の売上合計は2023年より90万円多いです。

正解は 3 です。

【注意点】

1つのジャンルだけで比較するのではなく、各年の合計を出してから差を求めます。

問題29

次の表は、ある市の公共施設の利用者数を曜日別に示したものである。

曜日図書館体育館市民ホール
月曜180人120人90人
火曜210人150人110人
水曜240人160人130人
木曜220人140人120人

水曜の3施設合計利用者数は、月曜の3施設合計利用者数の約何倍か。
ただし、小数第2位を四捨五入し、小数第1位まで求めるものとする。

1.1.2倍
2.1.3倍
3.1.4倍
4.1.5倍
5.1.6倍

解答と解説を見る

【解答】
3.1.4倍

【解説】

まず、月曜の3施設合計利用者数を求めます。

180+120+90=390人

次に、水曜の3施設合計利用者数を求めます。

240+160+130=530人

水曜が月曜の約何倍かを求めるので、

530÷390=1.358…

です。

小数第2位を四捨五入し、小数第1位まで求めるため、

1.358… → 1.4倍

となります。

したがって、水曜の3施設合計利用者数は、月曜の約1.4倍です。

正解は 3 です。

【注意点】

「何人多いか」ではなく「約何倍か」を問われています。

差ではなく、割り算で比を求めます。

また、小数の処理条件があるため、指定どおり小数第1位まで求めます。

問題30

次の表は、あるECサイトの広告媒体別の広告費と注文数を示したものである。

広告媒体広告費注文数
検索広告240,000円120件
SNS広告180,000円90件
動画広告300,000円100件
メール広告80,000円80件

1件の注文を獲得するためにかかった広告費が最も低い広告媒体はどれか。

1.検索広告
2.SNS広告
3.動画広告
4.メール広告
5.検索広告とSNS広告

解答と解説を見る

【解答】
4.メール広告

【解説】

1件の注文を獲得するためにかかった広告費は、

広告費÷注文数

で求めます。

検索広告は、

240,000÷120=2,000円

SNS広告は、

180,000÷90=2,000円

動画広告は、

300,000÷100=3,000円

メール広告は、

80,000÷80=1,000円

です。

最も低いのはメール広告です。

正解は 4 です。

【注意点】

広告費の金額だけを見ると、メール広告は最も少ないですが、この問題では「1件あたりの広告費」を求める必要があります。

広告費を注文数で割って比較します。

SPI非言語を解くコツ

SPI適性検査の非言語は、数学というより「解法パターンの試験」です。

実際には次の分野が頻出です。

・割合
・損益
・速度
・仕事算
・確率
・集合
・推論

SPIでは問題パターンがほぼ固定されているため、頻出問題を30〜100問程度解くと解答スピードが大きく上がります。

さらに本格的なSPIの頻出問題集はこちらの記事で無料で徹底的に紹介してますので、こちらの記事も参考にしてくださいね。

SPI頻出問題集を言語と非言語の分野一覧まとめ

SPI頻出問題集を言語と非言語の分野一覧は参考になりましたでしょうか。

SPIは能力検査と言語分野・非言語分野・性格検査によって構成されており、その中でも言語と非言語は多くの受験者が苦戦するポイントとして知られています。しかし、SPIの能力検査は出題パターンが比較的固定されているため、頻出問題の分野を理解して対策を行うことで得点を大きく伸ばすことが可能です。

SPI言語分野の特徴と出題意図について

SPIの言語分野は、日本語の読解力や語彙力、論理的思考力を測ることを目的とした問題で構成されています。企業がこの分野を導入する理由は、ビジネスの現場では文章の理解や言葉の使い方が非常に重要になるためです。例えば、メールの文章を正しく理解する能力や、報告書を論理的に読み取る力、相手に分かりやすく説明する力などは、社会人として必要不可欠なスキルといえます。SPI言語では、こうした能力を短時間で測るために、一定のパターン化された問題が出題される傾向があります。そのため頻出分野を理解しておくことで、初見の問題でもスムーズに解けるようになります。

SPI言語の頻出問題分野「語句の意味」

SPI言語の中でも特に頻繁に出題される分野が語句の意味です。この問題では、ある言葉の意味として最も近いものを選択する形式が出題されます。例えば「的確」「促進」「概念」など、日常生活ではあまり使わない語彙が出題されることもあります。こうした問題では、語彙力だけでなく文脈を読み取る力も重要になります。単語そのものの意味を覚えることも大切ですが、実際には文章の流れから意味を推測する力も問われています。そのためSPI対策としては、単語帳のように機械的に覚えるだけでなく、例文の中で言葉を理解する練習を行うことが効果的です。

SPI言語の頻出問題分野「二語の関係」

二語の関係もSPI言語の代表的な出題形式です。この問題では、二つの言葉の関係性を理解し、同じ関係に当てはまる言葉を選択することが求められます。例えば「教師:学校」という関係があった場合、同じ関係を持つ組み合わせを選ぶ問題などが出題されます。この問題は語彙の知識だけではなく、論理的に関係性を整理する力が重要です。企業がこの問題を出題する理由は、物事の関係を構造的に理解する能力を測るためです。ビジネスでは情報を整理し、要素同士の関係を把握する力が必要になるため、その基礎的な思考力がSPIで確認されていると考えられます。

SPI言語の頻出問題分野「熟語の成り立ち」

熟語の成り立ちの問題では、二字熟語がどのような意味関係で構成されているかを判断する問題が出題されます。例えば同じ意味を重ねた熟語、反対の意味を組み合わせた熟語、主語と述語の関係になっている熟語などを見分ける問題です。この分野は中学国語の知識に近い内容ですが、久しぶりに見ると戸惑う受験者も多い分野です。対策としては、熟語の意味を理解するだけでなく、その構造を意識することが重要になります。

SPI言語の頻出問題分野「長文読解」

SPI言語の後半では長文読解問題が出題されることがあります。この問題では数百文字程度の文章を読み、内容に合致する選択肢を選ぶ形式が一般的です。長文読解では語彙力よりも論理的読解力が重要になります。特にSPIでは文章全体の主張を把握する能力が問われるため、細かい部分よりも筆者の結論や主旨を素早く見つけることがポイントになります。時間制限が厳しい試験であるため、すべてを丁寧に読むのではなく、段落ごとの要点を把握しながら読む練習が必要です。

SPI非言語分野の特徴と出題意図について

SPIの非言語分野は、数学的思考力や論理的計算力を測るための問題です。ここで重要なのは、高度な数学知識が求められるわけではないという点です。実際には中学レベルの数学が中心であり、難しい公式よりも計算のスピードや問題のパターン理解が重要になります。企業が非言語問題を重視する理由は、仕事において数値データを扱う場面が多いためです。売上の計算やデータ分析、業務の効率化など、数値を扱う能力は多くの職種で必要とされます。そのためSPIでは基礎的な数理処理能力を確認する目的で非言語問題が出題されています。

SPI非言語の頻出問題分野「割合と損益」

非言語の中でも最も頻出と言われているのが割合と損益の問題です。この分野では商品の値引き、利益率、原価計算などを扱う問題が出題されます。例えば原価と利益率から販売価格を求める問題や、値引き後の価格から元の定価を求める問題などが代表例です。ビジネスにおいても利益計算は重要なテーマであるため、この分野は多くの企業で出題されています。

SPI非言語の頻出問題分野「速度と距離」

速度と距離の問題もSPIの定番分野です。時速や移動時間、距離の関係を使って計算する問題が出題されます。例えば二人が異なる速度で移動した場合の距離差や、列車の平均速度を求める問題などが典型的です。この分野では公式を覚えるというよりも、「距離=速度×時間」という基本関係を正しく使えるかどうかが重要になります。

SPI非言語の頻出問題分野「仕事算」

仕事算はSPI特有の分野として知られています。この問題では、複数の人が作業を行った場合にどれくらいの時間で仕事が終わるかを求める問題が出題されます。例えばAは6日で仕事を終え、Bは12日で終える場合、二人で作業すると何日で終わるかといった問題です。こうした問題では、仕事量を「1」として考える解法がよく使われます。仕事算は一度解き方を理解すると解答スピードが大きく向上する分野です。

SPI非言語の頻出問題分野「確率と集合」

確率と集合もSPIの頻出分野の一つです。確率ではサイコロやカード、くじなどを題材にした問題が出題されます。集合問題では複数のグループに属する人数を求める問題が代表的です。例えば英語と数学が好きな学生の人数から、どちらも好きでない人数を求める問題などが典型例です。これらの問題では図や表を使って整理することで、計算ミスを減らすことができます。

SPI頻出問題を対策する重要性について

SPIの能力検査は一見すると幅広い分野が出題されるように見えますが、実際には出題パターンがかなり限定されています。そのため頻出分野を重点的に練習することで、短期間でも得点を大きく伸ばすことが可能です。特に言語分野では語句の意味や二語関係、非言語分野では割合や速度、仕事算などが毎年のように出題されています。こうした分野を中心に問題集を繰り返し解くことで、本番でも落ち着いて解答できるようになります。

SPI対策では難問を解くことよりも、基本問題を素早く正確に処理する力を身につけることが重要です。頻出問題のパターンを理解し、解き方を体に覚えさせることが高得点への近道といえるでしょう。SPIは対策次第で結果が大きく変わる試験でもありますので、計画的に頻出問題を練習しておくことが就職活動を成功させるための重要なポイントになります。

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「就活マップ」立ち上げの経緯はこちらよりご確認ください。

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この記事を書いた人

WEB業界で20年以上勤務。コミュニティサイト運営・管理後、WEB広告業界に従事。新卒の就活を支える事が今後の日本経済を支える事と信じ、ESやWEBテスト、面接対策など、能力はあれど苦手とする選考で躓いてしまう学生を支えて本来の実力を発揮してもらえるように日夜コンテンツを追加・ブラッシュアップ中。

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